最近訪問した店 短評編 2011-27

8月3日のブログで、福島原発敷地内の高濃度汚染スポットは

わずか3ヶ所のはずがない

と書きましたが、またまた当たってしまいました。(株とスポーツは当たらないんですけど)
原子炉建屋内を含めて順調に

5000ミリシーベルト 4000ミリシーベルト

などのホットスポットが登場してきております。当初東電は3ヶ所の高濃度汚染は

ベントによるもの

と言っていましたが、外に出すベントでなぜ建屋内が高濃度になるのか。炉内含めて容器や配管がジャジャ漏れ、もといダダ漏れなのではないか。
建屋外のホットスポットは、水素爆発などで放射性物質(燃料棒もあるかも)が飛び散っただけのこと。そうでなければ、なぜこんなに大量の

セシウム藁やセシウム牛

が発生するのか説明がつきません。細野原発相も

炉心の状態がどうなっているかまったくわからない

と言っているのですから、換言すれば

燃料棒含め放射性物質が飛び散っていないとは断言できない

と言うことでしょうか。海産物からもセシウムが検出されたとも聞きます。新米もどのような状態になっているのか。
こんな現状でも原発は必要だと熱弁を振るっている経団連や首長、政治屋や役人が存在しているのですから日本は不思議な国であります。

さて3店です。

かわむら(銀座)
前回の訪問では「持っている」友里、数少ない出入り禁止店の主人がタニマチにゴチになっているところに出くわしてしまいました。京味でも幸村主人がタニマチに連れられて食べているところを目撃しているだけに、「持っている」ものは祐ちゃん並みでありましょう。
今回は個人的な接待での訪問。いつもは頼まないアワビなど高級食材も見栄張って頼みまして、この店はヒレ肉だけではないと言うことを確認しました。

鮨 さいとう(溜池山王)
9ヶ月先しか予約が入らないと自称する鮨 三谷と違って、

本当に昼夜とも連日満席(席がすべて埋まっているという意味)

の鮨屋。今回は夜の2回転目にやっともぐり込めました。1年ぶりの訪問だったかも。
なかなか予約が難しい店ですが、夜の2回転目(20:30頃)で日時を指定しなければ、そう遠くない日に行けるようです。
〆タネは少なくどちらかというと海鮮度が高い鮨でありますが、人気の通りまずまず満足しました。

みかわ(六本木)
アフタームービーでの訪問。夜は1万500円のコースしかありません。
海老はわずか2尾。キス、稚鮎、アオリイカ、メゴチ、穴子、茄子、シイタケ、アスパラで天丼か天茶でコースは終了。食材の質も普通で若い揚げ手の腕も並レベル。足りないので追加をいくつか頼んでしまった。CP悪いお店でありました。

友里征耶の週間食日記 2011-16

訴訟経過とまではいきませんが、1週間経っての状況報告。
「鮨 嘉瑞」からは今のところ訴状どころか内容証明もまだ来ておりません。
通常のスタイルなら、いきなり提訴ではなくまずは内容証明で謝罪なり訂正、削除などを要請してくるもの。ボクシングでいうジャブみたいなもので、そのやりとりがうまくいかない場合提訴となるわけです。
あの発言(訴訟を考えている)は単なるブラフだったのか。それとも移転先である祇園の物件で忙しくて弁護士と打ち合わせが出来ないのか。まさか受けてくれる弁護士が見つからないということではないでしょう。
友里が枕を高くして寝られるのは当分ないというか、ビクビクしながらの毎日がこれからも続くと思うと、楽しみ、もとい憂鬱であります。

さて週間食日記です。

月曜日
夜:銀座の鮨屋
紹介制と言われている高額鮨屋。この時期弱いと言う鮪が、鮪に強い鮨屋ではどういうものかを試すための久々の訪問でありました。
今回初めて知ったのですが、シャンパンなどは持ち込めるんですね。
コテコテの江戸前ではありませんが、鮪だけではないタネ質の良さを再確認した訪問でした。

火曜日
夜:虎ノ門の自称ビストロ
ダンチューのタイアップ広告で「ポトフ」が美味しそうだったので予約。しかしシェフが

ポトフは夏が美味しい

と言っていたのに、スタッフはこの時期はないとの返答。重ねてお願いして特別に用意してもらいました。この店の一番の問題は喫煙可ということ。テラス席だけではなく店内もオッケーでありましたから驚きであります。
肝心のポトフは期待はずれ。水と食材だけで造っているとのことでしたが、私には化粧の濃い味付けに感じました。まるで業務用のストックを使用しているかのような食後感でした。最近2軒で食べたベッコフの方がはるかに美味しいものでありました。

水曜日
昼:銀座のスープカレー
夜:新橋の和食
夏はやっぱりカレーでしょうか。急に辛い物が食べたくなり訪問しました。野菜の摂取も出来ました。
夜は鱧や鮎など夏の食材を楽しみました。不景気は高額紹介制和食にも及んでいるのかもしれません。2回転はしていなかったような・・・

木曜日
昼:六本木ヒルズの野菜寿司
夜:銀座のフグ屋
朝のTVに釣られての野菜寿司。元電通マンを夫に持つパティシエの店だと知っていたら訪問しなかったでしょう。イケメン風のバイトみたいな男性がご飯に野菜タネを乗せていくのですが、CP悪すぎでありました。
夜はフグ屋で鱧尽くし。落とし、焼き、しゃぶしゃぶと、フルコースのほか、天然鰻も美味しゅうございました。

金曜日
昼:大手町の四川料理
夜:中央区のフレンチ
昼は再び再開発ビル内の四川料理店。酸っぱいものが食べたくなりまして酸辣湯を頼みました。可もなく不可もなし。
夜はフレンチ。高かったけどでかい岩牡蠣には満足。何故かある冷製パスタやハンバーグみたいな半生ステーキも面白かったです。

土曜日
夜:伊豆高原のホテル
ペットと一緒の二泊三日の旅行。わずか3組のプチホテル(でも部屋はデカかった)で、家庭料理の延長線上の料理でありました。

日曜日
夜:修善寺の旅館
これまたペットと一緒に泊まれる食泊施設。前日と違って本格的な旅館和食でありました。

国民は菅退陣を望んでいるのか

NYダウが暴落しております。この原稿を書いている段階で下げ幅は

500超え

下げ幅はなんと4%を超えております。為替も日本政府が円売り・ドル買いの介入をしたにもかかわらず効果は限定的。一時的に円が80円を超えましたが、また79円台に戻っております。
本日の株式市場、かなりの波乱があるのではないでしょうか。先日空売り銘柄をわずかな利益で買い戻したばかり。

友里が買ったら下がる、売ったら上がる

の定説通りとなってしまいました。結果論でありますが、もう少し我慢していれば次の海外旅行費が捻出できたと唇を噛んでおります。

昨日突然走った激震ニュースの三菱重工と日立の統合。現在のところ棚上げされたようですが、この話に一人取り残された東芝に生き残りの手はあるのか。
第一四半期が減収減益にもかかわらず、未だに通期予想が大震災・福島原発大事故前に掲げた数字を変えない増収増益のまま。友里には理解不能であります。

過ちては改むるに憚ることなかれ

東芝の辞書に上記の諺を載せることを進言したい。

最近のTVで、菅さんの続投を望んでいる国民が意外に多いとの報道がありました。コメンテーターの中には堂々と

脱原発の流れを止めないようもっと頑張ってもらいたい

というようなことまで言う人も。世間(実は大マスコミ)は?

皆が辞めることを期待している

と世論誘導していますが、実際は違うのか。何度も主張しますが、ワン・イシュー解散総選挙だと批判されている

脱原発解散総選挙

友里以外に期待している国民は多いのではないでしょうか。
政権交替しても何ら変化がなかった日本の政官業の癒着システム。変人を通り越しておかしいとまで言われている菅さんが原発ムラを破壊したら、この癒着システムが少しはなくなるのではないかと考えます。でもソフトバンクを中心にした

再生エネルギー村

が形成されてしまったら、元も子もないかも。
また菅さんが退陣して新しい政権になったら「原発依存に戻るのではないか」との問いかけに対する解説委員(TV局関係と記憶)の

当初は原発の再稼働が出来ないとは誰も思わなかった。しかしこのままなら来年春にはすべての原発が止まってしまう。よって誰が新首相となっても脱原発(縮原発)の流れは止まらない。

との発言に私は憤慨したのです。

おいおい、大事な人(友里征耶)を忘れてもらっては困る

福島大事故まもなくから、

13ヶ月で定検に入る原発の再稼働は首長がゴーサインを出さないから無理

と主張し続けていたからです。そういえばウエスティンと東芝が政府と東電に出した

10年で廃炉できる

という提案も、当初からブログで机上の空論と否定しておりました。
こう言っては傲り高ぶりだとお叱りをいただくかもしれませんが、そこらの自称原発専門家や学者先生よりこと原発問題に関しては

友里征耶の方がはるかに先見の明がある

大マスコミは無理(日頃から批判しているので)としても、なぜ夕刊紙や週刊誌が友里に取材をしないのか。他のどの人より

的を射た解説

ができると自負しているだけに残念であります。世の中はレッテル、つまり肩書きが重要です。

辛口グルメ評論家

がいくら原発問題の真相を語っても、誰も信じないんでしょうね。肩書き変更を検討している今日この頃であります。