読売新聞やNHKでは民主党代表選の現時点での票読みをしております。
読売では、海江田氏が100票、それに前原氏、野田氏、鹿野氏が50票前後で続いているとか。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110827-OYT1T00884.htm?from=top
NHKは同じく海江田氏が100票ながら、次は野田氏の60票、前原氏は50票ほどと報道。国民的人気の前原氏が意外に伸びていない現状、不思議であります。性格的な問題で、党内に支持が広がらないのでしょうか。逆に主役から一転して泡沫候補になったと揶揄された野田氏の健闘が目立ちます。
このままでは過半数とれず海江田氏が1位、2位に入るこの3者のだれか(馬淵さん、すみません)との決選投票となる可能性が高い。
前原氏か野田氏のどちらかが2位につけた場合、両陣営が合体する可能性があるのではないか。そうなると雪なだれ的に反小沢で固まってしまうかもしれません。一本化で鹿野氏を口説き損ねたと聞いた小沢陣営、決選投票では取り込むことが得きるのでしょうか。
鹿野氏が間違って2位になって本心から「やる気」が出てしまった場合はどうか。正面から小沢陣営の海江田氏と対立するわけですから、前原・野田の反小沢陣営が鹿野氏についたら海江田氏は一巻の終わり。
今は死んだふりしている反小沢・殺小沢陣営ですが、海江田氏が首相になる可能性は結構少ないかもしれません。
傍観者の友里としましては、世界中で資本主義が行き詰まってしまった現在、誰が首相になっても日本の「右肩下がり」は避けられないだけに、親だろうが反だろうがどちらが首相になっても楽しみ。
海江田さんが勝った場合、仙谷さんが果たして小沢陣営から仕返しをうけるかどうか。「殺仙谷」となったら面白いのですが、そうはならないかも。
前原さんや野田さんが勝ったら、小沢陣営の弱体化が更に進むでしょうから、それはそれで1つの見所となります。
まあ、最優先課題の1つ言われる原発事故は、神や仏が首相にならない限り誰がやっても
お手上げ状態
水かけるだけしか対策がなく、なるようにしかなりませんから変わりがないでしょう。
どうせ原発事故が収束しないなら、日産のように、大枚はたいてしがらみのない外人を首相にした方が、日本を抜本的に転換できるかもしれません。
さて3店です。
蟻月
「絶品レストラン」出版の打ち上げで関係者と訪問。一時ほどの予約困難さはないようですが、店内は満席でありました。
結構合コンの場として使っているグループが多いんですね。モツやキャベツをつつきながらお目当てを探し合うとは、合コンもかなり変化してきたようです。
数多くのツマミを食べ、夏バージョンの炎のもつ鍋と赤のもつ鍋(甘口醤油ベース)の2種でお腹一杯。満足しました。
今回は白のもつ鍋を食べなかったので、翌日はそれほどのニンニク臭は残らなかったようです。
祇園末友
久々の訪問。昨年辺りから感じていたのですが、間人から入れているという食材が結構美味しい。たとえば赤貝。松葉蟹ばかりではなくなんで赤貝が良いのかわかりませんが、大きくて質もかなり良かった。
秋田ではなかったジュンサイや、素揚げの鮎、そして焼き鱧も悪くはありませんでした。
津やま
東京では希少な単品対応してくれる高額割烹。久々の訪問で感じたのは、以前より味が濃くなったかも。それでも東京和食としては許容範囲であります。
関西と違って寝かせている「あこう」もまずまず。鱧の落としは小さかったですが、ここの梅肉は好みなだけに満足。キンキの煮付け、キンピラや卯の花といった小料理のあと、スペシャリテの鴨肉ミンチ入りの冷やしトマト、〆は鯛茶でお腹一杯となりました。
しかしこの日だけだったのか、カウンターは寂しい限り。東京では単品割烹はウケないのでしょうか。