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店訪問
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- 2011年11月20日(日)|
いつの間にか第6戦まで行っていたプロ野球日本シリーズ。両チームとも3勝3敗で本日最終戦とのことですが、その存在をすっかり忘れておりました。
思えば友里が若かりし頃、日本シリーズの注目度は、それは凄いものがありました。当時はデイゲームだったと記憶しておりますが、喫茶店などではオンタイムでTV放映を流し、それを見たさに仕事中のサラリーマンが集まっていたものです。今の状況で日本シリーズをデイゲームにしたら、TV視聴率なんて惨憺たるものになってしまうのではないでしょうか。
久々にスポーツネタを扱いましたので、ここは得意(不得意?)の予想をしてみたいと思います。ずばり
日本一は中日
ではないかと。今年で辞める落合監督が日本一になったら、契約を打ち切った中日本社への
大きな皮肉
になりますから友里的にも面白いと思っております。でもサッカーW杯から外しっぱなしの友里予想、こうなると明日の新聞は
ソフトバンク 日本一!
の見出しが舞っていることでしょう。?
ところで清武の乱、讀賣側にも焦りがあるのではないでしょうか。電撃解任の正当性を示したいが為、専務取締役の長嶋茂雄氏と監査役の御手洗冨士夫氏の発言を発表したからです。
清武氏の言動はあまりにもひどい。戦前、戦後を通じて巨人軍の歴史でこのようなことはなかった。解任は妥当だと思います(長島氏)
清武氏の解任に賛成いたします。本日の取締役会で指摘された解任理由はその通りだと思います(御手洗氏)
ナベツネから、もとい会社(讀賣グループ)から報酬を貰っている取締役と監査役のお二人。彼らは清武氏個人に何ら借りはないですから
讀賣側に有利な発言をするのは当たり前
ではありませんか。ナベツネが悪いと思っていても、彼らが報酬やポストを捨てるのを覚悟で「ナベツネが悪い」と言うはずがないのは
サルでもわかる
ことであります。
大企業の利益、もとい大企業の役員の利益しか考えない経団連の元会長に、世間知らずで子供の思考のまま老人になってしまった長嶋氏。まともな発言をするはずがないのは誰でもわかると思っていたのですが、
あの長嶋さんが言うならその通りだ
とコメントする純粋無垢な人の街頭インタビューがいくつも流れておりましたから、私は日本の将来を諦めたのであります。
さて3店です。
レカン
超久々の訪問。この夜は週末だったにも関わらず客は我々入れてわずか3組、それは寂しいディナーでありました。
貧すれば鈍する、客が少ないから仕方ないのかもしれませんが、メニューにある岩牡蠣はもうこの時期ないとか。それならメニューに載せるな。
メインの仔羊も昼に出過ぎてなくなったと言われましたが、今日は金曜日だぞ。数人前の食材しか用意していないのか。昼に設定されているいくつかのコースを後で確認しましたが、メインはいずれも仔羊ではなかった。朝から品切れだったのではないかと疑ってしまいます。
でも数少ない中から選んだトマトのベニエに小鳩の膀胱包み、実は美味しかったんです。ワインも値付けの安いものがありまして、結構満足してしまったことを最後に付け加えさせていただきます。
シェフが誰なのかまったく知りませんが、店にない幻の仔羊料理も美味しいかもしれません。
世良田
食べ仲間たち4名での訪問でありました。最初はJ.C.オカザワが絶賛する化学調味料てんこ盛りの「忠弥」へ行く予定でしたが変更して良かった。仲間たちは初訪問でしたが満足して皆さん帰宅されたようです。
萬来園
こちらも超久々の訪問。大井町にある街場中華の雰囲気ながら支払いは高額な中国風料理店です。
オヤジさんと女将と息子の3人での掛け合い調理は健在。全部で10皿くらいでたでしょうか、都度主人と相談しながらその日オススメという食材と調理で食べる料理を決めていきます。今回は最後の上海蟹を除いて結構満足したかも。
以前は一人3万円くらいかかった記憶がありますが、今回は2万数千円。安くはなったとは言え、外観や内装にまったく似合わない高額請求でありました。
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店訪問
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- 2011年11月19日(土)|
讀賣グループ内の清武の乱、あのヘタレだった自民党の加藤の乱と同じくあっさり収束してしまいそうです。昨日の臨時取締役で清武氏、簡単に解任されてしまいました。
世の嫌われ者・ナベツネに批判が集まって有利に交渉できると思ったのでしょうが、さすが押紙をカウントしているとはいえ世界一の発行部数を誇る読売新聞。その影響力を恐れて自称識者たちが讀賣援護に回ってしまったこともあり、わずかな週刊誌の記事だけでは世論を味方につけることが出来なかった清武陣営でありました。
このまま加藤氏と同じく埋没してしまうのでしょうか。こういう場合、「肉を切らせて骨を断つ」ことが必須でありますが、ナベツネの骨を断つ術があの記者会見だけだとしたら、同席した弁護士はまったくの
無策
としか言いようがありません。清武サイドは法的対応をちらつかせておりますが、見城幻冬舎社長の「タダ飯批判」を受けた山本益博氏を例に出すまでもなく
口に出して提訴に踏み切る人は皆無に近い
だけに、このまま世から消滅してしまう可能性が高いでしょう。そういえば、同じく友里に法的対応をほのめかした
鮨 嘉瑞
もう4ヶ月になりますがまだ何の連絡もありません。勿論、京都か大阪かわかりませんが、新店の案内状も来ておりません。
蛇の生殺しといいますか、友里が枕を高くして寝られるようになるのは何時になるのでしょうか。
さて店評価ブログに、四の橋のフレンチ「ラビラント」と麻布十番の和食「幸村」をアップしております。ぜひお立ち寄りください。
それでは週間食日記です。
月曜日
夜:銀座の鮨屋
この地へ移転したのはよかったのかどうか。たまにですが何時行っても盛況感がありません。移転前は悪くないと思っていたのですが、この客入りだからか「可もなく不可もなし」の食後感でありました。
火曜日
夜:銀座の和食
この時期の旬ものといえば松茸。丹波ものではありませんでしたがそれなりに楽しみました。
水曜日
夜:1万円和食
この価格でなぜ「丹波の松茸」が出せるのか不思議。とはいえ、先にいわれなければ岩手か長野か丹波かわからない友里でありますが、丹波産と書かれた箱に入った松茸をふんだんに食べまくりました。
店に言わせると、この時期は「感謝セール期間」だとかで出血営業とのことでした。
木曜日
夜:台東区のフレンチ
半年ぶりの訪問。3回目の訪問でしたが、前回飲んだワインを店側が覚えていたのが不思議でありました。顔バレしているのかもしれません。
金曜日
夜:港区の和食
この週が松茸のピークでありました。今年はいつもに増して食べる機会が多かったと思います。松茸料理以外も美味しかったです。
土曜日
夜:内食
日曜日
夜:内食
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旅行記, 自慢
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- 2011年11月18日(金)|
本日のブログは今回の旅行中の食べた自慢であります。
ここ数年、パリの3つ星でメニューに白トリュフを使用した料理を見るようになりました。白トリュフ、本来はイタリアがホームのはずで具を入れないタリオリーニ(タヤリン)やリゾットか、半熟玉子にシンプルにスライスを振りかけるもの。玉子料理は別にして、フレンチではどうなのかと敬遠していたのですが、昨年からちょっと頼むようになりまして今年は2店でチャレンジしました。その結論は
高いだけで頼むほどのものではない
ランブロワジーではしっかり「アルバ産」とありましたが、どちらの店の白トリュフも香りが緩い。ソースなどに絡まってしまうため更に存在感をなくしていると思います。
白トリュフを使用した皿はかなり付加価値をつけられるので(100ユーロを優に超えている)店にとっては打ち出の小槌でありますが、イタリアで食べる機会がある人には必要ないものではないでしょうか。
今回の旅行で食べた2皿の写真をアップします。
まずはランブロワジーのドーバーソールです。158ユーロでしたが、大きな壺のようなものに入っていた白トリュフ、香りは最初から緩かったです。

ランブロワジー ドーバーソール
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続いてブリストルの玉子料理です。これは厨房で白トリュフを玉子の周りに貼り付けて出てきました。振りかけたものではないようです。湿気を含んでしまいますから当然香りは立ちにくい調理法だと思います。
110ユーロですが食材は玉子のみ。白トリュフの価格を考慮に入れても良い商売していると思います。(アルバではキロ3000ユーロから4800ユーロでした)

ブリストル 玉子 1
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そして中身はどうかとナイフを入れた写真です。

ブリストル 玉子 2
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やはり本場ではないですから、日本ほどではないかもしれませんが白トリュフはフレッシュではありません。今後この時期にパリなどを訪れたとしても、白トリュフ料理を頼むことはないでしょう。