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床屋談義, 店訪問
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- 2011年12月18日(日)|
新党オバケというのでしょうか。年末のこの時期になりますと、政党助成金をめぐって新党設立の噂が出てきます。
今年も国民新党の亀井氏や民主党の小沢氏(党員資格停止中なので正確には違うか)が新党をつくるのではないかと言われておりますが、前原さんの言葉を借りるとオバケのようなもので
出る、出るといっても出ない
のではないでしょうか。
先日二人の政治家がTVで面白いことを言っておりました。まずは今注目の橋下大阪市新市長。要約ですが
今の政治家は八方美人的な話しかいわないで当選するから実行力がない。反対も多い政策を掲げて当選してこそ実行力を発揮できる
というもの。確かにその通りでありまして、反対者を制して当選してしまえば、その政策を実行することは容易になるでしょう。
こんな事をいうと何されるかわかりませんが、発売中の週刊新潮も書いていたように、次期衆院選では
宗教法人課税
を訴える政党が出現することを期待したい。週刊新潮によりますと「4兆円」をひねり出すことが出来るとのことでしたが、私はもっと多いのではないかと思っております。
各宗教法人の組織票に頼っている国会議員がほとんどですから、こんな政策を打ち出す政治家がでてくるとは思いませんが、当事者(宗教で飯食っている方々)以外のほとんどの人が心の中ではそう考えているのではないでしょうか。
国民総背番号制と共に宗教法人課税を導入すれば、消費税なんて上げなくても良いと私は考えます。
宗教で飯食っている方々は、宗教で世の人々は救われるから特別だと主張するかもしれませんが、この日本の一大事なとき
自ら国民の義務である税を支払って世の人々のために尽くす
という発想を抱けないものなのでしょうか。なぜ税金を払いたくないのか、彼らにその理由を聞いてみたいものです。
もう一人は元参議院議員の共産党・小池氏。
政党助成金なんて貰うな
受け取りを辞退している共産党だから言えることですが、主義は異なってもこの主張には友里賛成。出席していた他の党のセンセイ達は何の反論も出来ず黙っているだけでした。
さて3店です。
トルナヴェント
店評価ブログで最近アップしましたので多くは語りませんが、何時行っても満足。そして予約が入れやすい。
食べ仲間によりますと関西にはこのような郷土色あるイタリアンがないそうで、すから、上京の際は江戸前鮨だけではなく、こちらの店もぜひ試しに訪問していただきたいものです。関西の「なんちゃってイタリアン」には行けなくなるかもしれませんけど。
アン テリブル
週刊文春の食味探検隊員がカツカレーを絶賛していた銀座のビストロ。早速4人で行ってきました。
ジャガイモとアーティチョークのコンフィ、鹿のソーセージ、大人ハンバーグ(フォアグラ入り)、牛頬肉の煮込みなどを食べましたが悪くはなかった。勿論カツカレーも食べました。塩がきつい感じでしたがこれもまずまずか。
銀座のはずれでも店内はカウンター、テーブルと満席でありました。再訪してから本評価したいと思います。
坊野
西麻布の廉価天麩羅店。夏オープンして200円引きの天丼(昼のオープン記念)などを食べていたのですが、夜に行ってきました。
4500円の最高値コースを食べたのですが、身内から疑問の声もありましたが私は高額天麩羅の半分以下のお支払いの割には半分以上の満足感。
次回は2500円の最安値コースにチャレンジしてみようと考えて店を後にしました。
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店訪問
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- 2011年12月17日(土)|
持ってる友里、先日も局所的ではありますが有名人に遭遇してしまいました。出張帰りに伊丹空港のJAL搭乗口に友里が立っていたと思ってください。
優先搭乗を待っている客の中に、いやに恰幅が良い人がいたんですね。かなりのボリュームの方でして目立ったため顔を見てみたら
青柳の小山裕久さん
ではありませんか。かなりの暑がりのようで、搭乗券を扇子代わりにしておりました。
そういえば、徳島の「虎屋壺中庵」の帰りの飛行機でも、そしてこの伊丹空港でも遭遇していましたっけ。伊丹で2回目の遭遇とは、大阪に何か拠点でもあるのでしょうか。
そういえば同じJAL機内で、想像以上に背が小さかった小池徹平さんや、お付きの者を何人も引き連れていた浜崎あゆみさんにも遭遇していました。モテる、もとい、持ってる友里、健在です。
さて週間食日記は先日行ったパリ&アルバ旅行です。
月曜日
夜:LES PETITS PLATS
昨年も行った人気ビストロ。ブログでちょっと書きましたが、Pieds Paquets(トリップなどを入れた煮込み 18ユーロ)の野菜が小芋だらけなのは残念でした。でもワインの値付けも安いので(シャテルドンも安い)連日満席(日本人や東洋人はいなかった)なのは当然でしょう。
火曜日
昼:LE BEC ROUGE
夜:L’AMBROISIE
昼は友里掲示板で読者から教えていただいたアルザス料理店。シュークルートだけではなく、突き合わせのすね肉のボリュームにもびっくりしました。
夜は3つ星店。これまたブログでちょっと触れましたが、去年より食後感はよくなかったです。
水曜日
昼:Relais Saint Michel
夜:L’Astrance
昼は生まれて初めてプレサレを経験。肉自体に塩味など変わった味わいを感じませんでしたが、変な脂の癖もなくある意味美味しい仔羊でありました。
夜はソースが出ない3つ星店。2年ぶりでしたが今回は結構日本人客を見ました。ワインペアリング付きのコースが40ユーロも値上がっていたのにワインのレベルはかなり落ちておりガッカリ。
料理は今の流行なのかスパイシーな味付けの皿が多かったです。この店を訪問したら、カンテサンスでソースを使った料理が原則出ない(出せない)理由がおわかりいただけることでしょう。
木曜日
昼:D‘Alsace
夜:LE BRISTOL
昼はシャンゼリゼ通りに面したアルザス料理店。でも前菜はブロンなど生牡蠣を堪能。メインはシュークルートにしました。
夜は3年連続でブリストルへ。頼んだメインは勿論「野兎のロワイヤル」。トラペの古めのワインともよく合い、美味しゅうございました。
金曜日
夜:Locanda dell’Arco
アルバ郊外の山の中の小さなレストラン。2年ぶりの訪問です。こんな立地でも店内は満席。料理はコースで40ユーロくらい、ピエモンテの家庭料理に近いと言われております。盛り上がって頼んだ64年のモンフォルティーノ(リスト外)と共に美味しくいただきました。
土曜日
昼:トリュフ祭り会場の簡易食堂
夜:La Ciau del Tornavento
昼は会場内で。しかしチケット買って立ちながら食べるのに値付けが高いんですね。白トリュフ掛けのパスタや玉子が40ユーロ超えでした。その割にはたいした質でも量でもなかった。
夜は気に入っていて3年連続の訪問。超満席でありました。
バーニャカウダ、トンナート、白トリュフ掛けタヤリンの他、フィナンツェーラにチャレンジ。鶏の肺、心臓、肝などが入った煮込みで酸味が面白いものでした。癖があって万人ウケしないかもしれません。
日曜日
昼:ENOCLUB
夜:LA REI
今年の白トリュフ祭りは不景気だからか最終日だというのに閑散としていました。無理かと思ったのですが飛び込みで入れてラッキー。
アルバと関係なかったですが、イベリコ生ハムとブラのサルシッチャ入りのリガトーニを頼みました。
夜は一度行ってみたかった超豪華ホテルのメインダイニング。
特筆すべきは門外不出と言われる(大袈裟か)ブラのソーセージ。生で団子のような盛りつけででてきました。他にも頼んでおりましたので食べきれなかったというか途中で下げられてしまったのが残念。
白トリュフはリゾット、タルタル、ココット玉子に掛け、去勢鶏の煮込みで〆ました。珍しいのでブラのソーセージの写真を貼り付けます。

ブラのソーセージ
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問題提起
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- 2011年12月16日(金)|
福島第一原発に関して2つの報道がありました。ネタ不足ではありませんが、本日は久々に原発ネタを取り上げます。
野田首相、冷温停止宣言
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111216-OYT1T00065.htm?from=main1
まだこんなつまらない儀式をやろうとしているのですから呆れるばかり。以前のブログで何回も書きましたが、
燃料棒が抜け落ちた原子炉近辺の温度が安定してもまったく意味がない
のであります。
発熱する燃料棒がないのですから、そんなところの温度が100度以下で安定してもまったく意味がない。
例えにふさわしいかはわかりませんが、火事に例えれば、類焼(延焼)しているのに燃え尽きた家が鎮火したのを確認して喜んでいるようなものではありませんか。
抜け落ちた燃料棒がどうなっているかは神のみぞ知り得ること。ドジョウごときがわかるはずがありません。
意味のない冷温停止宣言、ほとんどのマスコミが突っ込み無しで報道しているのが不思議であります。
もう1つは廃炉に関してであります。
福島第一原発の廃炉作業の工程表の最終案が明らかになりました。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E7E2E2908DE3E7E3E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
なんと廃炉完了まで
40年
はかかるというものです。隠蔽体質の政府と東電のことですから、本当の廃炉期間は更に延びると考えた方が無難でありましょう。
それにしても東芝・ウエスチングハウス連合軍。今年の4月に廃炉は
10年チョイ
で出来るから廃炉作業の仕事を任せろとのオファーをしていましたっけ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110408/biz11040811480011-n1.htm
しかし当時から友里はブログでそんなことは眉唾だと言ってきました。本当に東芝の言うとおり10年で出来るなら、政府や東電はなぜ40年かかると発表するのか。10年と40年ではその廃炉にかかる費用は雲泥の差があると考えます。未だに東芝グループは
10年で廃炉出来ると言ったのは間違い
と言っていないのではないか。本当にまだ10年で出来ると思っているなら、もっと声を大にして政府や東電に対して働きかけるべきではないでしょうか。防衛省と訴訟をするくらいですからそんなことは簡単ではないか。
10年では無理だと悟っているならば
10年で出来るというのはハッタリでした
と発表する勇気を出すべきだと友里は考えます。