昨日のブログでは、デュッセルドルフ郊外のミシュラン2つ星レストラン「Im Schiffchen」へ行くはずが、タクシーの運転手とのコミュニケーション不足で、ビアレストランの「Zum Schiffchen」へ連れて行かれた失敗談を書きました。
相変わらずのバタバタ旅行、旅慣れていないとアンチの方々から突っ込まれるのを承知で、本日は再び「Schiffchen騒動」(大げさ)です。
和食テイストなどの不味い創作料理ではなく、せっかくなので地元の料理を地元のビールを飲みながら食べたいとのお願いで、デュッセルドルフに住んでいらっしゃった読者から教わったのが昨夜間違えて訪問したビアレストラン「Zum Schiffchen」。
11:30オープンに入店しようと、しっかり店名と住所を書いたメモをホテルのドアマンに見せてから呼んでもらったタクシーに乗り込んだのです。
ところがこのタクシー、ライン川の方とは逆の方へ走り出してしまった。
ちょっと不安になって
どのくらで着くのか
と間接的に質問した後の運転手の回答に私はひっくり返りました。
混んでいるので50分はかかる
15分の聞き間違えかと再度確認しても「50分」。これはおかしいと「Zum Schiffchen」の住所を読み上げたら
なんだ、「Im Schiffchen」ではないのか
とのお言葉。どうやらメモを見せたドアマンが、2つ星の方と間違えて運転手に指示したようなのです。
昨晩と違ってすぐに引き返して大事には至りませんでしたが、まったく紛らわしい店名。地元民でも混乱するくらいですから、どちらか店名を変更してもらいたいものです。
ところでこのビアレストラン。地元のアルトビールに、ザワークラフトスープ、ブラック プディング(ブーダンノワール?)、そしてライニッシャー・ザイアーブラーテン(牛の酸っぱい煮込み)がまずまずで堪能してしまいました。
今夜は同じく2つ星だったのですがウリの「オマール尽くしコース」、味付けが濃くてオマール料理が4皿連続で、飽きてしまって食べきれませんでした。はっきり言って美味しくない。
ミシュランはホント旅人には
罪作り
なガイドであります。
さて、掲示板にも書いた昨晩の「Im Schiffchen」の
フジヤマ料理
の写真を参考に貼り付けます。
山葵(抹茶かも 舐めていないのでわかりません)の粉末を使ってフジヤマを皿に描いておりますが、山葵のクリームと共にフォアグラにはまったくミスマッチの調味料。二度と食べたくない代物でありました。
皆さん、海外へ行っても
ミシュランガイド
には騙されないよう気をつけて下さい。