超久々のビアガーデン

なでしこジャパン、凄い人気であります。昨日は帰国したばかりだというのに、なんと首相官邸にまでかり出されてしまった。
特に沢選手の持ち上げ、褒め称えが過度に感じるのですが、ゲームを諦めなかった「なでしこジャパン」、沢選手には

勘違いしない努力を諦めないで

と申し上げたい。人間は弱いものです。勝ち馬に乗り、負け馬を踏み台にする大マスコミが、いままで何人の人を勘違いさせ、その後の人生を狂わしてしまったことか。スポーツ選手に限らずその数は相当なものがあるでしょう。
人の、特に日本人の気持ちは移りやすいもの。あの女子ソフトボールも北京オリンピックで金メダルをとった時はかなりのフィーバー(死語?)となりましたが、今では人々の記憶の片隅にも残っていないのではないか。
勘違いした人はそう簡単に元に戻れません。勘違いしたまま、マスコミから梯子を外されるというパターンに沢選手親子が陥らないことを祈るばかりであります。

さて先日、神宮外苑にある「森のビアガーデン」へ行ってきました。ビアガーデン、実は友里、人生で行った回数は数回あるかどうか。若い頃、ビル屋上で

女子泥レス(泥の中でレスリングする)

というパフォーマンスに釣られて行ってしまった記憶があるのですが、それ以降足を運んだことはありませんでした。
ある集まりで行った森のビアガーデン、男子大人は4000円で食べ放題、飲み放題でありまして、「・・放題」好きな友里はかなり期待していたのであります。

http://www.rkfs.co.jp/brand/beer_garden_detail.html

森のビアガーデン 1

森のビアガーデン 2

着席してまずはスタッフからシステムの説明がありました。最初はオーダーした飲み物を飲み、その後はビール(生3種)だけは各自で注ぎ放題。ワインやその他の飲み物は都度スタッフに注文しなければなりません。
食べ物は2皿目からは盛り合わせプレート以外にも各肉の単品プレートや野菜も幸せ、焼きそばをスタッフに都度オーダーするシステムであります。

最初のビールを飲みながら運ばれてきた盛り合わせプレートを見て私は落胆してしまった。プレートの写真を取り忘れたのですが、牛、豚、ラム、鶏つくね、ソーセージの肉群。ソーセージとつくねを除いた3種は、見た目だけではどれが牛だか豚だかラムだかわかりにくい質と部位とカット。
4000円で食べ飲み放題ですから多くを期待出来ないのは当たり前ですが、もうちょっとマシなものを予想しておりました。

そしてそれ以上に私の期待を裏切ったのが野菜たちであります。野菜プレートを頼んでも、原価が安い

もやし

ばかりなんですね。宣伝のPDFにある人参はわずか2スライスほど、玉葱もごくわずか、ししとうも1?2ヶでありました。
バーベキューとかジンギスカン鍋などこの手の焼き物に必須の

キャベツがない

焼きそばプレートにだけ、わずかなキャベツを確認することが出来ました。
バーベキューのタレは1種のみ。それを見越して先日の訪問時に購入したピーター・ルーガーのステーキソースと業界のエクスポのスーベニアとしてもらったホットチリソースを持ち込んでいたので、味の変化を楽しむことが出来ました。何しろ肉に味がなかったもので。

4000円で肉らしきものとモヤシ、そして生ビールなど酒類の食べ放題飲み放題なので文句が言えないかもしれませんが、これならあと2000円弱追加して

六本木の豚しゃぶ屋で食べ飲み放題

の方が食後感は良いと悟った次第であります。
「泥レス」のないビアガーデンは、他に熱中するものがありませんから料理に対するハードルが高くなります。
友里の次回のビアガーデン訪問は、泥レスが復活しない限りないでしょう。