最近訪問した店 短評編 29

毎日書道展に入選した知人の作品を見に新国立美術館へ行ったついでに、久々にミッドタウンへ行ってきました。
土曜の昼だというのに閑散としています。特に「ガレリア」と言うのでしたっけ、高額店がある地域は集客が厳しいようです。
客が並んでいたのはピッツァの「ナプレ」だけ。それでも最盛期の数分の一の数でした。
「本日は満席」の札を出していた「ハル ヤマシタ」も、もうその張り紙は見当たらず、中の客は半分くらいか。いつの間にか、2300円のビーフシチュー定食や2850円の「京風ちらし」まで用意していましたから、集客の厳しさがモロに伝わってきます。
ここで「閉店情報」ではなく「開店情報」です。
あの暗闇坂宮下グループの「可不可」が撤退したスペースに、「平田牧場」がオープンしておりました。客入りは半分チョイでしょうか。
他に「回転寿司」も7/29に、カジュアルダイニングゾーンで撤退した店跡に出るようです。
「ダノイ」の撤退跡には、スペインバルがでていました。
オープンしてもうこれほどに「入れ替わり」があるのですから、六本木ヒルズより「回転率」は高いと思います。
さて3店です。
祇園 八寸
読者の方からのおすすめで訪問。客はあまりいませんでしたが、奇を衒わない王道料理で食材もよく、満足しました。結構飲んで支払いは2万円台後半。
主人の息子さんがなぜか東京の「和幸」へ修業に出ていたそうで、あの「小室」の弟弟子だとか。
「小室」の10月の丹波産松茸は、この店のルートで入れているそうです。早いうちに再訪したいと思っております。
先日行った「本湖月」(難波)とは比べものならないのは当たり前か。それにしても「本湖月」はひどかったです。
青空
久々の訪問。「めしとも」で取り上げることを決めたので、一応確認の意味もあり行ってきました。
よく言えば安定している、はっきり書くとまったく変化がない。客は勝手なもので、変化していれば「ぶれた」と言いますから、飲食店経営は大変です。ちょっと値上がったような感じがしました。
八菜懐石 長峰
週刊文春で高評価していたので行ってしまった八菜(やさい)をウリにしている創作和食。野菜の卸の会社の経営のようです。
12600円のコースを頼みましたが、料理人の顔が見えない創作料理でまったく満足しませんでした。
文春では5?6000円のコースを評価したようなので、選択を間違えたということかも。
いかにもダイニング調で、個室も消防対策の関係で安くあげたいためか隔離できず上が抜けていて隣の話し声が丸聞こえです。これじゃ個室の意味がない。
再訪はないでしょう。