本日は現地時刻で朝早くの移動となりますので、イントロなしでの本文突入とします。
今回の実名店は、6月半ばにして今年のワースト和食決定かと思われるほどの食後感を提供してくれた
Brushstroke
辻調とブーレイのコラボというNYの南端にある自称和食店であります。
世間では大変な食通と思われている辻ジュニア(辻調の辻芳樹校長)でありますが、なんちゃって和食の壬生などを絶賛していたので友里は
味音痴というか和食の基本知らずではないか
と以前から思っていたのです。
そんな辻芳樹校長が、売れているとは思えない自著「和食の知られざる世界 (新潮新書)」で己が関与しているのを棚に上げて
大宣伝していたのがこのBrushstroke
なのであります。
今や有名店の幇間に成り下がったとしか思えないマスヒロさんも
ひらめはニューヨークに限る
とか言って、この店を大絶賛していました。
よって友里は今回のNY訪問で早速検証してきたのであります。
食べたのはテイスティングコース。詳しくは後に「店評価ブログ」に書くつもりでありますので、本日はさわりだけとさせていただきます。
まずは茶碗蒸し。
黒トリュフを使うだけでも問題なのに、なんと
トリュフオイル使用の自称和食
でありました。
出汁は甘めという以前の問題、饂飩出汁みたいな感じでありました。
そしてマスヒロさんが絶賛していたヒラメなどの刺身。
トロ、ボタン海老、ヒラメ、カンパチなどでしたが、ヒラメを含めて
養殖ものに劣るとも勝らない代物
特にトロは口に入れるとニュルニュルで気持ち悪くて食べられたものではなく、お酒で無理に飲み込んだくらいでした。
勿論予想通り、添えられていたのは
添加物入りの混ぜ山葵
その他の料理も傑出どころか東京のそこらの居酒屋料理の方が未だマシと思われるレベル。
最後の〆はサーモンと鱒子のご飯。
写真をみればおわかりのように
どこに出しても恥ずかしくない居酒屋料理
でありました。しかもまともなサーモンの味がしない。
これで135ドルなんですが、場所もマンハッタン南端と悪く客入りも半分以下。
昨秋訪問したパリの「奥田」は、真の和食とは思えませんでしたが
Brushstrokeの数10倍はまとも
であったと気づいたのであります。
バックが飲食業界に君臨する辻調より、畑違いの医療業界であるメディカルスキャニングの店(奥田)の方がまともだという不思議。
こんな和食の恥さらしのような店を外国に平然と出すという暴挙の辻調、
もう調理師学校としての使命は終わったとではないか
と友里は問題提起させていただきます。