昨晩、京都生まれではないけど京都在住の方が「薄味」だという店に行ってきました。
薄味だと紹介された2店に行った結論、それは生粋の京都人と自称する作家・柏井壽さんにも言えることなんですが、
京都人、本当は大味好きなんだろ
特に生粋の柏井壽さんは
出汁をしっかり取れば、薄味でも濃い旨みを感じ取れます
普通の頭で考えれば、
濃い旨み=味濃すぎ
じゃないか。以前にも書きましたが、魯山人はじめ自称食通の関西人は
強い旨みがお好き
なようです。
昨晩の店は料亭の形式で個室対応。でも最高値のコースが1万5000円なので、同価格帯の個人店よりCPが悪いとの予想を上回るものでありました。
CPどころか肝心の味も悪い
隣では団体さんが大声で騒いでおりまして
単なる宴会料理店(料理は普通の旅館レベル)
であったのです。
さて本日の実名店は、ドン・チッチョ(シチリア料理)から独立した(サービスと厨房)という
ロッツォ シチリア
です。
アンビグラムより味は薄めでした。
これがシチリア料理なのかわかりません。本家(ドン・チッチョ)にはなかったような・・・
可もなく不可もなくでありました。
根セロリの苦みと玉葱の甘さが面白い。玉葱がおちょっと多く感じましたけど。
これはそれほど甘くなかった。
悪くはないけど唐墨を粉にしているので、第一印象は明太スパのような感じ。
ブラッドオレンジとウイキョウを詰めているようだ。ちょっと焦げすぎかも。
5~6000円のワインを飲んで一人当たり1万円前後でした。