最近何回も話題にしている金沢のご当地料理・ハントンライス。
自称生粋の京都人・柏井壽さんが京都の自称フレンチKEZAKO(実態は和洋折衷創作料理)の
フォアグラ奈良漬け巻
http://www.youtube.com/watch?v=LN-MngFRFdI&feature=youtu.be
と共に好む、奇妙奇天烈な料理であります。
ケチャップで味付けしたバターライスの上に、半熟の薄焼き卵と白身魚のフライを乗せタルタルソースをかけた、一見オープンオムライスのようなもの
読んだだけで(実態はもっと凄いでしょ)ゲップが出そうになるしつこい濃い味料理でありますが、柏井さんは
インパクトがなく地味な存在で平凡な味
週に3日は食べられそう(要約)
恐るべき京都人、生粋ではないですが東京人には
インパクトある盛りつけで一度見たら忘れられない料理
このケチャップ&タルタルソースてんこ盛りの物体を平凡な味と感じる舌は
どんな構造の味蕾細胞なのか
京都人の鉄の舌には脱帽するしかありません。
とはいえ百聞は一見しかずと言います。
最近金沢へ行っていないので、友人の墓参りのついでになるべく早く訪問して、この
インパクトなく地味で平凡な味のハントンライス(あくまで柏井壽さんの談)
を経験してみたいと思います。
さて本日の実名店は香港の中国料理店2店であります。
まずは
天龍軒
さすがリッツ・カールトンの高層階にある店、友里の定説通り印象に残る料理はなかった。疑問が残る料理はありましたけど。
この北京ダック(半羽)、オーダーして10分経たずに出てきた造り置き。皮が香ばしくなく粘っこかった。
同伴者が食べた蛇のスープ。昨年食べた香港島の2つ星の方がはるかに印象的でありました。
翌日行ったのは
香宮
こちらはまずまず満足したのであります。
前日のド派手なダイニング調と違ってよくある「中華」の内装イメージ。
いずれも悪くなかったですが、記憶に残ったのは2皿。
この料理、若い頃よく行った新橋の今はなき
翠園酒家の富貴鶏
と同じではないでしょうか。
魚の種類は「ガルーパ」。普通ピンクだスターなどがついて細分化しているはずですが、これは単なるガルーパだそうです。
今回の香港訪問、今週の日刊ゲンダイでは上記ではない2店を掲載予定です。