本日のブログはパリの最初のディナーのドタバタを書いてみます。
夕方にCDG着なので、体調によってはディナーをパスする可能性がありましたのでレストランの予約はなし。長旅疲れでそのまま寝てしまうかもしれなかったからであります。
ところが機内ではほとんど食事をせずじっくり睡眠。よって18時のホテルチェックイン時には小腹が空いてしまったのであります。
ここは酸味ある料理を食べようと、20時に勝手知ったるシャンゼリゼ通りのアルザス料理店「メゾンン ダルザス」を友里は目指したと思ってください。
この店、大箱でして昨年末のクリスマス当日(25日)でも飛び込みで食べられたほど入店が簡単な店。
ここは久しぶりにブロン000(DRCのモンラッシェ0000ではありません。ブロン牡蠣の超デカイもの)とシュークルートを食べるための訪問でありました。
ところが店前へ行ってビックリ。大箱店に電気が灯っておりません。まさかと近寄ったら、改修工事でクローズではありませんか。
仕方なくまた10分ほどかけてホテルへ戻り、コンシェルジュに他のアルザス料理店を探して貰ったのであります。
電話ですぐさま予約が出来たようで、住所のメモを貰って今度はタクシーに乗ったまでは良かったのですが・・・
聞いたことがない「MOSCOW通り?」とかいうところで降りて店を探したのですが肝心の店が見当たりません。まったく土地勘のない、どちらかというと人通りがない寂しい通り。
こりゃヤバイとメモにある電話番号へかけてもでた相手は目指した店ではなさそうで、フランス語でちんぷんかんぷん。
これはコンシェルジュがデータを間違えたと気づき、タクシーを探したのですがまわりにタクシー乗り場なんてものが見当たらないのです。
10分以上ウロウロしたでしょうか、ますます心細くなりまして、当てずっぽうで歩いてやっと大通りへでて、信号待ちしていたタクシーをみつけてノックして、ようやくホテルへ戻ることが出来たのです。
コンシェルジュにクレームつけたら、彼女はデータの間違いを素直に認めまして、往分の10ユーロを現金で返してくれました。
かなり歩いてお腹がかなり空いた友里、室内でルームサービスをとろうかとも考えたのですが(21:30頃になっていた)、意地になってあくまで外食を選択したのであります。
ゲンが悪いので目指した店「Bec Rouge」(これ去年2回行っていたんですがメモの店名を確認せずタクシーに乗ってしまった。場所はセーヌ川に対してまったく正反対でした)を諦め、新たに探して貰ったアルザス料理店がこの
Chez Jenny
であります。
22時近くだというのに結構満席。まずはアルザスビールを飲みながらメニューをみたら、ここにも生牡蠣があるではないですか。
アルザス料理に生牡蠣があるとは思えませんが、パリのアルザス料理店ではお約束の食材なのかもしれません。
000はなかったのですが、ブロンのNO.3とキブロン産NO.1を頼みました。いずれも3ヶで12ユーロ前後だったでしょうか。
お味はまずまずならがら、やはり岩牡蠣に匹敵する大きさのブロン000を食べたかった。
そしてお次が自家製シュークルートであります。
伝統的な味付けとうたったこのシュークルート、とにかくキャベツが目茶苦茶多い。味的には酸味が弱かったかわりに、クミンやコリアンダーなどの風味を強く感じました。
豚肩ロース、ホワイトソーセージ、スモークベーコン、ストラスブールソーセージは食べきったものの、肝心のシュークルートを食べきることは出来ませんでした。とにかく量が多かったのです。
伝統的な(地元色?)シュークルートの味とはこういうものなのか。ここはますます、本場へ出かけて試さなければならないとあらためて決意したのであります。