友里征耶の週間食日記 2011-26

まずは宣伝です。本日10/22に拙著

グルメの真実(宝島社新書)

が発売となりました。皆様、ぜひ書店で(置いてあればですが)手にとって中身をチェックしてください。

今回は実名を挙げての記述でありますので、ある意味説得力が増したのではないでしょうか。オタク相手の搾り取り商売で儲け続ける放送作家&作詞家&プロデューサー(メタボな方)と寿司屋で人の分までコハダを食べ尽くす品ない女流作家、そして埋没気味のレストラン・ジャーナリスト(女性)以外の店名、料理人名、料理評論家名などは実名で登場いただいているだけに、彼ら関係者のご購入も期待できるのではないかとほくそ笑んでおります。

しかし友里が一番読んでいただきたいと思っている方は

佐藤尚之氏や伊藤章良氏の信奉者たち

であります。知名度低い伊藤さんの信奉者は少ないと思いますが、彼ら

純粋無垢

な方々が、少しでも目を覚ましていただければ、日本の将来も少しは明るくなることでしょう。

前著、絶品レストラン(鉄人社)もよろしくお願いします。

店評価ブログに、虎ノ門のビストロ「ル・プティ・トノー」と四谷の寿司屋「三谷」をアップしております。ぜひお立ち寄りください。

さて週間食日記です。

月曜日
夜:中目黒のイタリアン
ワインの値付けが魅力的な店。今回もミーハー的にレアワインを頼んでしまいましたが、料理もオープン当初よりディープ感を増して良くなってきていると感じました。

火曜日
昼:赤坂の鮨屋
夜:日々谷のグランメゾン
大阪の食べ仲間たちが上京しての昼夜食べまくりの2日間の始まりです。
まず昼は天下の3つ星鮨屋。この日の予約を取るため事前に訪問するなど頑張ったのであります。
夜はまだ予約が簡単なフレンチ。どちらも皆さん満足したようです。?

水曜日
昼:銀座の鮨屋
夜:白金のフレンチ
昼はこれまた3つ星鮨。夜も天下の3つ星フレンチでありました。どちらの店も満席。値下げ競争に疲れ青息吐息の飲食店が多い中、ごくわずかな勝ち組店でありました。

木曜日
夜:四谷の寿司屋
詳しくは店評価ブログをご覧ください。?

金曜日
夜:表参道の野菜がウリの店
知人家族との訪問。奇っ怪な建屋はさすが安藤忠雄氏の設計だけに実用的ではありません。
建物は人が使いやすい、住みやすいのが一番だと思うのですが、なぜに彼の作は奇を衒う設計ばかりなんでしょうか。そして彼に設計を任せる注文主が未だにいるのが私は不思議でなりません。
ところでこのお店、以前より料理が「バイト的」になっておりましてクオリティダウンを感じました。

土曜日
夜:赤坂のホテルダイニング
別の知人家族と訪問。ワインは高く、プリフィクスコースも追加料金などが仕込まれていて料理も結構高くつきました。
オールデイダイニングと称するには、客単価が高すぎです。

日曜日
夜・内食