初めての香港 その4(最終回) 福臨門本店

だらだらと時間をかけて引っ張り続けた香港探訪記も、この4回目で終わりとさせていただきます。
本日はその前に、お詫びと訂正です。

昨日のブログで、「ル・ジュー・ドゥ・ラシェット」の現シェフは、新丸ビルの「オー グー ドゥ ジュール ヌーヴェルエール」のシェフから移動してきたと書きましたが、完全な間違いでありました。
正確には「ヌーヴェルエール」のスーシェフであった高橋氏が「ル・ジュー・ドゥ・ラシェット」の新しいシェフとして移動したという事だそうです。新丸ビルのお店関係者の方からご指摘を受けましたので、ここにお詫びし訂正させていただきます。
なんでもアクセスパブリッシング社の「東京情緒食堂」にそのような誤表記をされてかなり混乱したとのこと。私もすっかり信じて無確認でその情報を垂れ流しておりました。
今後はこのような間違いがないよう、更に気をつける所存であります。

さて香港。最後の晩(といっても2泊しかしていない)は香港島にある「福臨門」であります。

昼間に行ったフーシーズンズの3つ星「龍景軒」と違って、立地も内装もかなりディープ。いかにも香港の中華といった感じでありました。
スターターのしらさえび4匹は美味しかった。フカヒレ(上湯ベース)は大変濃厚なお味でしたが、銀座店で出会ったMSGを感じません。聞けば主催者がMSGフリーをリクエストしていたとのことでした。
ピータンはまずまず。しかし今回の食事でフカヒレ以外に毎回かぶったのはこのピータン。グループ内にすごくお好きな方がいらっしゃるのでしょうか。

衣笠茸・ツバメの巣・ブロッコリーの炒め物もまずまず、豆苗とタケノコのXO醤も辛めで良かった。
牛スジの煮込みと福建炒飯で〆となりましたが、偉そうな言い方で申し訳ありませんが、福臨門を見直したというのが率直な感想です。(銀座店しか知らないのですけど)
?今回の訪問では、干し鮑ふくめ高級食材をはずした選択となりましたが、かえって初訪問の私にはそれが良かったかもしれません。
次回訪問する機会がありましたら、高級食材にもチャレンジしたいと思います。

これを書いていて、「龍景軒」で買ってきたXO醤の存在を思い出しました。たしか賞味期限がそうはなかったと記憶していますので、私が味見する前にもうなくなってしまっているか、期限切れとなってしまっているか、帰宅してから確認することにします。