初めての香港 その2 滿福樓

有楽町西武閉店やエル・ブジ閉店と大きなネタが急に舞い込んだため、シリーズ化しようと思っていた「香港ネタ」をアップするのを忘れておりました。
何人かの読者の方から「どうしたんだ」とのお叱りと催促がありましたので、本日は友里征耶の人生最初の香港料理店訪問記です。

香港島か九龍か迷った宿泊先ですが、知人達のホテルに近いと言うことで九龍サイドのホテルを予約。到着歓迎ではないですが、先に到着していた知人達とホテルのバーで「ウエルカムシャンパン」を楽しんだあと解散し、一人でルネッサンス ハーバー ヴュー ホテル内の「滿福樓」へ向かいました。
まずは地下鉄を利用しようとしましたが、「その1」でも書きました理由で断念。例え地下鉄駅へたどり着けたとしても、肝心の「最寄り駅名」と「ホテル名」を忘れていたので行くことは不可能でありました。
ホテルのドアマンに店名を告げて遠回りされたタクシーでギリギリに到着したのですが、ホテル内のどこに店があるのかよくわからず遅刻してしまったのは、事前勉強を怠ったためであります。

さて、店であらかじめ「オススメコース」を考えて貰っていたものに、若干の修正をお願いして(私はわからないので従っただけ)食事がスタートしました。
ミシュラン香港版では星がついていないタダの掲載店でありますが、初めての香港料理、期待した以上に美味しゅうございました。
天童よしみ似のマネージャーの対応も悪くなく、いつもは合わせないシャンパーニュや白ワインで広東料理を堪能したのです。

ピータンは香港の良さがわかりませんでしたが、子豚の叉焼ははさすが本場ものか美味しい。フカヒレ(高湯仕立て)も濃厚でありましたが、「魔法の粉」の存在を感じません。
最近食べた記憶がない魚の蒸し物(ハタの一種で香港では高級魚だそうですが名前失念)は、ちょっと見、生の状態はグロテスクでしたがこれまた美味しかった。
その他にも貝柱やケール、百合根の塩炒め、生鮑料理などそれほど高級料理ではありませんでしたが、それなりに美味しくいただいたのです。

初訪問からの高揚感も後押ししたのか、広東料理なんて日本では滅多に食べないのですが、偉そうに言わせていただくとあらためて見直してしまった。さすが「4000年」の歴史ある国の料理ではないかと。?

ポッと出のライターたち(友里も)が、食べるもの片っ端から「まったり」、「美味いのなんのって」、「ありえなーい」と絶叫するのと同じパターンかもしれません。
しかもワインを持ち込んだとはいえ(持ち込み代はタダ)支払いが邦貨換算で1万数千円でしたから驚きです。東京の大箱広東料理店は高過ぎではないか。

以前私が相談受けた銀座の「飛雁閣」、香港出身の厨師と聞いていますがまったく食後感が違いました。料理人を交替させるのが集客力向上の特効薬だと痛感した次第です。

(つづく)