ブラ村の生サルシッチャの存在を知ったのは一昨年のアルバ滞在時でありました。
お祭り会場で日本人女性二人に声かけられてしばし談笑したのですが、彼女らはブラ村に宿泊してアルバの白トリュフ祭りを見に来たとのこと。その時
ブラ村では生のサルシッチャが有名で美味しいけど持ち帰ることができないので、機会があればぜひ食べてみて
と教えてもらったのです。
宿泊ホテルのセカンドダイニングのシェフがブラ村出身という偶然もあって、その滞在中にブラのサルシッチャを食べる事が出来たのはラッキーでした。
昨年も、例の知人と今度はそのホテルのメインダイニングでブラサルシッチャを堪能したのですが、やはりそうなると現地で食べてみたくなるもの。
そこで今日は知人のレンタカーでブラ村へ食べに行ったのであります。
生サルシッチャが食べられるだろうと教えてもらったのが、スローフード協会(ブラはスローフード発祥の地だとか)経営のオステリアであります。
まずは人通りのないブラ村の街中です。
目指すスローフード協会がありました。
その中庭のようなところに、目的のオステリアがありました。観光客で人気なのか街中と違って店内はそこそこ盛況。我々は飛び込みでしたがしっかり入店できたのです。
メニューからスローフードとしてのオススメを選択。
まずはバーニャカウダ。でも東京でよく見かけるのと違って、アーティチョークなど火入れしたものだけで見た目は地味。
そしてお目当てのブラのサルシッチャ、カルネクルーダ、ラルドの盛りあわせです。サルシッチャとカルネクルーダは変な癖なく美味しかった。
このリゾット、チーズがかなり主張していて、チーズ好きにはウケると思います。
スローフードと言いながら、オーダーしてワイン1杯飲んで食べ終わるのに
1時間もかからず
スローフードとは皿出しが遅い料理ではないようです。
今晩のディナーは宿泊しているホテルのメインダイニング。それまで明日の出発のための荷造りをすこし始めたいと思います。フライトが順調なら日本時間で水曜に到着となるでしょう。
今年はアルバの白トリュフ祭りで目立たなかった中国人の存在ですが、このホテルに大量に泊まっていました。昨日からの滞在のようです。
どうやらアメリカ人ガイドによるワイナリー巡りとリストランテ訪問(ピアッツァ ドゥモやトルナヴェントの名前が会話に出ていた)のツアーのようで、漏れ聞くところ木曜くらいまでいるようです。