バリアフリーに真っ向から挑戦しているのか、カプリ

昨晩にアメリカは内陸、デンバーの地に入りました。欧州は異常気象で寒かったのですが、こちらは連日

35℃前後

だとか。体調管理が大変です。

さて本日のお題は、日本ではもう下火になった

車椅子入店拒否(正確には事前通知なしでの入店拒否)問題

絡みでバリアフリーについて書いてみます。

日本では車椅子利用者の環境が整っていない、バリアフリーに熱心ではないと主張する乙武さんや、日本の信用を毀損し続けることによって、

アフォな信奉者相手に金儲けしている「めいろま」さん

に友里は言いたい。

アングロサクソン系ではないけど欧州はラテンの国には、日本より遙かに(バリアフリーに)劣る地があるではないか

それはどこかと言いますと、コスタ・ズメラルダ(行ったことないです)ほどではないでしょうが、一応高級リゾートと言われている

カプリ島(イタリア)のカプリ地区

であります。

アナカプリと違ってカプリの街には高級ブランドが目白押し。予想外にバッグがいくつも置いてあったのがエルメス。
ニューカレドニアほどではないですが(伝聞です)、穴場かもしれません。

カプリ地区のエルメス

 

今回出張でナポリに行っていたのですが、雰囲気や治安がイマイチだと感じて急遽予定を変更して40年ぶり(前回は宿泊していない)に訪問したカプリ島。
カード会社(はっきり言うとアメックス)を通じての予約でありまして、せっかくなのでその地で最高レベルのホテルを選択。
当然ながらチェックインからチェックアウトまで快適な時を過ごせると思ったのですが、友里は初っぱなから蹴躓いてしまったのであります。

ネットの情報では、グラン・マリーナ(カプリ島の港)からケーブルカーかタクシーでカプリ地区に行けるとありまして、40年前の記憶がまったくなかった友里は迷わずタクシーを選択したと思ってください。

グラン・マリーナ(カプリ島)

 

 

ホイールベースが長い、ちょっと変わった形の可愛らしいタクシーです。

カプリ島のタクシー

 

友里が乗った車はオープンカーでありまして、クネクネと山道を登りながらそのままゴージャスなホテルが現れるのを期待していたところ、なんとこのタクシー運転手、小さな駐車場のようなところに停車して

ここで降りて後は歩いて行け

と言うではありませんか。
その先は電動カー以外進入禁止とのことなので(ツェルマットなどもそうでした)、ホテルはすぐ近くだと思って重いラゲージを転がし、手にはガーメントケースと肩に手荷物を掛けて歩き始めたのですが、

泊まるホテルが見当たらない

ケーブルカーの乗り口や大きなカフェを通り右折したら、なんとその先はかなりの下り坂になっているではありません。
とにかく道が狭く人通りは多く、しかし

荷物を転がしている観光客は皆無

の中で、やっと正面に予約したホテルを見つけることが出来たのであります。
でこぼこ坂道を転がしたおかげでラゲージの車輪、壊れかけていたのが完全にいっちゃいまして、平坦なところでも真っ直ぐ動かせなくなりました。
ラゲージ自体も数多くの打ち身で歪んでしまったのか、蓋を閉めるのにも一苦労。今回の旅行でご用済みとなってしまったのであります。

こんな坂だらけの街、車椅子の移動を想定していないのではないか。
高級ホテルだと聞いていましたが、ドアマンが見当たらずホテル前の階段(バリアフリーどころではない)でラゲージを必死に引っ張り上げている最中にホテルマンがやってきてなんとか助かったのであります。

しかしこのアンチバリアフリーは、ホテル入り口だけではありません。
ロビーフロアの予約部屋、無駄にバルコニーがデカかったのですが客室の廊下に行くには数段の階段がありました。
そして極めつけは部屋のドア開けた直後。なんと

ドアのすぐ先にある数段の階段を降りてリビングが存在

していたのであります。
案内してくれたフロントは、ドアを開けた瞬間

気をつけて

と言ってくれましたが、夕食の帰り、一人で酔っ払って部屋に帰ると毎回危うく転げ落ちる危険に晒され続けたのであります。

友里は再度言いたい。

イタリアなど欧州でも車椅子利用者に優しくない地や場所はいくらでもあるのではないか

青の洞窟に入るにしても、車椅子利用者の方は大変ではないか。
中型船から小舟に乗り換えるルート以外には、タクシーで洞窟の真上まで行き、狭い急な階段で岸壁を降りて直接小舟に乗るというルートもありました。
でもいずれも慣れた介護人が同伴していたとしても、かなり難しいと友里は考えるのです。

世の中は、健常者と障碍者はすべてイーブンとはいかない

とあらためて考えさせられた今回のカプリ島訪問でありました。

さて後日談。
行きにラゲージ運びで苦労したので出発前日にホテルのコンシェルジュに相談しましたところ、なんと

グラン・マリーナまで荷物を運んでくれるサービス

があるとのこと。しかもナポリまでの船のチケットも用意してくれるというのです。
朝の指定時間に部屋まで荷物を取りに来てくれて、チケットと共に指定されたピア(船着き場)でホテルの代理人からラゲージの引き渡しを受けるシステム。チケット代はルームチャージでありました。

つまり、ホテルへの到着もこの逆のシステムがあるんですね。
あらかじめ乗る船を連絡していれば(連絡していなくても、港にはポーターがあった)、重い荷物を転がしてホテルを探しまわる必要はなかった。
街中で大きなラゲージを転がしている観光客が見当たらなかったわけです。

そこで友里はアメックスに文句を言いたい。

旅行業の登録をしているのだから、事前知識をもっと習得しておけ

と。数年前にアメックスに乗り換えましたが、サービスを利用すればするほど

ボロが出てきた

と感じている今日この頃であります。