ネタ不足で尾花(南千住)を訪問 その3

高岡蒼甫なる俳優の反韓流発言が物議を醸しているそうです。

http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/07/27/0004307800.shtml

韓国ネタが出てきたら消す
8(フジテレビのことらしい)はマジ見ない
Kポップは自国でやれ

しがらみのない友里と違ってTV局批判は芸能人にとって御法度だと思うのですが、ここまで言える開き直りに感心しました。
まあ、あくまで個人としての「意見」でありますから、炎上とか大きな問題となるべきものではないと思うのですが、なぜTV含めて大きく取り上げられてしまうのか。?

見るな

という意見がダメだというなら、さして美味しくない店を美味しいとヨイショして店宣伝に勤しむ、山本益博さんや関谷江里さん、門上武司さんたちが

食べに行け

とばかり煽る発言も炎上や大問題にするべきではないか。
見るな(行くな)はダメで行け(見ろ)は許されるという判断は矛盾していると私は考えます。

さて費やした時間と支払い額の予想外の大きさから3日間引っ張った

尾花リポート

も今日が料理編、そしてとりあえず最終回であります。
直ぐ出てきたビールを飲んでいたら、最初に出てきたのは御新香の盛り合わせ。連れ達が先を争って食べ始めてしまった為、写真を撮りそこないました。

そして次がうざく(1500円)であります。これも先に1片食べられてしまいまして、写真には鰻が3片しか写っておりません。
一見焼きたてに感じる温かさがありますが、真相はどうなんでしょうか。1500円はかなり高いのではないか。

うざく

続いてう巻(1800円)であります。
うな重や蒲焼きが野田岩並みの時間で出てくるなら、これら高すぎるツマミを頼む客はいないのではないか。中身の鰻は細切れというかボロボロ。う巻専用の質(大きさ)の鰻を使用していると推測します。
うざくとう巻の2つで3300円。ラミティエでは野菜たっぷりで調理にもっと手間をかけた前菜とメイン(しかもお腹一杯)でお釣りが来る額ですから、こんなチョイ調理、良い商売しているとしか言いようがありません。

う巻

そして鰻屋に何故かある焼鳥です。2本で1100円と超破格の値付け。これが美味しければ文句も出ないのですが、柔らかいだけの代物で肝心の鶏の味がしない。ブロイラーかと思ってしまいました。
この値付けでなぜ注文する客がいるのか。この店には「肝焼き」がないんですね。30分待たされることもあり、ついついこの焼きを頼んでしまうのでしょう。

焼鳥

そして鯉こく(1200円)。私だけの注文です。ここ最近、ある和食屋(くろぎ)で「鯉のあらい」を食する機会がありまして、久々に鯉こくが食べたくなったのであります。
期待したものとは違いまったく濃厚さがありません。薄すぎ。これでは滋養強壮など期待出来ません。

鯉こく

同じ鰻屋でもむかし食べた浦和の「小島屋」の鯉こくの方が濃厚であったと記憶しております。

http://unagikojimaya.web.fc2.com/index.html/index.html

そして12時を過ぎようとする頃鰻が登場するのですが、先に

が出てくると聞いて私は椅子から転げ落ちそうになったのです。(実際は畳に直座りで転げ落ちることはなかった)
1万円以上する筏、頼む人は数組いるかどうか。ほとんどの客はうな重専門であります。実際この日も、一回転目では我々以外1組しか筏の注文を確認出来なかった。
つまりオーダーされるかどうかわからない筏が、安易に注文が予想されるうな重より

なぜ早く焼き上がるのか

あらかじめ捌き、蒸し、下焼きをしていると推測出来る(生きている鰻からでは30分では提供できないはず)養殖鰻よりなぜ天然の筏が先に出来上がってしまうのか。
筏もあらかじめ下ごしらえしているのでしょうが、肝心の養殖うな重の焼き揚げ時間をコントロール(すぐ洪することが出来るのにわざと時間をかけている)証左であると考えます。
この筏(明細を見たら2匹で1万5000円)、野田岩より辛めのタレが目立ちましたが、さほどの風味や旨みも感じない柔らかいものでありました。

そしてうな重(4000円)であります。連れの1人は美味しいと言っておりましたが、もう一人は

野田岩より美味しくない

との感想。私はタレの味の違いはあるものの

どちらも似たり寄ったり

であると評させていただきます。普通の養殖鰻のうな重でありました。

うな重

?

ビール2本、アルコールフリービール、冷酒、凍結酒に、御新香、うざく、う巻、焼鳥(2皿)、鯉こく、筏、うな重(4000円x3)を頼んでの支払いがなんと

4万円超え(4人)

わずか1時間の滞在(ドア to ドアでは5時間近く)で高額焼肉店やワイン頼んでのビストロ並みの支払いに愕然となった半日がかりの尾花訪問でありました。