昨晩から今回の出張で最後の地となるNYに入りました。
人のこと言えませんが、街中にはお上りさんがなんと多いことか。歩道の真ん中で立ち止まって話をしている人が多くエライ迷惑であります。
さて何とかぎりぎりに飛び込んで見ることが出来たスパイダーマン。
結構間延びして期待していたほど面白くなかったのですが、外人お上り旅行者(人のこと言えません)にはウケておりました。
見終わって劇場の外に出て7番街を見上げたら、なんとスーパーマンらしき看板で出ているではありませんか。
7月公開の映画「MAN OF STEEL」(まったく知らなかった)の宣伝でありますが、最近アメコミなどからの安易な映画が多過ぎなのは、友里と同じくアメリカ映画界もネタ不足ということでありましょうか。
さて本日は残りのパレルモ料理店(もう1軒行ったのですが写真がないので割愛)と一晩(滞在時間はわずか12時間ほど)立ち寄ったローマの店を取り上げます。
パレルモ最後の店はこれもどこから調べたか忘れましたが
Lo Scudiero
観光客向けではない店の雰囲気でした。
まずはシュリンプカクテル?(料理名失念)
今考えるとなぜこんなものを頼んだのかとの疑問。
大小のエビがマヨネーズのような濃厚ソースに浸かっておりました。
続いて小エビとボッタルガのタリアテッレ。
小エビが被っている理由ですが、この店、鰯とかカポナータといわゆる日本で言うところのシチリア的なものがメニューに見当たらないんですね。
チェリートマトが添えてありますが、塩がそこそこ強かったです。
そして最後がこれまた今までと傾向を変えましてスズキのアクアパッツァ。小さ目を選びましたがかなりのボリュームとなりました。
まあ、いわゆる普通のアクアパッツァ味でありました。
続きましてローマ。
ホテルのレセプションの女性(遅かったのでコンシェルジュが店仕舞いしていた)に
近所のトラットリアを教えてくれ
と頼んで紹介されたお店。でもこれって
どこへ出しても恥ずかしくないリストランテ
ではないですか。
友里の英語力の限界なのか、女性スタッフがいい加減だったのか。
まずはトマトのブルスケッタ。注文しないけど出てきました。
結果的にはこの夜に食べたもので一番美味しかったです。
前菜はシーフードカクテル。16ユーロと高いのでいやな予感がしたのですが、かなりのボリュームでありました。この段階でかなり満腹感。
パスタはアーティチョークのスパ。しかし見た目でもわかりますように、肝心のアーティチョークが少なく、塩気やニンニクも足りないのではないか。
そしてこれまたローマ料理と関係なさそうなのですが、産地に釣られて頼んでしまったアルゼンチン牛のステーキです。
ミディアムを頼んだけどローマの基準は違うのか友里にとっては生焼け。でもそんな焼き足りなさを客が自分で補うためにこんなものが一緒に出てくるんです。
強烈に加熱している鉄板でして、友里は焼き肉のようにジュージューいわせて食べたのであります。
でもこれってアリなのか。客が火入れしなければならないなんてリストランテではないだろうと言いたかったけど黙って食べたのであります。
肝心のお肉の味ですが、塩強く肉の味や香りがワイルド。一般ウケする肉ではありませんでした。
明日はカプリ島の料理をちょっと紹介します。