お酒を飲まないアメリカ人はオコチャマなのか?

朝のTV情報番組を見て久しぶりに「週刊文春」を購入しました。何の記事に釣られたかと言いますと

巨人原監督が元暴力団員に一億円払っていた!

原監督、昔(20年ほど前)の個人的スキャンダルを2006年になってから元暴力団関係者に脅されて、即座(数日後)に一億円を支払いながら、

2009年に警視庁の暴力団追放ポスターに出ていた

のですから、ブラックジョークだとしか言いようがありません。
しかしこの元暴力団員と記事に書かれているKなる人物、すでに交通事故で死亡しているようですが、当時現役プロ野球選手の父親であったといいますからさらに驚きであります。

讀賣側は

一億円払った相手が暴力団員だとの認識はなかった

との理由で、「元暴力団員」と書いた週刊文春を

名誉毀損で提訴

するとのこと。

小指が欠損し、はじめて連絡(原監督の携帯へ)を入れてから即座に遠征中の熊本まで押しかけ、その場で「一億円」を要求する人物が「暴力団関係者」と思わなかった

という原監督の言を信じる讀賣新聞。この甘っちょろい判断は、一般常識に欠如していると考えるのは友里だけではないでしょう。
こんな脳天気(単なる個人スキャンダルで一億円もの大金を要求してきた人を暴力団関係者と疑わない)な讀賣新聞、消費税増税賛成、TPP参加賛成を正当化していますが

暴力団の認識も出来ないくせに、偉そうに日本国の重要政策を論評してもらいたくない

と友里は考えます。

さて本日のお題はアメリカ人の酒量であります。昨日のブログで述べた

アメリカ人の早ディナー

アメリカは朝社会でごく一部の層を除いて「残業」という概念もなく、家庭での夕食や団欒を優先しているので

早い時刻からのディナーは当たり前

とのご意見をいくつもいただきました。
そして早寝早起きという健康的な生活習慣を目指しているアメリカ人、実はアルコール摂取も控えめではないかと友里は今回のアメリカ訪問で確信したのであります。

ダラスのステーキハウス、NYの3つ星自称フレンチや自称鮨屋で遭遇したアメリカ人客のほとんど

ボトルワインを頼む人は希でせいぜいグラスワイン。ビールやカクテル1杯で終わる客が半数で、中にはコーラでステーキや自称フレンチを食べていた

のであります。
フランスではワイン離れが進行し、ワイン生産者がアメリカへ目を向けたのが1980年代。そのアメリカがワイン離れをしてきたとなると、頼みは

コーラや氷で割ってワインを飲む中国人

だけになるのか。
こんな事を言うと怒られるかもしれませんが、水の味もわからないと言われるアメリカ人の嗜好に合わせたため、この20年のフランスワインの質が劣化したと考える友里、頼みは中国人となってしまうと

ますますフランスワイン(イタリアワインも)の質は低下する(単に濃くなるだけ)

と考えます。
ワインなどアルコールの摂取が健康に良くないと考えているのかアメリカ人。しかし体脂肪率がかなり高いアメリカ人の比率の多さを考えると

コーラなど炭酸飲料

も決して体に良くないはず。アメリカ人の健康飲料嗜好は矛盾していると考えます。