Tomosato Blog

反論

本名を明かさない覆面は卑怯なのか

by tomosato on 6月.23, 2010, 反論

一昨日のブログで、拙著「グルメの嘘」(新潮新書)についたアマゾンのレビューについて取り上げました。

本業や本名明かさず、副業で店を批評するのは「ヘタレ」ではないか

というレビューに対して反論させていただきまして、友里の数少ないシンパの方々がクリックされたからか、件のレビュー、22日5時現在(現地で)で賛同がわずか

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と散々な結果。アマゾンベスト1000レビュアー「ゆりさ信介」氏にとっては不名誉な結果となってしまい申し訳ない気持ちで一杯です。

しかし「ゆりさ信介」氏の意見に賛同された方もいらっしゃいまして、友里の反論に異を唱える書き込みが掲示板に連続で書き込まれましたの。
よって本日はこの書き込みに対して更なる反論をさせていただきます。まずは以下の書き込みをご覧下さい。

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1276774338/88n
http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1276774338/93-97n

彼が私が取り上げた店関係者ではない普通の読者の方だとしたら、かなり気合いが入っているとしか言いようのない連続投稿。ご主旨は

店はイメージダウンするので反論や訴訟ができない
本業が安泰の奴が副業で、本業(レストラン)を批判して生活を脅かすのは卑怯である
本業(友里の本名)vs本業(レストラン)ではじめてイーヴンな立場になる

この方の主張の骨子は次の文章にすべて表されているのでしょう。現状の友里とレストランの関係は、

今の友里さんとレストランの関係は「副業、つまりは批評活動がポシャッても生活するには困らないvs本業(本名)、つまりこれが批判被害を受けると生活に困る(店に対して被害をこうむる、または名誉を傷つけられる。」となってます。

と、この方の軸足は完全に店側に入っていることがわかります。一般読者がこんなことまで考えるとは思えません。

確かに訴訟や公でのクレームは、更に注目を浴びてしまう可能性があり、店としてはやりにくいかもしれない。しかしそれは客も同じ事なのです。
言っていること(ヨイショライターを通して垂れ流す宣伝)とやっていること(実際の料理やサービス)が違って損したと思った一般客、彼らも訴訟できず公にクレームする機会もなく、泣き寝入りするしかないではないか。
訴訟なんて時間と費用がかかりますから出来ませんし、クレームも面と向かってさえしにくいでしょう。
「食べログ」に書き込んでも、店側に不利なレビューは削除対象になります。

つまり、ヨイショライターなどマスコミを利用しているレストランと一般客は、それこそイーヴンではないのです。今の状態ではレストランはやりたい放題。

また彼の主張から、レストランはイメージダウンを心配してクレームや訴訟が出来ないというならば、私が本業や本名を明かしても、訴訟すること自体がイメージダウンになるはずですから、意味ないではないか。
友里が間違ったことやデタラメを言って店の信用を貶めたならば、堂々と訴訟をすれば良い。レストラン側に問題がなければ訴訟は有利に進み、決してイメージダウンになることはありません。

現に、私は古川修氏から提訴され敗訴しております。名誉毀損ライターとしてネットで揶揄されて友里はイメージダウン、逆に古川氏はメディア関連に勝利宣言を送って更に溜飲を下げました。ただし私の記事内容は、デタラメや間違いではないと今でも思っております。表現がきつかっただけです。

要は、自分に一点の曇りもないと思うなら堂々とペンネーム相手でも訴えることができるということ。
換言すれば、自分(レストラン)に疚しい問題があるから公にしたくない、訴訟して墓穴を掘りたくない、ということではないか。
私が本名を明かしても明かさなくても、訴訟をする、しないには何ら関係がないのですが、他に攻める所がないので、すり替えて友里の覆面を糾弾しているだけ。だいたい、副業と覆面をごっちゃにしたこの主張、私には意味がわかりません。

批判や批評(デタラメや間違いではないのに)は、直ちに店が被害を受け生活に困ると言っておりますが、批評や批判を受けずレストランを野放しにしてそれで良いと思っているのでしょうか。
ヨイショを信じるかどうかは読み手の判断だと言いながら、批判は読み手の判断を待たずに即事実だろうが事実でなかろうが店にダメージを与えるとの主張。こんなに自分に都合良く考えて良いものなのか。この方こそ、公平性が皆無と言っても過言ではないでしょう。
これほど店側に甘い勝手な主張はないのではないか。呆れてものが言えないとはこの事であります。

ミシュランガイドや「東京いい店うまい店」も執筆者や調査員は匿名で覆面。ミシュランの調査員は安い年俸だけでやっている本業でしょうが、「東京いい店うまい店」の執筆陣は副業で覆面ですから、友里と同じ立場ではないか。彼の理論なら、この2冊もイーヴンではないことになります。
要は覆面や副業といった指摘は単なるイチャモンで、「批評」や「批判」を許さない、封印したいというのが彼の主張だと私は考えます。
ミシュランや「東京いい店うまい店」には批評や批判と見られる記述がないですから。

現に、副業の放送作家は「ヨイショ」だからかまわないと言うようなことを書き込んでいますし。最初から覆面や副業などと持ち出さず、

レストランは批評や批判を書かれたらダメージを受けて経営を脅かされる。よってどんな事があっても批評や批判をするな。

こうはっきり言えば良いものを、副業や覆面の話を持ち出してくるから話がおかしくなるのです。

副業だろうが覆面だろうが関係ない。ヨイショや批評もすべて最終的には読み手の判断。レストラン業界だけがぬるま湯、いや特別な世界ではないということを、この方にはいつかご理解いただきたいと思います。 

文責のないアマゾンのレビュアーや同じく文責のない友里掲示板への書き込み人に対しても、友里は正面から真摯に向き合っております。
それだけ己のやっていることに自信を持っているという証左でありますが、レストラン関係者も本当に自信があるなら、批評だ、批判だ、副業だ、覆面だと騒がず、ドンと構えて対応して貰いたい。

レストラン業界だけがオミソじゃないんだぞ!

そんな手加減をしたら、本当に真面目に頑張っている料理人や経営者が逆に怒り狂うと私は考えます。

投稿に対するコメントは友里掲示板にて承ります more...

強烈なレビューを書き込まれてしまった

by tomosato on 6月.21, 2010, 反論

歳をとるほど順応性がなくなってくるのでしょうか、以前は行き帰りとも時差ボケなんてなかったのですが、最近は結構抜けなくて大変です。期待されていないと言われればそれまでですが、なんとか意地でもブログ更新、時差にも負けず毎日続けていくつもりであります。

さて読者の方からアマゾンの拙著「グルメの嘘」(新潮新書)で強烈な批判レビューがアップされていると教えていただきました。まずはこのレビューをご覧下さい。

アマゾンの「ベスト1000レビュアー」(この意味何なんでしょうか?)に評されるのは光栄のはずですが、この「ゆりさ信介」という人、結構友里につきまといの粘着質の人でして、今までの拙著に関しても非難といいましょうか、個人的に恨みでもあるかのような厳しい文調で書き込んでいるんですね。
最初はものすごい食通や外食好きの方かと思ったのですが、マスヒロさんの本をベタ褒めし、その上マスヒロさんのスタンスを肯定している人と知って、単に本を多く読んでいるだけの、外食にそれほどの拘りを持っていない人とわかった次第です。

しかし「グルメの嘘」の内容についてのレビューではなく、私の「覆面」についてのイチャモン。
何が個人的にこれほどまでの嫌悪感を彼に与えてしまったのか、私にはまったく理解できないのですが、本業を明かさない限りまったく「信憑性」がない、本業では無能な経営者で財産を食いつぶしていたら誰がそんな意見を素直に尊重するかとの極論、片腹痛い。

私は違いますが、この愚見は親から受け継いだ不動産収入で生計を立てている人に対し黙って大人しくしていろ、と言う意味でしょうか。
友里は本業での能力を評価されるのを恐れていると言っていますが、私ほど自信過剰な人間は珍しいはず。本心はもっと本業で皆さんに評価してほしいと常に願っているのです。ただ謙虚な面もありますので(こう言うと謙虚でなくなってしまう)、なかなか自慢しないわけであります。
以前「さとなお」氏のように、有名になって覆面を脱いで稼ぎまくることをしないと宣言したから我慢しているだけのこと。本当は店でもどこでも名乗りたいとの自己顕示欲を無理して抑えているだけなんですね。

ですから、最近は意識的にちょっと個人的なこともブログで書いたりしているわけです。少しずつならバレてもいいかなと。(アンチの方、突っ込まないで下さいね)
昨年もオンタイムでピエモンテ訪問をアップしました。お陰でそれを読んでいた店関係者から、帰国後に予定していた訪問(知人が予約)が友里同伴とバレて断られたこともありました。
今回も最初から海外へ行っていると書いております。

以前、オーストラリアのTVに顔出しで出演した際、「覆面をなぜ脱いだ」と批判していたアンチ。脱がないでいたら「なぜ脱がない」と言われれば、彼らは友里にいったい何を望むのか。
要は気にくわないから引退せよとのことでしょうが、本業での評価なんてわからなくても、副業としての私の「店評価」を読みさえすれば、それが信じるに値するか値しないか、普通の頭の人なら判断できるはずです。
本業の評価を知らなければわからないなんて、なんと頭が固く食経験の少ない人なのか、ゆりさ信介さん。恐らく自分の目、舌、そして頭で書き手の文章の評価が出来ず、よってバックグランドを知りたいと思ってしまうのでしょう。

しかしこの「ゆりさ信介」さん、自分のプロフィールに何も具体的な表示がありません。おそらくこの名前も本名ではないでしょう。
こう言っては口が汚いと批判されるでしょうが、

本業やプロフィールを明かさないで友里にはレビューではない批判を書き込んでいるアンタがよく言えたものだ。

これがいわゆる「天唾」、アマゾンもただレビューが多いだけでこんな称号あたえるから、本人は勘違いしてしまうんです。
言い出しっぺというのでしょうか、「ヘタレ」は「ゆりさ信介」氏己自身、自分こそ本業での評価を恐れているといっても過言ではありません。
チマチマとアマゾンの土俵の中だけで、HN使ってプロフィール隠して友里の悪口言う暇があるなら、本業でもっと気張った方が彼の為になるのではないか。
アマゾンの「ベスト1000レビュアー」も称号倒れでたいしたことがないのがわかってしまいました。

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マスヒロさん、それを言っちゃーおしめいよ!

by tomosato on 1月.19, 2010, 反論

友里掲示板でも取り上げられていました山本益博氏の料理評論家像。「おとなの週末 2月号」の「食べ歩き手帳」でチェックさせていただきました。よくまあしゃあしゃあと掌返して言うよなと思う部分と、この友里への当てこすりとしか思えない発言もしばしば。
追い詰めたというところまでは行きませんが、マスヒロさんもかなり友里征耶を意識しだしたことは間違いないようです。
いつものことながら引用を交えて論破を目指します。

わたしのことを高級料理好きの意地の張った食いしん坊と思っている方が多い。・・・中略
蟹のシーズンになったからといって、上海蟹が食べたいとか、ずわい蟹を求めて北陸へ出かけたいなどとはつゆほどにも思わない人間なのだ。

よく言いますね。数年前でしたが、週刊誌(確か週刊現代だったと記憶)で、三国港ちかくの「川喜」を紹介していたのをご記憶の方も多いでしょう。一人3万円以上かかる高額店です。
毎年訪問しているような自慢口調(文調)でありました。昔はフランスの3つ星店訪問や海外高級ホテルへの滞在も自慢していたマスヒロさん。その場しのぎで後先考えない発言は彼のいつものお約束でありますが、ここまでいい加減で良いのでしょうか。
担当編集者もしっかりチェックしていただきたいものです。

料理人が料理に込めた哲学(この哲学、うどん屋の主人ももちろんある)を伝えることこそが、料理評論家、料理ジャーナリストの責務ではなかろうか。

自己弁護も甚だしい。そんな料理人の口上を伝える職業は、単なる料理人の「広報担当」に過ぎません。
評論家やジャーナリストは、その対象者との距離感が重要です。あくまで一般読者、一般人の利益を最優先に考えるべきであります。自分の立場を正当化したい気持ちはわからないではないですが、「評論家」や「ジャーナリスト」の定義をねじ曲げて自己弁護をするのだけはやめていただきたい。

試写を見て評を書く映画評論家やコンサートに招かれてその演奏会を批評する音楽ジャーナリストには魅力溢れる記事を書く人が多いのに、料理の世界に少ないのはなぜだろう。
粗探しをしながら観賞、観劇をする者は楽しまない客で寂しい人だ。料理人に心を開いてもらえない客はなんと可哀想な人である。

なぜ客を客と思わない料理人に心を開いてもらう必要があるのか。映画や演奏会に関する記事がみな魅力的かどうか私は疑問でありますが、料理店に関する巷溢れるヨイショ記事には確かに魅力的なものはほとんどない。
マスヒロさんは私の記事のことを言っているのでしょうが、それは自身へ戻ってくるものだと考えます。
私は山本益博氏に以下の言葉を贈ります。

媚びへつらいながら、もしくは先生面して偉ぶりながら、そして己の生計を立てていくことだけを考えながら料理店を訪問する者は卑しい人だ。料理人にコバンザメのごとくへばり付く料理評論家はなんと可哀想な人である。

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