申し訳ありません、訂正させていただきます

4/2のマスヒロさんネタのブログで、読者の方から重大な間違いがあることを指摘されましたので、ここにお詫びと共に訂正させていただきます。
マスヒロさんがDRC社を訪問し、当主のヴィレーヌさんに、1929のロマネ・コンティを飲んでオペラに例えた賞賛話を披露した件につきまして書いたブログであります。
かなり古い話であったので、銀座「アルバス」でDRCの若いワインを注いぐという暴挙の主役のワインが、この1929年のロマネ・コンティであるはずがないと勝手に思い込み、昔のコラムを確認せず、確か「ラ ターシュ」だったと思い違いして書いてしまったのです。
しかし、ご指摘を受け、そのことを取り上げたコラム(下記に添付します)と記録を確認しまして、件の若いワインで薄めてしまった高級ワインがヴィレーヌさんに自慢した1929年のロマネ・コンティそのものであったと判明した次第であります。注いだワインは1982の「ロマネ・サンヴィヴァン」でありました。
不幸中の幸いというのでしょうか、混ぜられたワインが古めの「ラ ターシュ」でなくもっと格落ちしたワインであったならば、事実無根とまたまたクレームや訴訟問題に発展するかもしれないいい加減な記述でありましたが、古めの「ラ ターシュ」とは比べられないほど貴重な1929年の「ロマネ・コンティ」であったことで、 この「混ぜ合わせ」というマスヒロさんの行動の「暴挙度」が更にアップしてしまいました。
ロマコン、しかも50年、60年以上も前の世界最高峰とも言われるワインをそのまま味合わず混ぜちゃったんですから信じられません。
アリアに例えるのは勝手ですが、感動したワインは混ぜる前の単品だったのか、それとも混ぜた後のブレンドだったのか、どちらにしてもヴィレーヌさんに1929年のロマコンに若いワインを混ぜたと告白したら、相手にされなくなったことでしょう。私の記憶もいい加減でしたが、マスヒロさんもいい加減というか、悪い記憶は抹消してしまっているのかもしれません。
今後は、このようなことがないよう、充分気をつけてブログを展開させていただく所存であります。ここに、訂正とお詫びをさせていただきます。
最後に、当時(2004年8月8日)のコラムを貼り付けます。

第390回
ワインの諸々 その27
ロマコンとは羨ましいが、そのマナーはいただけない
つくづく料理評論家というのは良い商売だと思いました。
「おとなの週末」8月号で
山本益博氏は、受け持っているコラム、「食べ歩き手帳」で
銀座の「アルバス」への訪問を取り上げておりました。
「アルバス」自体は356回、357回で
既に私は取り上げておりますのでどうこう書きませんが、
そこで彼は1929年のロマネ・コンティを開けて飲んだそうです。
1929年のロマコンはこの百年の最高の当たり年で、
今回が3回目と自慢していましたが、
限られた知人ではなく不特定多数の読者に飲んだワインを公開して
自慢するのはあまり粋ではありません。
そして、1929年のロマコンがこの百年の最高の出来というのも
いままで聞いたことがありませんでした。
1928年もそれに匹敵する、
もしくは上回るほど素晴らしい評価ですし、
1945年を最高という評論家もいます。
つまり、飲んだ時期(抜栓までの年数)やボトル差、
そして飲んだ人の感じ方で変わってしまうのは
ワインだけではなく料理も同じのはず。
彼はそんなにワインの知識がありませんから、
このコメントは知人からの受け売りだと思いますが、
今回はそれを突っ込むのではなく、
問題にしたいのはそのワインの価格です。
恐らく世界で最も高いワインの一つであるロマコン。
誰もが一度は飲みたいと憧れるワインですが、
その費用対効果を考えると、
最もCPの悪いワインと言えると私は考えます。
つまり他の高額ワインより5倍、10倍高いけど
その価格差ほど味は傑出していないということです。
私の訪問時、「アルバス」のワインリストで
ロマコンがあったように記憶していますが、
記録では82年のル パンが35万円でしたから、
1929年のロマコンを売るとしたら100万円はくだらないでしょう。
1985年と比較的若いロマコンですが
これも20世紀を代表するロマコンの一つといわれ、
オークション価格でさえ50万円を超えています。
店で飲んだら100万円以上でしょう。
仮に一緒だったスポンサーが持ち込んだとしても
購入値は安く見ても50万円前後することは間違いない。
勿論フランスやベルギーの3つ星店でも
もうこれほど古いワインは見当たらないのではないでしょうか。
彼はワインマニアではありませんので
このロマコンを所有していたとは考えにくい。
仮に所有しているというならばその余裕の収入に驚きますし、
誰かスポンサーに毎回ご馳走になったとしたら、
このような古い有名ワインを何回も飲む機会がある
料理評論家というのは本当に羨ましいかぎりです。
しかし、マナーがいけません。
ちょっと変わった事をやって、雑誌に書いてさすがと思われたい、
といった自己顕示欲が強い方だと
彼を知る読者の方など各方面の方々から聞いていましたが、
なんとその29年のロマコンに
82年のロマネ サンヴィヴァン(同じ特級畑でも格の落ちるワイン)
を注ぎ足して飲んだそうです。
29年のロマコンに精気が蘇った、
ソムリエの仲田氏もビックリしていた、と自慢していますが、
仲田氏は呆れていたのではないでしょうか。
古酒は1本ずつ状態が違い、すなわち強さ、味わいも違ってきます。
リスキーではありますが、それが古酒の良さでもあるのですが、
老け込んだワインだから若い、
しかも畑の違ったワインを継ぎ足すなど、
ワインをちょっと知った人ならば絶対考え付かない、
やらないことなのです。
世のワイン好きの中には、
ロマコンを1杯でも飲む機会のない方が多勢いらっしゃいます。
それだけ希少で高価なワインを
安いテーブルワインのようにブレンドしてしまうとは
品性を疑います。
同席したこのワインのスポンサーがこの行為を黙認したならば、
そのスポンサーもたいしたワイン愛好家ではないということです。
彼の行為は、その多数のワインラヴァーと
大げさに言えばワインの神様への冒涜に近いものと考えます。
それなのにこの暴挙を隠すでなく、
自慢してコラムに書くそのセンスに私は驚きました。
ワインにまったく造詣がない、
臭い言い方ですがワインを愛していないというのが
これではっきりしたようです。
老け込んだワインが嫌ならば、古酒を飲まなければいいわけです。
若めのワインをスポンサーの薀蓄を聞きながら飲んでいれば良い。
29年のロマコンに82年のロマサンを注ぐなど、
鮨屋で「煮切り」と「ツメ」を混ぜて
白身の握りに塗って食べるより暴挙でしょう。
「と村」のお椀が薄味だからといって、
吉兆の出汁を足して飲むより酷い。
最近彼がべた褒めしている銀座の蕎麦屋、「流石」の
「ひやかけ」の汁が薄いと感じた客が、
街場のうどん屋の汁を足して飲んだら
マスヒロ氏はどう思うでしょうか。
彼は同じような事をやっているのですが、
ワインに詳しくない「おとなの週末」の読者に、
誤った知識を与えかねない愚行と記事だったと考えます。
毎日友里征耶のコラムをお読みいただき御礼申し上げます。
勝手申し上げますが、夏休みをいただきたく
2週間このコラムの更新を休ませていただくことになりました。
途中、1本、残暑お見舞いをはさむと思いますが、
また、8/23から再開させていただく勝手をお許しください。

またまた意味不明なことを言っている

読者の方が「マスヒロさんがまたまたおかしなことを書いている」とクラシック音楽の月刊情報誌「モーストリー・クラシック」を送ってくださいました。
今年の1月にブルゴーニュを訪問し、ロマネ・コンティで有名なメーカー、DRCを訪問したのは「大人の週末」にも書いてあったので知っていたのですが、そこではDRCの当主との「珍妙なやり取り」を自慢されているのです。まずは5月号の91ページの一部を引用させていただきますのでお読みください。

1月下旬から2月にかけて、フランスのブルゴーニュへ出かけた。ブルゴーニュは世界的ワインの名産地、その中心であるコート・ドール(黄金丘陵)の村を北から南まですべてまわってきた。ブルゴーニュのみならず、世界最高のワインとして君臨するのが、コート・ドールのヴォーヌ・ロマネ村にあるロマネ・コンティである。このロマネ・コンティの酒倉でオーナーのヴィレーヌさんとワインの試飲をしたときのことである。かつて飲んだワインの中で、最も印象が深く、これぞワインの頂点を極めたりと思えたのが1929年のロマネ・コンティで、もう神業としか考えられない味わいだった。音楽にたとえるとしたら、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」の伯爵夫人のアリア(カヴァティーナ)ではなかろうか、という思いに至った。そのことをヴィレーヌさんに伝えると、すかさず「どちらの幕のアリアでしょうか?」と切り返してきた。そこで「第2幕冒頭のアリアのほうです」と答えると、「なるほど」とあいづちを打って下さった。わたしは、そのことを「ロマネ・コンティとモーツァルト」と題してエッセイに書きましたというと、「次回は、是非それをフランス語に訳されてお持ち下さい」と、再会を約束して下さった。本当に、ワインと音楽は人と人を結びつける不思議な力がある。
 真冬の朝もやの中、コート・ドールの葡萄畑を車で走りながら聴いていた音楽はブラームスの交響曲とピアノ協奏曲で、風景と音楽が見事にまでに重なった。演奏から黄金丘陵のどこまでも続くなだらかな大地を思い出させてくれるのではないだろうかと思うのが、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、ハンブルク北ドイツ交響楽団による2夜にわたるブラームス・チクルスである。聴きながら、ブルゴーニュの赤ワインの香りが立ち昇ってきたら言う事なしである。

話を振られたヴィレーヌさんも返答に戸惑ったのではないでしょうか。でもそこはフランス人、「どこの幕か」と無難な切り返しでうまくおさめられたようです。しかし、マスヒロさんは「リップサービス」というものが世にあることをご存じないのでしょうか。どう見ても、「訳文をすぐ送ってくれ」ではなく、「次回に持ってきてくれ」は、ぜひ読みたいという意思の表れではないことがわかります。次の訪問なんて何時になるかわからないからです。こんな「やり取り」も自身の権威付けとして自慢される山本益博氏の強心臓にまたまた脱帽しました。
読者の方も「音楽好きの人が読んでもちんぷんかんぷん、ワインのマニアが見ても何の事か分からないただの独りよがりとしか思えないと私は思います。」とのコメント、いつもの事ながら私もマスヒロさんはワインに詳しくない、くらいしか読み取れない文章だと思います。
それにしても、彼はDRCの当主、ヴィレーヌさんにあの銀座「アルバス」での話をしたのでしょうか。
確か、かなり古い「ラ ターシュ」(DRCが造っているロマネ・コンティの次の位置づけの赤ワイン)に若いワインを混ぜて飲んだことを自慢していたはずです。ヴィレーヌさんが聞いたら、怒るか卒倒するような愚挙、ワインマニアには考えられない行動なんですが、それを自慢げに誌上で書かれていたところも、マスヒロさんのワイン知識のなさを示していると考えます。
人には得手不得手があります。不得意なことに首を突っ込むとボロがでます。「それじゃ友里よ、味について書くのはやめろ」と突っ込まれると困りますけど・・・
他にも何人かのライターが該当するのですが、お酒をほとんど飲まれない方がワインのことをあれこれコメントするのは読んでいられないものがありますね。クラシック音楽に詳しくない友里ですが、マスヒロさんも本当に詳しい人なのか、疑問であります。

「店評価ブログ」を更新しました

「東京ミッドタウン」、TVでもコマーシャルをやっているようですが評判はいかがでしょうか。残念ながら私は公私に忙しく未だ訪問していません。読者の方からのメールですと、めぼしい飲食店は当面予約が満杯だとか。友里の訪問は未だ先になりそうです。
さて、「店評価ブログ」に、北千住のフレンチ風居酒屋「五十嵐」、代々木上原の魚専門居酒屋「山形」を追加しました。お酒を飲まない人は訪問しにくい「五十嵐」、マスヒロさんや来栖氏は取り上げないでしょう。また、スッポンのフルコースが一人5千円で食べられる「山形」は、スッポンの仕入れはこんなものだ、他店は高すぎるということを教えてくれると思います。
お暇なときにお立ち寄りください。