久々に新橋駅付近を散策

昨夕所用で浜松町へ寄った帰り、時間が余ったので新橋まで歩いて予約した店へ行きました。日が落ちてきたとは言え蒸し暑い中、新橋6丁目付近の街中は肌寒い状況に感じたのです。
もともと小さなビルが多い地帯でありますが、1階のシャッターが閉まったままのビルの何と多いことか。ゴーストと言ってしまうと怒られそうですが、暗い街並みになっておりました。ポツポツある飲食店も客入りが良くなかった。
そしてサラリーマンの街、新橋烏森近辺。本当に久々なのですが、廉価な寿司屋がかなり目立ちます。立ち食いスタイルの店までありましたが、18時だというのに客がほとんど入っていない店の方が多かった。以前は行列が出来ていた焼鳥屋も空席が目立っておりました。
店前と言うより、広場や道の真ん中までメニュー(居酒屋が多いみたい)を持って客を誘うスタッフの多さにもビックリ。新橋は居酒屋、寿司屋、焼鳥屋(焼きトン)主体の街になってしまったようです。
その中でいくつかフレンチらしき店(ビストロ)がありましたが、全くの苦戦。ただでさえこの時期(夏と不景気)で厳しいフレンチでありますが、この新橋という土地柄はまったく向いているとは思えません。人ごとながら心配です。
安いだけでは客が入らず、かといって美味しくしたくとも売値の制限から思うようにいかない。高い設定にしてもそれに見合う美味しさを出せる可能性も少ないとあれば、飲食店の経営は本当に難しいものだと思います。
不景気は高額店を直撃するも廉価店は影響が少ないと思われがちですが、現実は逆ではないか。キャパの小さな高額店は何とか満席を保っている店が多いからです。
こんな状況でミシュランガイドの京都・大阪版や東京版が売れるのでしょうか。というより年末出版を予定している「友里新書」も売れるかどうか心配になってきました。
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アカデミー・デュ・ヴァンの受験本

読者の方からの情報で、ワインスクールの「アカデミー・デュ・ヴァン」がワイン受験本(正確にはJSA呼称資格試験の受験対策本)を出したことを知りました。
「ワイン受験講座 2009」(成隆出版)
この手の教科書では「田辺由美のワインブック」(飛鳥出版)が昔から有名でして、私もお世話になりました。
「アカデミー・デュ・ヴァン」は逆にワインスクールの老舗。私は通いませんでしたが、昔の名物校長が考え出した「ゴロ合わせ暗記法」なるものが有名でした。これまた私は利用せず、力尽くで丸暗記しましたけど・・・
そんな有名なワインスクールの出した受験本に、間違いが60ヶ所以上もあり、しかも正誤表をつけないで今でも売り続けているのはけしからん、間違えて覚えてしまって時間をロスした、とのお怒りのメールをいただいたのです。
デュヴァンのHPには正誤表がついていますので、まずはご覧ください。
http://www.adv.gr.jp/cat/assets/files/jukenseigo2.pdf
結構激しい間違いが目立ちます。
こんなに間違いがありながら、本当に「正誤表」を追加せず売り続けているのかと、友里はアマゾンで試しに購入してみました。
3990円(税込み)と半端でないこの本、読者の方の指摘通り、「正誤表」がついておりません。HPのバナーから正誤表をチェックできますが、開示が小さくて気がつかない人が多いのではないでしょうか。
そこで微力ながらこのブログで開示させていただくことにしたのです。
手にとってさらさらと斜め読みしただけですが、とにかく分厚い本です。昔の「田辺由美」はこんなに厚くなかったですから、最近の試験では覚えることが急増したのでしょうか。
間延びした構成で使いにくいのも特徴か。
丸暗記の象徴として「ボルドー メドックの格付けシャトー」が3ページにまたがっています。「田辺本」は確か1ページにまとめておりました。私としては1ページの方が覚えやすい。
「過去問題」を適度に散りばめているのでページが更に増えてしまったようですが、受験生は暇さえあればこの手の教科書をチェックするはずですから、なるべくコンパクト(薄い)方が使いやすいと私は考えます。
「ゴロ合わせ暗記法」(2100円)にも4ヶ所の間違いがあるようで、慌てて出版した印象は避けられません。
何も「田辺本」の肩を持つわけではありませんが、JSA呼称資格試験の一次試験が8/24に迫っております。
受験される方、ラストスパート頑張ってください。
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「ガチミシュラン」アンケート回答していただいた方への御礼

先週「ガチミシュラン」の編集担当だった方から、本に挟んであるアンケート葉書のコピーが送られてきました。
拙著への意見・感想と5段階評価(大変よい・よい・どちらでもない・不満・大変不満)であります。
20歳代半ばの方から上は70歳を優に超えられた方まで、男女の割合は半々といったところでしょうか。中には便箋6枚のお手紙を添えて送っていただいた方までいらっしゃいました。
ここに心より御礼申し上げます。
わざわざ手間かけて送る方々ですから、私への苦言や反論もあるのかと思ったのですが、私の元に来たコピーはすべて「大変よい」か「よい」の2種だけでした。編集サイドで検閲しているのかわかりませんが、すべての方から応援をいただく内容でありまして、あらためて感謝する次第であります。
一番多かったご意見は「目線」についてでしょうか。一般客に徹し自腹覆面を通すスタンスに賛同をいただきました。
「さとなお」さんを事例に挙げるまでもなく、この分野、ちょっと名が売れる、本を出出すことができた、となると店などで「名乗ってしまう」人がほとんどです。
本名を出してしまう、特定の店に必要以上に入れ込む、料理人や有名人との人脈自慢をする、家族(妻)も便乗してくる、などその自己顕示欲を抑えきれない人は多い。(以上の条件を全部満たしているのは「さとなお」さんですけど)
おそらく本人だけではなく家族も「出たがり」の性格なのでしょう。
特定の店や料理人との仲の良さを読者に開示した段階で、プロ(副業も含めて)は店評価や探訪記を公開するべきではないと思うのですが、自身の本業に利用でき老後の生活向上にも繋がると思っているのでしょうか。恥もなくスタンス変更する人が多いのが残念であります。
今回は私の意見やスタンスに賛同していただく方ばかりの意見でしたが、私と異なる考え方の方も沢山いらっしゃるはずです。味覚もまったく違う方も多いでしょう。
論点のすり替えではなく、料理人や客も参加して本質での意見交換や論争をすることによって少しでも飲食業界がまともになることを私は望んでおります。
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