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情報
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- 2010年02月19日(金)|
国母選手、予想通りと言ってしまうと友里は性格が悪いと怒られそうですが、8位入賞でメダルには届きませんでした。
最後のエアー?(ジャンプ?)で失敗しなければメダルだった、といったTVの報道もありましたが、金メダルの選手のパフォーマンスとはかなりの差(日本人以外の他の選手のパフォーマンスを放映しないので銀メダルや銅メダルを取った選手との差はわかりませんけど)がありますから、うまく着地していたとしてもメダルに届いたかどうか。
前回のトリノ大会の時にも問題になりましたが、日本のマスコミはW杯の結果だけを重視してすぐ「金メダルだ」と騒ぐようですが、本当に有力な選手は賞金がもっと稼げる「Xゲーム」に出ていると聞きました。国母選手は今年のXゲームで3位に入ったようですが、所詮その程度の実績しかないのではないか。
彼にとって完璧な演技が出来たとしても、「金メダル」に到達できるパフォーマンスの持ち主ではなかったと思います。
本題に入る前にもう1つ。水に落ちた犬を叩くというお国柄が全面にでてきたのか、来週開かれる公聴会に豊田社長の出席を要請する書簡を、アメリカ議会は正式に送ったと報道されています。
「現地法人の社長に任せるが、呼ばれたら出席する」なんて会見したら、「じゃ呼んでやろうか」となるのがわからなかったのか。
これなら最初から「私自ら出席してトヨタの正当性を理解してもらう」と会見しておけば良かった。トヨタは何度判断ミスをすれば現実がわかるのでしょうか。
さて本題です。読者の方から興味深い情報をいただきました。未確認であくまで「噂」のレベルだそうですが、さもありなんと思うところもありますので、ここに紹介させていただきます。
何と「エル・ブジ」のフェランが「壬生」で修業するという噂があるそうです。
ご存じない方がいらっしゃると思いますので、簡単に「壬生」の説明をさせていただきます。
銀座(プランタン近く)の小さなビルにある「完全会員制和食店」であります。11時、14時、17時と一回8名で1日3回転させる繁盛店。会員は300名ほどとのことで、毎月一回、女将が指定する日に会員は通うそうです。私はたまたま欠員が出たということで、5年ほど前に一回訪問させていただきました。
狭い空間で女将や主人が素材自慢、調理自慢、屏風自慢などを連発し、会員の空きが出ないと言われている排他性が後押するからか、会員達は皆「日本一」と口ずさむ「完全サロン化」した和食店でありました。
この店は酒飲みに厳しく、お酒は4名でお銚子1本だけ。料理を食べた後、封筒などに2万5000円(当時)を入れて机に置いて帰るという、端から見たら変なシステムの店であります。
10年くらい前、この壬生の主人の料理に感銘を受けたフェランがわざわざスペインに呼んで開催した、二人のコラボイヴェントがコミックはじめマスコミで取り上げられておりました。
そんな関係がありますので、ネタ切れ創作料理人(フェラン)としては「壬生料理」に活路を見いだす気なのかと思ってしまったのです。
スペインでは「再開する」と言って「休業」した店が再開した試しはない、とスペイン在住の日本人料理人の方から聞きましたが、果たして休業の2年後に復活するのか。
タイガーウッズではないですが、このままではすぐ忘れ去られるとわずか数ヶ月で慌てて出てくるか、現場には二度と立たないままプロデュース業に専念するか、結果を見守りたいと思いますがその時まで世界の食通の記憶に残っているかは微妙であります。
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意見
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- 2010年02月18日(木)|
ますます深みに嵌ってしまうのではないか、トヨタ。昨晩の記者会見で豊田社長は、米国の公聴会には出席しない意向を発表しました。?
私は本社でバックアップしたい
と言っていますが、アメリカの議会に出席する子会社社長に対し、アジアの島国でどのようなバックアップができると言うのか。
公聴会へ出席すれば「議会の格好の標的になってしまう」、「トップが徹底的な批判を浴びれば更にイメージが悪化する」との判断だとトヨタ関係者の解説を新聞は載せていますが、事態はそんな悠長なことを言っていられる場合なのでしょうか。
あのアメリカ人気質を考えると(水に落ちた犬でも叩く)、公聴会で豊田社長を叩く以上に、「逃げた、逃げた」と更に敵意をむき出しにしてくるのではないか。アメリカが弱いものにはカサになってかかってくる気質だというのは、歴史が証明しているからです。
私がトヨタ幹部なら、「社長、ここは一つ生け贄になって下さい」と背中を押して公聴会へ出席させるでしょう。議会から現地法人の稲葉社長が言い負かされても、本社の豊田社長が言い負かされても、もうたいした違いはないのではないか。「逃げた」と突っ込まれないだけマシではないかと私は考えます。
トヨタほどの規模であります。社長の「替え」はいくらでもあるでしょうが、トヨタ自体の「替え」はありません。創業家というバックグラウンドで一応社長に迄登りつめたのですから、ここは身を犠牲にしてでもトヨタを守った方が得策ではないか。
ボロボロになって豊田社長の求心力が無くなり交替したとしても、アメリカ、いや世界に
トヨタは創業家社長をも取り替えてカイゼンを徹底する会社だ
とアピールできる絶好の機会となるかもしれないのです。
名古屋の記者会見で英語を使うより、公聴会で矢面に立って日本語で自社の正当性を主張することの方が、現在のトヨタにとって最善の策だと私は考えます。
昨日の記者会見では、あらためてこれまでの「拡大路線」を反省しているようですが、それならまずは歴代の社長に対し引導を渡すべきではないでしょうか。
歴代のトップの責任を追及しない自民党と同じく弱腰のままなら、真のカイゼンは成し遂げられないでしょう。
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- 2010年02月17日(水)|
契約がなかなかまとまらなかったからか、オープンが当初よりかなりずれ込んだと言われているANAインターコンチホテルで再開する「ピエール・ガニェール」。この3月19日にオープンが決まったようです。
http://www.anaintercontinental-tokyo.jp/pierre_gagnaire/index.html
昨年のうちに、青山店のシェフだったフランス人がANAホテルに入っていると漏れ聞いていましたが、青山では結果的に失敗したガニェール、溜池山王のホテルで今度はうまくいくのでしょうか。本日は私の見方をちょっと書いてみます。
「厨房のピカソ」と言われていることは本人も認めているようですが、それはすなわち天才肌の料理人だと言うことではないでしょうか。つまり人々が驚き評価する料理は、彼しか造れないということです。
例えのピカソ、弟子が書いた絵はあくまで弟子の絵でありまして、ピカソの絵とはまったく違うでしょう。レシピを渡すから大丈夫だとの反論もあるでしょうが、私はその人達に聞きたい。
?ピカソの絵を模写した弟子の絵をピカソの絵と有り難がるのか。
拙著「グルメの嘘」にも書いてありますが、カラヤンがタクトを振るからカラヤン指揮として聞きたがる人が多いわけで、スコア(レシピに当たる)が同じでもカラヤンの弟子が振る音楽はまったく別物ではないでしょうか。
天性や感性に依存する職種ほど弟子には真似できないものでして、ガニェールの造る料理は例え一番弟子でも正確に再現できないものだと思います。
36階の「イタロプロバンス」跡に再開するようですからかなりの大箱になるでしょう。(イタロプロバンスは80席くらいあったはず)
あのガニェール料理を他人(弟子)が大勢の客に対して提供できると思って有り難がるのは、純粋な読者(ミーハー客)か業界人、文化人くらいのものではないでしょうか。
青山ではなぜ客が来なくなったのか。リーマンショックという逆風だけが問題だと甘く考えているのではないか。
「ビル高層階」、「弟子任せ」、「大箱」と条件はかなり被っております。インターコンチネンタルホテルは青山での失敗の総括をしているとは思えません。
青山と比べて有利になる点は六本木や銀座に近くなることくらいか。同伴客には使い勝手が良くなるかもしれませんが、あの多皿料理がそのままだとしたら食事時間がかかりすぎ、あまり立地の恩恵はないような気もします。
「失敗」というレッテルが貼られてしまった東京ガニェール、同じ東京での再開は厳しいものがあると私は考えます。