- 固定リンク
-
意見
|
- 2010年09月02日(木)|
「

月刊めしとも」でニューオープンの店の取材を担当しているのですがいつも疑問に感じること、それは
雨後の竹の子のように、何でこんなに次々と新しい店がオープンできるのか?
であります。友里はデビュー以来、レストランの真の経営者(店のコンセプトなど決定権を持っている人)を見極めるのが大事と主張しております。
紹介雑誌やヨイショライターが持ち上げる
オーナーシェフやオーナーソムリエたち
「オーナー」は自称であって、自らの担保余力で銀行から借金し、店舗の賃貸契約をしている人は少ないのではないか。
ほとんどが出資金をスポンサーから借りて店をオープンしているに過ぎないのです。中には実態は単なる「雇われシェフ」の場合も多いはずです。
これは最近の若手の店に限った現象ではありません。古い店でもあることでして、例えば
アクアパッツァ
有名シェフ・日高氏の店だと勘違いしている人が多いでしょうが、実際の経営は病院経営者のはず。
ひらまつグループのように株式を上場している会社の傘下の店も、正確にはみな「雇われ」と言っても過言ではないでしょう。
さて本日は、そのレストランへの出資者とはどんなタイプがあるのか。私の人脈や情報から3つのタイプに分類できると考えます。
1、??? 千万円単位で出資したけど、店にはまったくノータッチ
2、??? 出資金に見合った配当を店主に要求する
3、??? 自ら経営にタッチする
1の出資者は自称オーナーたちにとって「神様」みたいな存在でしょうか。金は出しても口は出さない、店は自称オーナーに完全お任せの人たちです。
配当なんて期待していない。要は、自分はこのレストランの「影のオーナー」だと自己満足するだけの人たちであります。
店からのちょっとした特別待遇(大事にしてもらう程度)で満足。家族や接待でしょちゅう店を訪問し、影のオーナーとしての見栄がありますからコースやワインはついつい高めのものをオーダーしてしまう。
店にとってこれほど「都合の良い出資者」は他にいないでしょう。
2番目は若手の鮨屋などによく見られる形態です。銀座などの場所で店舗の賃貸契約をする場合、いくら有名店といっても独立仕立ての人が店を持つのは不可能に近い。
出資や保証人を出資者に頼むかわりに、それなりの高配当を用意する形態であります。オープン当初と比べて、短期間で値上がりしたような店はこのタイプが多いと考えます。
3番目は自称オーナーシェフにとって最悪の形態でしょうか。形だけの「オーナー」をとるために、大袈裟に言ってしまえば出資者に魂を売り渡してしまったシェフの店であります。
皆さんもよく感じませんか。今までの店(雇われシェフ)の時とはまったく違ったコンセプトになってガッカリするパターンであります。
今まで扱っていなかった食材や調理法に転換する。箱(店の規模)をまったく違うものにする。変な食器を使い出した。
などなど。出資者がガラス食器販売会社だったので、使用する器を全部ガラス皿にしたイタリアンもありましたっけ。
当然うまく行くはずはなく、そのシェフはまた別の出資者のもと懲りずに自称オーナーシェフをしております。
友里は
店経営者の性格で店の良し悪し(CP感)が変わる
と主張しております。マスコミやヨイショライターの紹介する「自称オーナー」ではなく、店のコンセプト含め決定権を持つ真のオーナーが誰なのかを見極めることが、
行っていい店わるい店
を判別する主要な手法であると考えます。
- 固定リンク
-
独り言
|
- 2010年09月01日(水)|
久々に体重計に乗ってひっくり返りそうになりました。なんとこの10日間の闘病生活(大袈裟?)で、体重が5キロも落ちいるではありませんか。20年前の若かりし頃の体重に戻っているのです。元々体脂肪率が15%前後でしたから、この5キロ減は結構衝撃でありました。
体脂肪率は14%台に留まっておりますから、5キロ分は筋肉の減少なのか。基礎代謝の数値が下がっておりました。
喉が腫れ上がって1週間近く思うように食事がとれなかったことに加えて、アルコール断ちも昨晩で10日を経過。成人してからここまでアルコールを断った記憶がありません。今までは、人間ドック前にせいぜい4日間の酒断ち。
食べないだけではなく、アルコールの摂取もしていないのですから5キロの体重減は当然の結果かも知れません。
しかし何時になったらアルコールを飲むようになるのか。医師からは
喉が焼ける可能性があるので、完治するまでしばらく禁止
と脅されて禁酒を続ける友里。ビールが何より好きでありましたが、この暑さの中で敢えて飲みたいと思わなくなりました。
せっかくなので、行けるところまで禁酒を続けてみようかなとも考えております。
予想通りと言いますか、希望通り民主党の代表選がガチンコで行われるようです。今でも
首相が1年で3人も替わると海外から信用されない
なんていうステレオタイプの意見をTVでは紹介しておりますが、
サル陣営が政権を続けていることの方が世界の信用をなくしている
という実態がわからないのか。無策無能なものが何かの間違えで就任してしまったら、都度何度でも交替させる。これ当たり前のことです。
「政治と金」とか言っている人たちも含めて私は言いたい。
サルは金にクリーンだがそれで政治ができるのか
仮に小沢もダメなら直ぐ交代。民主党がダメなら別の政党へ。
要はダメなものは切り捨て、良いもの(あるかどうか?)を追求していく国民の姿勢が重要です。バシバシと無能政治家(実際はこれがほとんど)を切り捨てていったら、そのうち友里にお鉢が回ってくるかもしれません。
?国のトップを頻繁に替えたら諸外国(アメリカ)が困る?
この厳しい世界情勢で、人の国のことなんかを第一に考える必要はありません。
他国が嫌がるカードを捻りだし、他国が嫌がる国の代表者が国益を第一優先(自動車産業など輸出業界を助けることではありません)に交渉することが日本にとって一番と考えます。
- 固定リンク
-
意見, 独り言
|
- 2010年08月31日(火)|
菅・小沢の本日の会談で、前面衝突が回避されてしまうのでしょうか。互いに主張しあって白黒はっきりつける良い機会だと思っていただけに、友里は誠に残念であります。日本人はどうしてこうも
問題の先送り
が好きな人種なのか。未来へ問題を持ち越すくらいなら、早めに膿を出してはっきりさせるのが私の主義だけに、まったく理解できません。どうせ早晩対立が再び激化、問題は早く解決した方が良いと思うのですが、農耕民族である日本人は「もめ事」をとことん嫌うようです。
こんな人種だから、いつまでたっても批評文化が定着せず、なあなあの関係が続いてしまうのでしょう、飲食業界含めどの分野でも。
小沢氏の振り上げた拳が降ろせるような条件(無条件降伏に近くないと難しいのではないか)を菅氏が提案できるのか。
でもそんなことをすると、仙石氏、前原氏、岡田氏、枝野氏などマスコミ使って小沢攻撃した連中を切り捨てることになります。彼らはこんな
ヘタレな菅
を担いだ己の無能を嘆くことになるでしょう。菅陣営にとっては、進むも地獄、戻るも地獄であります。
昔から
三日やったら辞められない
という職業があると言われております。国会議員もその1つでありますが、議員達の最終的な目標である総理大臣は、自分の主義主張を捨て、矜持を投げ出し、恥を世間に晒しても
しがみつきたい職業
なのでしょうか。面の皮が厚くなければ政治屋にはなれないと言われておりますが、ホント、この人種、さもしい人が多いようです。
さて、一部の人たちには諸手を挙げて喜ばれた友里征耶の急性咽頭炎によるダウンでありましたが、ようやく峠を越すことが出来たようです。
職場にはまだ完全復帰できておりませんが、少しずつ慣れるようリハビリしていきたいと思っております。
なぜここまで重症になってしまったのか。一週間以上高熱が続き、喉が腫れ上がり食べ物や飲料を摂取することも困難。医師からは入院の可能性も示唆されたのですが、発端は単なる「夏の疲れ」が原因だったのか。
たかが粘膜の炎症と侮ってはいけないことが今回の発症で骨身にしみました。
結構呼吸不全となって救急で運び込まれるケースもあると聞きましたし、これが切っ掛けで命を落とすこともあると脅されたのです。
ここまで事を悪化させた直接的な原因は
初期治療段階で飲酒をやめなかった
事だと思いますが、もう1つ思い当たる事が友里掲示板に書き込まれていたのです。
喉や食道を刺激する食べ物を摂取しすぎる
この夏「スープカレー」に嵌りまして、結構昼時に連チャンしておりました。もともと辛いもの好きでありますので、辛さは当然「激辛」をオーダー。
夜は更に、塩の利いた鮨や麻婆豆腐なども食べていましたので、かなり喉の粘膜に負担をかけていたのではないか。
蒸留酒などアルコール度の強い飲料は食道の病気を併発しやすい、と聞いておりましたが、「辛い料理」も同じだと言うことをすっかり忘れていたのです。
過ぎたるは及ばざるがごとし
やり過ぎ(飲食業界の支店の出し過ぎも)は何事もいけません。
皆様も、暑いから、発汗作用があるから、ダイエットだからと安易に辛いものを続けて食べることのいないよう、お気をつけください。