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ワイン, 店訪問
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- 2010年09月17日(金)|
内定した「すっから菅内閣」の1人を見て私は呆れました。その名は総務相の?
片山善博
元改革派知事との肩書きがあるようですが民主党代表戦最中から、TBSのじじい放談、もとい、時事放談で小沢批判を延々と繰り広げておりました。
民主党議員でもなく、ただの市井の民間人。批判は自由ですが、裏では菅陣営と繋がっていたのですから、人間的にさもしすぎるのではないか。大臣ポストと引き替えに、マスコミを利用して小沢批判を繰り広げる契約をしていたと受け取られても仕方のないこの大臣就任。片山も
ポストに目が眩むただの欲深い政治屋
だったと言うことでしょう。
さて先日、シェフが交替した銀座の超高額ファミレス、もとい、大箱なグランメゾンを久々に訪問しました。
100名は収納できると思われる大きなホールに訪問時の客はわずか3組。最終的には我々を入れて8組が入店しましたが、それは寂しいディナーとなりました。
客の数に合わせたのかホールスタッフも疎ら。オープン直後以外でこの店が繁盛することは永遠に無理なようです。その原因は
無茶苦茶な大箱とワインの値付けの高さ
ではないでしょうか。ワインを入れると客単価3万円はする高額店で、ファミレス並の収容人員を誇る大箱ホールはあまりに不釣り合い。誰だって、3万円払ってファミレスのような雰囲気を味わいたいとは思わないからです。
そしてワインの価格。この店はノンヴィンのシャンパンが最低でも1万3000円くらいからしかありません。
かたや大阪ではありますが、現在関西の外食好きに人気の「ユニッソン・デ・クール」は、ノンヴィンシャンパンを5900円から用意しています。ホールは大箱ではありませんが、集客は順調だとか。
ノンヴィンシャンパンにヴィンテージやプレステージの味わいを求めるのは酷。つまり味わいに大差(シャンパンハウスによって傾向は違いますけど)がないですから、わざわざ高い支払いをする必要はありません。
シェフが交替してしかりした料理(ちょっと強いトーンの皿が重なるけど)になりましたが、集客は相変わらずダメ。
同じく大阪の「エッソンス・エ・グー」もワインの値付けの安さで評判であることを考えると、銀座のファミレス風グランメゾンは、内装とワインの値付けを大改造しない限り盛況にはならないのではないかと思った一晩でありました。
京都の創作和食「ささ木」とのコラボを年末にやるようですが、府外の観光客で持っているだけの和食店の助けを借りるのも私には得策とは思えません。
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店訪問
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- 2010年09月16日(木)|
今朝の新聞の広告欄を見て呆れました。予想していたとは言え、週刊新潮、週刊文春とも菅政権の将来のなさや菅陣営への批判が盛り沢山であります。
先週までは小沢憎しで菅応援に回っていましたが、この変わり身の早さに脱帽です。今後は菅政権が倒れるまで、自民党サイドにたって菅政権批判に徹してくると思います。
まあ、ジャーナリズム(真のジャーナリズムがあるとは思えませんが)は時の権力を検証するわけですから、菅政権を批判するのは構わないのですが、民主代表戦では権力側の菅陣営を応援していましたから矛盾しております。
昨日から日本単独介入で一時的に円安へ振れていますが、何兆円も無駄にして、もとい、使用してこのまま円安トレンドへ持って行けるのでしょうか。投機筋や個人トレーダーが便乗して一斉に円を売って小遣い稼ぎしただけかもしれません。
友里掲示板では、円高にしても日本へ輸出するものがない(日本の購買力がない)から欧米は得をしないといった書き込みがありました。欧米諸国の円高容認は日本への輸出拡大を狙っていると単純に考えているのでしょうが、円高は日本企業の輸出競争力を奪う効果があるのです。世界市場で日本企業が不利になれば、それだけで欧米企業が有利になるという考えが思い浮かばなかったのでしょうか。
さて先日、西麻布のあるイタリアンへランチに行って驚くべきサービスを受けました。流行っていない店なので実名を挙げることは避けますが、あのヘタレヨイショライターの伊藤章良氏が結構好意的に書いていた比較的新しい店であります。生ハムのスライサーをウリにしていましたっけ。
http://taidan.seesaa.net/
ビールを飲みながらランチコースを選んだ後、グラスワイン(赤)をオーダーしたと思って下さい。
ソムリエールが持ってきたボトル4本を見て私は驚いたのです。4本とも未抜栓ではないか。これはラッキーだとその中から1本を選択したのですが、その後のソムリエールの行動に私は椅子から転げ落ちそうになったのです。
なんとその4本の未抜栓のボトルはワイン冷蔵庫へ戻し、別の場所からバキュバン付きのボトルを出してきたのです。遠くから見ても残りはごくわずか。
しまった、見せボトルに引っかかってしまった
気を取り直してグラスを飲み干し、私は再度同じグラスをオーダーしたのです。残りが少なかったので、新しいボトルを開けてくれると思ったからです。
ところがそのソムリエール、残りのワインを有効利用したかったからか
ボトル真っ逆さまで最後の一滴まで投入?
して来たのです。澱まで投入する気か。
ホールの客は我々だけ。近辺の「ダノイ」や「エスペリア」には結構客が入っているだけに、私はこの店の不振の理由がわかったのです。
こんなセコイサービスをするから客が来ないのか。客が来ないからそんなセコイサービスをするようになったのかわかりませんが、
貧すれば鈍する?
と言うのでしょうか。温かみを感じないソムリエールの立ち居振る舞い含めて、大幅に改善の余地があるでしょう。
そうでなければ、この店の継続は難しいと考えます。?
ちなみに普通の店のグラスワインサービスと言いますと、現在使用しているボトルを客に見せるのが普通ではないでしょうか。
客は中身の減り具合(減っていれば日が経ってヘタっている可能性が高い)も考慮に入れてワインが選べるからであります。
しかし最後の一滴まで注いでくるとは思いませんでした。
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自己宣伝
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- 2010年09月15日(水)|
ワールドカップの日本代表戦歴といい、民主党代表選の結果といい、友里の予想が大はずれで、またまた世間に醜態をさらしてしまいました。
正直ここまで小沢が完敗するとは思っていなかったのですが、諸外国は予想して準備をすすめていたのでしょうか。
代表戦の結果がでたあと大方の予想通り円高が進みました。菅代表を歓迎する(日本にとっては舐められている)シグナルでしょうか。これでしばらくの間、欧米は円高で稼ぎまくることでしょう。
友里掲示板では、
菅が再選されて一度滅茶苦茶になった方が良い
といった書き込みもありました。
落ちるところまで落ちてから浮上せよ
と普段言っている友里としては、今回の菅完勝の方が良かったのかもしれません。
今回の選択はサポーター・党員しか投票権がないと言っても、国会議員(民主党)を選んだのは国民。菅再選となってその結果が最悪になっても、国民は自己責任ですから甘んじて受けなければならないでしょう。
大マスコミはいままで菅支持でありましたが、これからは掌返して自民党寄りになって菅批判に転向するでしょう。論調の変化を楽しみたいと思います。
さて本日は「月刊もしとも 10月号」の発売日です。
メインの特集は
食べ放題、呑み放題
であります。焼肉、しゃぶしゃぶ、シュラスコ、寿司、カニ、ランチビュッフェ、ホテルバイキングなどが特集されております。
「おとなの週末」は「食べログを覆面調査」がメインテーマ。今時ランキングがインチキなサイトを真面目に検証するセンスに疑問。ぜひ「めしとも」をお買い上げいただきたいとお願い申し上げます。
いつも取り上げるメンバーの担当記事を紹介しましょう。
J.C.オカザワは、呑み放題の居酒屋採点(46ページ)とレギュラーの「B級グルメ男の作法」(64ページ)です。
今回の作法は「鰻料理」でありましたが、ネタ的に厳しかったのか内容が希薄というか、無理に行稼ぎしているところが見え見えで可哀想。内容がないだけではなく文章も面白みに欠けますので、この企画が1年持つとは思えません。
田崎真也氏の「せんべろ行脚」は新橋の「大路地」。写真のスペースが大きくなり、かなり文字数が減ったと感じるのは私だけでしょうか。
そして過食のオコチャマ・来栖けい氏。本業(エキュレ経営)が厳しいと業界ではちょくちょく漏れ聞きますが、来年4月からの新しいシェフは決まったのでしょうか。応募する料理人がいないのではないかといった噂もよく聞きます。
今回の「レシピ」(93ページ)は卵麺(トンナレッリ)のトマトソースです。
うーん、いつから料理研究家に主旨替えしたのかしりませんが、残り少ない信奉者が参考にするんでしょうね。
そして友里の出番は3ヶ所です。病に倒れながらも、原稿締め切り寸前でなんとか間に合わせた力作?であります。
まずは「ホテルバイキングの辛口採点」(33ページ)。マンダリンホテル、帝国ホテル、ウエスティンホテル、ニューオータニ、ヒルトン東京の5店を取り上げております。
再訪も可と判断したのは1店だけだったのですが、年末にかけてバイキングの需要もあるかと思いますので、参考にしていただければ幸いです。
レギュラーの「真・江戸前鮨入門」(95ページ)は浜松町の「宮葉」を取り上げております。
そして準レギュラー化している「男と女の新レストラン調査」(96ページ)では、白金高輪の「アルヴィナール」に突入しております。
店名でピンとこない方も、恵比寿にあった「イレール」の島田氏が雇われシェフの店だと言えばイメージが沸くでしょうか。
評価的には厳しいものになりましたが、女性の立場での評価は悪くないようです。今泉愛子氏の評価と合わせてご覧いただければ幸いです。
しかしここのところ、私の担当する記事がどんどん巻末へ追いやられているような気がします。オカザワよりははるかに支持が多いと自負しているのですが、なんとなく首のあたりが涼しく感じるようになりました。
皆様の更なるご支援をお願い申し上げます。