最近訪問した店 短評編 2011-4

今朝のTVで日本のアジア杯優勝を知りました。昨晩はちょっと飲み過ぎたようで決勝戦が開始する前にダウンしてしまった。TBSのコメンテーター達はザックの采配を絶賛していましたが、岡ちゃんとどう違うかとの関口氏の質問に中西氏は

岡田さんは守備を固めて堅実に・・・
ザックはリスクを取りながら・・・

と苦しい説明をしておりました。私なら

岡ちゃんとは能力が違いすぎる

とはっきり言うのですが、サッカー界のみならず長くマスコミで食べて行くには、本当のことを言えないのでしょう。言いたいことが言えないとストレスが溜まると思うのですが中西さん、岡ちゃんから

ガストール(岡ちゃんがCMに出ている胃腸薬)

でも貰っているのでしょうか。

もう1つ。フジテレビでは各政党の国対委員長の討論が放映されておりました。今週発売の週刊新潮での特集「小沢一派涙目の覆面座談会」では

エリマキトカゲ(実態は小さいのに“襟巻き”を広げて目一杯大きく見せようとしている)

と揶揄されていた安住淳氏を見て、痛く感じたのは友里だけではないでしょう。口を尖らしてムキになって発言する様は背丈を考えなくともまさに

オコチャマそのもの

こんな人が政権与党の国対委員長なんですから驚きです。民主党には前原、枝野、安住を中心にした「エリマキトカゲ党」(前原さんもエリマキトカゲですね)と、小沢チルドレンの「体育会系筋肉脳党」、そして菅さんや仙石さんを中心にした「連合赤軍OB党」に分かれる事をオススメします。

それでは短評編です。

ラ・ブランシュ
根強い人気を保つ店でありますが、料理はさておいてホールスタッフのネクタイに私はダメ出しです。
ネクタイ止めをせずブラブラのネクタイが、皿出しやワインを注ぐ度に皿やグラスに接触しそう(実際接触も)になるのです。間近でそのネクタイを見たら、汚れだらけではありませんか。一気に食欲が減退してしまった。
料理はスペシャリテのコースを選択。鰯とジャガイモの重ね焼きや甘鯛のキャベツソースは期待が大きかったからかそれほどのものを感じませんでしたが、全体に悪くはなかった。
綺麗なネクタイをしっかり固定してサービスしてもらえれば、年に1回、スペシャリテコース限定で再訪可でしょう。

石頭楼
最初は会員制、そのうち紹介制となって、現在は誰でも予約可。強気の店が右肩下がりになって集客が厳しくなったときの典型的な営業形態の変更でありますが、年末だったからか満席でありました。
低温の胡麻油に豚、牛、野菜をくぐらす「しゃぶしゃぶ」のようなもの。胡麻油が好きな方には良いでしょうが、衣類に胡麻油の臭いがこびりついて即クリーニングとなります。
クリーニングに出す直前の服か、水着のようなものを着ての訪問をオススメします。

豚組
トンカツ行脚の一環で久々の訪問。芋豚(2000円台半ば)を食べて

何だこりゃ、旨みがなくてパサパサではないか

とすかさず5000円弱のマンガリッツァ豚を追加しましたがこれまた

パサパサ

火が入りすぎているというか、中身がいずれもパサパサで旨みが抜けております。帰り際に厨房を覗きましたが、HPにある料理長の顔を確認出来なかった。以前は高いけどまずまずのトンカツだと思っておりましたから、その落胆は大きかったです。

友里征耶の週間食日記 2011-4

一国のリーダーの器ではないと国民に晒し続けるもうア菅総理。

自分は疎い

と正直に発言して物議を醸しているようですが、ここまで醜態と無能を晒しているのに未だにア菅総理を庇う民主党議員がいるから不思議であります。
私は昨秋の代表戦の時、菅さんは資質に欠けると何回も発言しておりました。仕事の依頼がなくなった居酒屋ライターのJ.C.オカザワでさえ、自分のブログ

どちらが勝つべきかは小学生でも容易に判断できる

と菅さんの資質の問題を書いておりました。オカザワの弁を借りれば、代表戦で菅さんに投票した蓮舫や前原、仙石などは既にこの段階で

小学生以下

の判断力しか持ち合わせていないことになるのですが、日本国民のほとんどがもう見捨てた菅さんを未だにTVで弁護している民主党議員は

サル以下の判断力

しかないということ。TVへ出てきて菅さんを弁護すればするほど

己のアホさ

を晒しているということに気がつかないのでしょうか。今朝の「やじうまテレビ」でも菅さんを弁護している民主党議員がアホさを晒しておりました。菅さんを弁護すればするほど己に

無能の烙印

を押されて次の選挙が厳しくなるというのがわからないのが彼の喜劇でありましょう。総理大臣だけではなく国会議員も

目先ではなく将来、己ではなく国

を考えるべきであります。

さて週間食日記です。

月曜日
夜:西麻布の焼肉屋
新年早々でオープンしているのはファミレスと焼き肉屋くらいか。おっと、体はでかいけど度量は小さい「すし処 しみづ」も正月は営業していると聞いたことがあります。
最近は色々な部位を一口ずつだしてくるコース焼肉が流行っているようですが、本来この手の料理はドカンと食べたいもの。ある水準を超えた店なら、満足度に大差がないのが焼肉だと思います。要は入店のし易さ、メニューの豊富さ、そして値付けなどが決め手。この店は平均値が高いと考えます。

火曜日
夜:内食
正月休みの最終日ということで自宅での夕食となりました。

水曜日
夜:馬喰町の中国料理店
知人の提案で4~5千円のコースを選択。支払い額を考えたら、悪くはないかもしれませんが、良くも悪くも印象に残るような料理はありませんでした。

木曜日
夜:新橋のヒアホール?
取引先と新年会で。イメージ的には洋風居酒屋に毛を生やしたようなお店。それなりの食後感でありました。

金曜日
夜:目黒のイタリアン
オススメ本の確認で訪問。奥にもう1つホールがあるとは知らなかった。業務用の半完成品か出汁を使用しているような味わいでしたが、この価格なら仕方ないか。最後のカツレツの大きさには驚きました。

土曜日
夜:目黒のトンカツ屋
るのに30分以上待たされた人気店。しかしこれはトンカツではなく、タダの火を通しすぎた味のない豚の揚げ物ではないか。衣も固すぎです。並んでまで食べに行く店ではありません。

日曜日
夜:天現寺のお好み焼き屋
昔はたまに通っていたのですが、この10年ちかくはご無沙汰でした。いつの間にか厨房でもお好み焼きを焼いてくれるシステムになっておりました。もんじゃ焼も久々に食べました。

「トレン太」を使った架空請求にご注意

本日の一面トップは日本国債格下げでありました。なんとあのスペインよりランクが下になってしまった。日本国債の大半は日本の投資家が所有しているのでただちに長期金利が上がることはないとのことですが、直ぐさま

円安

に振れてきました。いわゆるドル安傾向でなぜアメリカに不利になることをアメリカの格付会社が仕掛けてきたのか。
もうアカン総理はこの格付下げに関して記者から質問され

そういうことには疎いので

と自ら無能さをさらけ出す始末。民主党政権にとっては更なるダメージになるとの話もありますが、ヘソが曲がっている友里は裏読みしてしまいました。国債格下げにより直ぐさま出てきたのが

消費税率引き上げによる財政再建論

この格下げという追い風で消費税率を引き上げ、ついでにアメリカが望む(日本の財界も)TPP参加を押し切ってしまうのではないか。またまたアメリカの思う壺に嵌りそうです。

さて表題の件。実は友里本業で発覚した恥ずかしい不祥事であります。数年前に関係会社を卒業した人を雇い入れていたのですが、その社員が出張費請求で小銭をちょろまかしていたんです。
本人の業務上の問題もあり、昨年末に形上は依願退職となったのですが、その後の調査で不正がわき出てきたのです。
読者の方の中には、総務や経理に関係している方もいらっしゃると思いますので、簡単にその仕組みを説明します。

「トレン太」とは簡単に言えばJR(乗車券と特急券)とレンタカーのセット販売。セットにすることによって

乗車券が20%引き、特急券が10%引き

となるのです。長距離になるほど、人数が多くなるほどお得になるのがわかりますね。
今まで使っていなかった営業まわりでのレンタカーですが、関係会社ではよく使用しているようで、タクシーより割安だとの触れ込みでその社員が使用しはじめたのです。
なぜか同行させた部下のJR代も本人が支払って精算していたのが不思議だったのですが、その訳がようやくわかりました。

弊社は出張費の請求の際には必ず領収書の添付をさせます。件の元社員もしっかり領収書をつけていたのですが、1枚領収書が多かった。つまり、「トレン太」の領収書だけではなく、レンタカーの領収書をつけて請求していたのです。

もう少しわかりやすく説明しますと、2名分の「トレン太」の領収書額はレンタカー代が含入していますが、表面上は正規のJR代とほぼ同額。(1名ではなく2名まとめているところがミソです)
出張前日に最寄り駅で「トレン太」を購入してまずはその領収書を確保しておくんですね。システムに問題があると思うのですが、出張先の駅でレンタカーを借りるとき1050円ほどの保険料を支払うそうですが、その際になんと

レンタカー代として別に領収書を発行

してしまうのです。つまり1050円だけではなく、既に支払って「トレン太」の領収書に含まれているレンタカー代(6820円)も合算した領収書を二重発行してしまうのです。
その2枚の領収書をつけて出張費精算をしますと、表面上は「トレン太」の領収書が正規のJR代とほぼ同じなのでチェックが甘いと

JR代の割引額とレンタカー代

がその社員のお小遣いとなってしまうわけなのです。額にしてその小遣い稼ぎは多くて

数万円

でありますが、これを頻繁に繰り返すと結構な額になります。

今回のセコイ不祥事発覚で、関係会社はじめ出張費規定について色々と調査したのですが、結構いい加減な会社が多いことに驚きました。
しっかり領収書の添付義務を課していた弊社でもやられてしまった小遣い稼ぎですが、上場していても

出張精算に領収書を添付する必要がない

会社があるのです。交通費代だけではなく、宿泊代の領収書も必要としない規定の存在に私は驚きました。関係会社から来た件の元社員のように悪知恵が働いたら、「トレン太詐欺」だけではなく

一泊もせずに宿泊費を請求

することも可能になるからです。
日帰出張で家に帰ってきても、現地で一泊なり二泊して客回りしたことにして宿泊費や日当を架空請求することができてしまう。
いや日帰り出張さえしなくても、架空請求は可能ではありませんか。

会社上司が一々客先に、部下が訪ねていったかの確認をすることは普通しません。部下を信用しない会社と思われるからですが、その社員が詐欺人間だとコロッと騙されるのが領収書の添付義務がない場合の

架空出張

であります。今回の調査では更に、宿泊費が実費精算でない出張規程の会社が未だに存在していることもわかりました。
地位によって宿泊費の額が異なるようですが、例を挙げますと一般社員の宿泊費が9000円と定められているとします。
ところが地方ではもっと安く泊まれるホテルが一杯あるんですね。5千円前後で泊まれるとしたら、その会社の社員は一泊毎に

5000円の小遣い稼ぎ

が出来るてしまうわけです。
そのくらい大目にみろ、ツマミや酒代といったささやかな楽しみだ、既得権で組合が納得しない、という意見もありましたが、こんないい加減な規定では必要のない宿泊出張が増えるだけではないか。所詮人間は弱いものです。一泊毎に5000円前後のサヤが抜けるとしたら

早出をせず前泊
帰宅できるのにもう一泊
一泊で良いのに二泊しちゃえ

と、架空請求や詐欺ではない合法的な小遣い稼ぎに奔ってしまうのは人間の心理。しかしこの差額(宿泊規定額と実際の宿泊費の差)は、合法的な小遣い稼ぎの温床となるだけではなく、税務上も大きな問題があるのです。私が思うにこの「差額」は税務上

認定給与

になるのではないか。出張費は会社の大小に関係なく全額

経費

となります。その経費の中から社員はサヤを稼いでいるわけでして、そのサヤも本来は

所得税の課税対象

となると私は考えます。

人を信じることは大切でありますが、人が悪魔の囁きで過ちを犯さないよう、ある程度のルールを作ってあげることも大事。
最初はほんの出来心でも、回数をこなすことによって規模が大きくなるのは歴史が証明しております。
件の元社員も、調べれば調べるほど埃が出てくる様子。宿泊代の領収書を紛失したことにし、混んでいて高い部屋しかなかったと申告して

5000円

のサヤを抜いていたことも発覚しましたが、本来の業務でもっと大きな問題を犯している可能性が高く、今後の調査が楽しみであります。

本日のお題は、出張精算では領収書の添付による実費精算をしないと、大袈裟に言えば

節税、もとい脱税

の可能性大、であります。