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問題提起
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- 2011年04月27日(水)|
久々の原発ネタであります。東電は、福島第一の1号機格納容器の水棺化に支障なしとの見解を出したようです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110426-OYT1T00828.htm
原子炉建屋には配管が複雑に配置されているのですが、わずか2時間でしかもオモチャみたいなロボット2台で本当にすべてチェックできたのでしょうか。
3号機でしたっけ、湿度が高すぎて放射線量計さえ読めなかった優秀なロボットが、複雑な配管をわずか2時間でチェックできるとは、純粋無垢な方以外なら信じないと私は考えます。
しかしこの記事はもっと信じられないことが平然と書かれているのです。
毎時6トンの注水を続けているが・・・
未だに外部から毎時6トンの注水を続けているとのことですが、圧力容器や格納容器に水漏れがないとしたら、その水はどこへ行っているのか。
毎時6トンということは1日で144トンの水が入る計算です。ということは
10日で1440トン 1ヶ月で4320トン
以前のブログに書きましたが、水の1トンは1m3であります。記事にある圧力容器のポンチ絵から格納容器の容量をざっと計算してみましょうか。
高さが20メートル程度のようですから、イメージ的には直径20メートルの球体より小さいのではないか。球体の体積の公式は4/3πr^3ですから
4x10x10x10x3.14÷3=4187m3
であります。どう考えても5000トン以下ではないか。つまり少なくともこの格納容器は
1ヶ月前後の毎時6トンの注水で満杯になってしまう
という計算になります。格納容器から水が漏れていないならばですけど。
注水をはじめてかなりの日数が経っていると思うのですが、まだ注入し続けることが出来るのか。
格納容器から水が漏れていないんでしょ!
今後毎時10トン、そして14トンに増やすと書いてありますが、そうなると半月持たず格納容器は水で満杯になってしまうではありませんか。
冷却は冷却水を循環させなければ効果がありません。ところが現在まで、冷却水の循環が復活できたという報道はありません。あんな過酷な環境(放射線量が高すぎる)では、当分の間循環システムは復活できないでしょう。
百万が一格納容器に水漏れがなく、順調に注水で容器内に水が貯まってしまったとしたら、崩壊熱を出し続ける燃料棒のおかげで
格納容器内は沸騰して加熱しつづける
ことになるではないか。注水を続ける限り
格納容器から水を漏らさないと冷却効果はない
と理系出身の私は考えるのです。
水棺化(格納容器を水で満たす)したとしても、その水は順次循環して冷えた水を注入し続けなければならないのは、文系の方でもわかる理屈だと思うのですが、読売新聞の記者にはその矛盾がわらないのか、それともわざとダマされて記事を書いているのか。
友里ブログ、人気はないですが結構マスコミの方はチェックされていると聞いております。
友里の計算や考えが根本的に間違えているのかどうか、活発なご意見をいただきたくお願い申し上げます。
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問題提起
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- 2011年04月26日(火)|
東電が役員報酬や給料の減額を発表してきました。社長や専務など役付取締役の50%カットから一般社員の20%カットまでその減額率の高さや一般社員に至るまで減額するという
連帯責任の押しつけ
にちょっと驚きました。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110425-OYT1T01054.htm
しかし問題は減額率ではなく減額後の収入額であります。元の報酬や給料が高ければ、減額率が高くてもまだ一般の平均収入より高い可能性もあるわけです。
特に社長の清水氏。アメリカの報道機関からは昨年の収入がなんと
8億円近く
と暴露されていましたっけ。東電本社の役員報酬総額が7億円でありますから、どう多く見積もっても清水氏の東電本社から直接もらう報酬は1億円以下か。この報道が正しいなら、残りの7億円近くの収入は
東電子会社や関連会社
からの役員報酬であることが推測されます。大マスコミは清水氏や東電に対して
子会社や関連会社からの役員報酬に関しては減額するのか辞退するのか
と追求をしないのが不思議であります。
さて3月下旬にマウイ島へ行っていたのですが、この時期だからこそ気がついたのでしょうか、今までなら見逃してしまう光景に驚いたのです。
ホテルと空港間の往復や、レンタカーで島内を走って気がついたこと。それはほとんどの民家の屋根に
ソーラーパネル
が設置されていたことであります。こんなに普及しているとは思いませんでした。
またホエールウオッチングで北へ向かっていたら、前方の山麓にいくつもの
風力発電らしき物
があるではないですか。日本より日射量や風量が高い土地柄なのかもしれませんが、結構エコ発電をしているんですね。
特にソーラーパネル、日本では高い設置コストのおかげで電気料金の減額分では初期コストを償却できないとの見方が本流であります。しかし私は不思議に思ったのです。?
旅行客(特に日本からの)には高く感じるマウイ(ハワイ)の物価ですが、地元民はそれほどでもないはず。そして一般人の平均収入も日本より多いとは思えません。
電気代も日本より安いはずで、その安い電気料金を減らしてもお釣りが来ると考えてソーラーパネルを屋根に設置しているわけですから
ハワイのソーラーパネル(太陽光発電)は日本よりはるかに安いのではないか
と私は気がついたのであります。最近の週刊誌でよく問題視されております
まずは原発ありき
とにかく原発を造りたいから、それに反対する勢力を金銭的に干し上げ、原発の代替発電の検討を真面目にさせないという説に私は膝ポンとなったのです。そこで私はソーラーパネルのメーカーがどこなのかちょっとググってみました。
http://solar.mayuha.com/maker-245
予想と違って原発メーカーである日立や東芝は上位に挙がってないようですが、これらのメーカー、あくまで友里の推測でありますが
各電力会社や政府と少なからずの取引があるのではないか
つまりお客さんである電力会社や政府に遠慮して?
真剣に製造コスト低減
を検討していなかったのではないかとヘソの曲がった友里は考えてしまったのです。
決して平均収入が高いとは思えないマウイの人たちが、日本より電気料金が安いと思われる電気代を節約するためソーラーパネルを設置しているのです。
アメリカ(マウイ)のソーラーパネル(太陽光発電)は日本製よりはるかに安い
と考えるのが自然ではないでしょうか。もしかしたら
性能(発電効率)もはるかい良い
かもしれませんね。でもこんなこと書くと友里も干し上げられそうで心配であります。
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情報
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- 2011年04月25日(月)|
本日のブログはまずお詫びからはじめなければならないでしょう。野球評論家の広岡氏と同じく?
一勝も出来ないだろう
と予想した斎藤佑樹選手がはやくも2勝してしまいました。株と同じく相変わらずスポーツに弱い友里。改心しまして、斉藤選手は10勝以上して新人王をとると予想を変更することにします。?
蓮舫大臣の夫・村田信之氏が目黒区議選で落選したようです。55人の候補者中なんと42位で得票数は893票。トップ当選の得票数が3986票ですから、相当な不人気であったことがわかります。
選挙期間中襟を立てなかったのがいけなかったのか、妻と同じく性格が悪かったからなのか、その両方か。いずれにしても
民主党と蓮舫は賞味期限切れ
であることがあらためてわかった選挙結果でありました。
先日出張を兼ねて熊本を訪問してきました。熊本繁華街に近い「熊本ホテル キャッスル」にチェックイン後、すぐさま昼食に訪問したのは地下にある中国料理店「桃花源」でありました。故陳健民氏の弟子筋の四川料理店でして、支店は銀座のビジネスホテルに同名でオープンしている有名店。銀座店のクオリティ低下が気になっていたので本店を検証しようとの考えでの訪問でありました。
店の簡単な評価はそのうち日曜の「短評編」にアップする予定ですが、この時入口レジで面白いパンフレットを見つけたのです。
最近はTV露出もめっきり減ったフレンチの鉄人を冠した特別企画「さらに美味しい巧みの饗宴」として
2011年春坂井宏行氏待望の来熊!
とあるではないですか。まずはそのパンフとホテル玄関先にあった看板の写真をご覧ください。

フレンチ鉄人イヴェント

ドサまわり看板1
来熊、イメージはおわかりいただけますね。熊本にやってくるという意味でしょうが、私はこの日まで「来熊」を
らいくま
と読むと思っておりました。今や地元の名士となってしまった学生時代の後輩(地元優良企業のシャチョーさん)との夜の宴会で私ははじめてこの読み方が
らいゆう
であると知ったのです。後輩の面前で無知をさらけ出してしまい非常に恥ずかしかった。しかし、この読みの知識を得ただけでも友里のらいくま、もとい来熊(らいゆう)は大きな意義がありました。
さてフレンチ鉄人の特別企画、ランチは1万円、ディナーは2万円(いずれも飲み物&税・サ込み)。何人収容できるバンケットルームかわかりませんが、ホテルの大きさ(底面積)を考えると定員は100名が限界か。つまり実行予算は総額
300万円(昼夜1日で)
レベルとであると推測します。
鉄人のギャランティ(当日鍋は振らず、せいぜいレシピ提案程度と推測)がいくらなのかわかりませんが、ホテルとしてそれほどうま味があるイヴェントなのかどうか。パンフやホテル玄関には看板まで造っており、それなりに経費を掛けていると推測。実際の利益はあまり考えていないのではないか。
鉄人は小遣い稼ぎ、ホテルは鉄人の名を借りての宣伝効果や上客接待による今後の売り上げ安定という
相互利益
が成り立っていると推測したのであります。
しかし出稼ぎはフレンチ鉄人だけではありません。過去にはこんな有名料理人のイヴェントがあったようです。

ドサまわり看板2
廉価イタリアンの落合務氏、創作中華の脇屋友詞氏、そして「なんちゃって四川」の陳健一・健太郎親子の看板もでておりました。
このような料理の鉄人や有名料理人のどさ回り、もとい地方イヴェント、熊本キャッスルだけではなく、かなりの範囲で全国展開されているのではないかと考えます。
捨てる神あれば拾う神あり。こう言っては怒られるかもしれませんが、賞味期限切れの料理の鉄人やマスコミ露出だけが頼りの有名料理人の稼ぎどころはまだまだ地方に眠っていると知った今回のらいくま、もとい来熊(らいゆう)でありました。