最近は出稼ぎに精を出しているのか、鉄人たち

本日のブログはまずお詫びからはじめなければならないでしょう。野球評論家の広岡氏と同じく?

一勝も出来ないだろう

と予想した斎藤佑樹選手がはやくも2勝してしまいました。株と同じく相変わらずスポーツに弱い友里。改心しまして、斉藤選手は10勝以上して新人王をとると予想を変更することにします。?

蓮舫大臣の夫・村田信之氏が目黒区議選で落選したようです。55人の候補者中なんと42位で得票数は893票。トップ当選の得票数が3986票ですから、相当な不人気であったことがわかります。
選挙期間中襟を立てなかったのがいけなかったのか、妻と同じく性格が悪かったからなのか、その両方か。いずれにしても

民主党と蓮舫は賞味期限切れ

であることがあらためてわかった選挙結果でありました。

先日出張を兼ねて熊本を訪問してきました。熊本繁華街に近い「熊本ホテル キャッスル」にチェックイン後、すぐさま昼食に訪問したのは地下にある中国料理店「桃花源」でありました。故陳健民氏の弟子筋の四川料理店でして、支店は銀座のビジネスホテルに同名でオープンしている有名店。銀座店のクオリティ低下が気になっていたので本店を検証しようとの考えでの訪問でありました。
店の簡単な評価はそのうち日曜の「短評編」にアップする予定ですが、この時入口レジで面白いパンフレットを見つけたのです。

最近はTV露出もめっきり減ったフレンチの鉄人を冠した特別企画「さらに美味しい巧みの饗宴」として

2011年春坂井宏行氏待望の来熊!

とあるではないですか。まずはそのパンフとホテル玄関先にあった看板の写真をご覧ください。

フレンチ鉄人イヴェント

ドサまわり看板1

来熊、イメージはおわかりいただけますね。熊本にやってくるという意味でしょうが、私はこの日まで「来熊」を

らいくま

と読むと思っておりました。今や地元の名士となってしまった学生時代の後輩(地元優良企業のシャチョーさん)との夜の宴会で私ははじめてこの読み方が

らいゆう

であると知ったのです。後輩の面前で無知をさらけ出してしまい非常に恥ずかしかった。しかし、この読みの知識を得ただけでも友里のらいくま、もとい来熊(らいゆう)は大きな意義がありました。

さてフレンチ鉄人の特別企画、ランチは1万円、ディナーは2万円(いずれも飲み物&税・サ込み)。何人収容できるバンケットルームかわかりませんが、ホテルの大きさ(底面積)を考えると定員は100名が限界か。つまり実行予算は総額

300万円(昼夜1日で)

レベルとであると推測します。
鉄人のギャランティ(当日鍋は振らず、せいぜいレシピ提案程度と推測)がいくらなのかわかりませんが、ホテルとしてそれほどうま味があるイヴェントなのかどうか。パンフやホテル玄関には看板まで造っており、それなりに経費を掛けていると推測。実際の利益はあまり考えていないのではないか。

鉄人は小遣い稼ぎ、ホテルは鉄人の名を借りての宣伝効果や上客接待による今後の売り上げ安定という

相互利益

が成り立っていると推測したのであります。
しかし出稼ぎはフレンチ鉄人だけではありません。過去にはこんな有名料理人のイヴェントがあったようです。

ドサまわり看板2

廉価イタリアンの落合務氏、創作中華の脇屋友詞氏、そして「なんちゃって四川」の陳健一・健太郎親子の看板もでておりました。
このような料理の鉄人や有名料理人のどさ回り、もとい地方イヴェント、熊本キャッスルだけではなく、かなりの範囲で全国展開されているのではないかと考えます。

捨てる神あれば拾う神あり。こう言っては怒られるかもしれませんが、賞味期限切れの料理の鉄人やマスコミ露出だけが頼りの有名料理人の稼ぎどころはまだまだ地方に眠っていると知った今回のらいくま、もとい来熊(らいゆう)でありました。