不信任案 否決!

株を買ったら直ぐ下がり、空売りしたら即暴騰。W杯では負けると予想した国が勝ち続け、1勝も出来ないと断言した斎藤佑樹は負けなしのまま連勝中。
巷では逆張り対象と揶揄される友里征耶が、ずばり本日の不信任案採決の予想をさせていただくと

反対多数で否決

であります。
小沢系議員の造反はわずかで菅総理は念願の小沢斬りを完結。このままあと2年間、民主党政権、いや菅執行部は安泰となるでしょう。

大義がない

と自民党内でも異論が出た今回の不信任案提出でありますが、友里に言わせると

菅総理の続投こそ大義なし

でありますが、現実はこのまま日本の悲劇と凋落が続くことになると思います。

しかし政権擦り寄り一辺倒だった大マスコミの中で、読売の論調に変化が見られるようになりました。不信任案が可決された場合の解散総選挙を否定するだけではなく、菅内閣の総辞職にまで踏み込む論調となっております。

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110601-OYT1T01123.htm

私の予想が当たるとは思いますが、極左とチビッコギャング、そして人情の機微を持たないフランケンが政権中枢に居続けられるかどうか、本日13時の国会に注目であります。

勝ち馬に乗る

は風見鶏、ラグビーボール、コウモリばかりの政治屋の鉄則であります。賛成すると見ていた小沢陣営から反対票を投じる造反が出る可能性もありますが

不信任案が否決されるから反対票を投じよう

と思っていた議員も多いはず。
形勢が悪い(可決されそう)と判断した場合、解散総選挙だけは避けたいと思う人は多いのではないか。大差での可決(反対票多数)で菅さんにダメージを与えて

座敷牢への封じ込め

ようと寝返る議員が出るかもしれません。また自分より先に投票する民主党議員の動向を見てから決断する日和見議員も多いのではないでしょうか。
とは言いながら、友里征耶の予想はあくまで

不信任案は否決

と念押しさせていただきます。

オマケ
読者からご要望があったオカザワとの会食。つい最近会ってきました。
相変わらずKYで「ボクちゃん一番」光線をまき散らしておりましたので、機会があればブログで報告したいと思います。

可決か否決か、そのまえに解散か

久々に床屋談義です。
存在自体が政治空白、と言われている菅総理。

この状況で菅降ろしなどとんでもない
辞めろと思っている国民はいない

とTVの解説者やコメンテーターは力説しておりますが、週刊誌や夕刊紙を見ると総ス菅(総スカン)一色。今すぐ辞めろコールばかりであります。
週刊誌(出版社)や夕刊紙の経営者や記者達も立派な「国民」だと思うのですが、大マスコミはカウントしていないのでしょうか。

復興や原発事故対策で大変な時期に総理を交替している場合ではないとのご意見が大マスコミにありますが、この2ヶ月が既に政治的空白ですから今さら数週間停滞しても構わないのではないか。

急流で馬を乗り換えるな

との諺で政局を批判する純粋無垢な人も多いのですが、友里は「急流を渡れない馬は乗り換えるべし」というありきたりな反論を言う気はありません。?

急流の今、サルから馬へ乗り換えろ

であります。
事態は煮詰まってきたようで、本日中に野党から不信任案が提出されるといわれ、小沢系が50人の造反者を固めたとの報道もありました。いやその前に機先を制する意味で「解散」してしまうのではないかといった予想もあるようです。

どうせ次の選挙で民主が崩壊するから除籍された方が有利だ

と造反者が急増すると思っていたのですが

どこへ行っても次がないなら、一日でも長く代議士やって歳費をもらい続けたい

という情けない理由で不信任案を否決する若手代議士もいるそうです。まあ、政治屋を生業としたい人ですからその気持ちはわからなくはないのですが、なんとも歯がゆい。
執行部は造反者を除籍し、不信任案が可決されたら衆院を解散して総選挙だとのブラフをかけておりますが、

次がないのは政権中枢の議員も同じ

ではないか。小さな体を揺すりながら

可決された場合は総理に解散を進言する

と言ったチビッコギャングの安住代議士をはじめ、仙谷さんから大元の菅さんだって国会へ無事戻ってこられる確証はないのではないか。
平成の議席泥棒と揶揄された与謝野さんは間違いなく民間大臣としてしか戻ってこられないでしょう。いや、また政権交替になりますから新政権からお呼びがかからないはず。
これだけの不人気ですから比例復活も望めず、小選挙区での当選は数十人と言われているだけに、百万が一可決されても私は解散が出来ないと思ってしまうのです。

解散してしまったら世は総選挙一色。6月20日ころ発売される拙著

絶品レストラン(タイトル本決まり)

が完全に埋没してしまうのではないかと心配であります。すでに校了しておりまして

最新京都美味ガイド(淡交社)

に追いつけ追い越せ。
といっても友里流ではもう賽は投げられた段階でして、掲載店へ営業かけるわけでもなく、せいぜい拙ブログで自己宣伝する程度。
餅は餅屋で悪口、もとい辛口友里にガイド本は似合わないどうか。結果は1ヶ月後には出るでしょう。

久々に店癒着を見せてもらった、マスヒロさん

読者の方から、「通販生活 2011夏号」で山本益博さんが大々的に「飛雁閣」の点心を宣伝しているとの情報をいただきました。

http://www.cataloghouse.co.jp/features/tsuhanseikatsu/

早速アマゾンでその雑誌を入手しようとしたのですが、自宅へ送られるまで1週間ちかくかかってしまいました。手にとってみると21頁から3頁つかった頒布会の宣伝であったことがわかったのです。

旨い!これが本物の点心の味だ。

と銘打って、6月から6ヶ月分の中国料理店「飛雁閣」の点心頒布。1ヶ月分は4種の点心で価格は5,985円ですから結構高いですね。
この宣伝の1頁目で大きなアップ写真が出ているマスヒロさん。さかんに

化学調味料を使用していない

を連発しています。もう友里ブログでは何回書いたかわからなくなっておりますが、彼は並木橋の街場中華「有昌」の化学調味料てんこ盛りの

シイタケそばを絶賛

していた舌の持ち主。どこかの施設にでも入ってMSG抜きのリハビリを受けてきたのでしょうか。

まあ料理評論家と言いながら店から便宜供与を受けているのは周知の事実だと思うのですが、この「飛雁閣」は友里もちょっと絡んでいただけに、間違いなく店側からの提供があったと私は考えるのです。
無化調調理を謳いながらも厨師の実力が問題だったからか集客に苦しんでいた「飛雁閣」。コンサルを通じて友里にアドヴァイスを求めてきたことは以前のブログで書きました。その際「タダ飯」の提供オファーだけではなく、

お車代

まで出てきそうになりましたが、そこはハニーだけではなくゼニー(銭)のトラップにも細心の注意をはらっている業界の嫌われ者・友里征耶です。勿論丁重にお断りしたのですが、この店はそのような

便宜供与に積極的

な店だということがわかると思います。

自腹で数回訪問して自分なりの提案をさせていただいたところ、名刺交換で足がついたのか店で出している紹興酒では一番手頃なものを会社へ送っていただきまして、仕方なくそれだけはいただいておりました。
知り合いのプロ業界人は、ブログでこの店の料理を取り上げただけで、最高レベルの紹興酒が送られてきたと言っておりましたから、料理の改善ではなく店宣伝には積極的な経営者であります。

また昨年のブログでも書いたのが、プレスから素人ブロガーに至るまでの

タダ飯招待で釣る取材依頼

http://tomosato.net/weblog/date/2010/06/07

なりふり構わない店宣伝であります。

化学調味料に寛容というか大量添加に気づかない舌の持ち主・山本益博氏が化学調味料無添加の点心を宣伝する不思議。
「飛雁閣」の個室内で点心を紹介する写真もありましたから「タダ飯」はまず間違いない。今までの経験から、それ以上のものの「やり取り」があったことを想像するには難くないマスヒロさんの飛雁閣宣伝でありました。

私は何も金員含めた便宜供与を受けるなと言っているのではありません。数年前、「月刊ゲーテ」が山本益博氏に向けたタダ飯疑惑に対し「事実無根」と反論し、法的対応のほか領収書の開示までほのめかしたマスヒロさんですが、その後はまったくフォローなし。
便宜供与を受けても構わないけど

タダ飯やお車代

を受けたらしっかり開示するのが料理評論家を自称する人の矜持であると私は考えます。