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意見
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- 2011年07月11日(月)|
すっかり潮目が変わってしまったようです。九電の「やらせメール」関連では、新聞やTVはかなり批判的な立場で報道するようになりました。大震災直後の東電擁護、原発擁護の姿勢とは正反対の掌返す仕打ち。
各電力会社が繋ぎ融資を受けるほど資金的に逼迫して、豊富な広告料を注入しなくなったからなのか。電力会社に対する世論の反応があまりに厳しいので、擁護から批判に転向出ざるを得なかったのかは定かでありませんが、大マスコミの
ブレ
には呆れるばかりであります。
電力会社役員達(幹部社員も)の傲岸不遜さや浮世離れした体質は今に始まったことではありません。ましてや大震災後に顕著になったわけでもない。
無競争、必要経費(固定費だけではなく変動費も)に利益上乗せで売価(電力料金)決定と、実態は民間企業とかけ離れた恵まれた会社でありました。競争の原理を含めた
切磋琢磨
が社内外に生まれる土壌がなかっただけに、独特の文化を醸成してしまったと考えます。それを見逃して、美味しい広告料を受け取り続けていたのですから、大マスコミもある意味同罪と言えるでしょう。
節電、節電
とうるさいマスコミですが、そんなに電気が足りないならまずは己の下らない番組を廃止して、TV放送を止めたらどうか。
私はTV局に言いたい。TV番組は地震速報、台風情報など最低限の情報に、日に数回のニュースで充分。少なくとも?
芸のない吉本など自称芸人を救済するバラエティなどまったく必要がない
のではないか。TVも1局だけに限定し、ニュースや気象情報だけに限定すれば、TV局自体の電気使用量を減らせるだけではなく、何千万台あるかわからない全国のTVがタダの液晶板(プラズマ板も少々)になりますから、その節電効果は大変なものがあるはずであります。
TVを止めることの方が、少なくとも夜間の照明を操作して、治安や交通の安全を落とすより最優先課題と友里は考えます。
九電のやらせメールに端を発したのか、過去の説明会では九電関係者が会場に多く参加して意見誘導していたとの報道もありました。でもこんなこと、今さらそんなに驚くことなのか。
マスコミの大顧客である大企業の株主総会を見てみれば、自称社員株主が大勢押しかけて
異議なーし 賛成
と議事をそのまま通過させるのが日本風土のお約束ではなかったか。九電関係者も
立派な県民で意見をいう権利がある
との電力側の反論もあるようです。最初から電力会社関係者の県民だと堂々と謳っていれば(メールも電力会社関係者と名乗っていれば)、何ら突っ込まれる問題ではなかったでしょう。
今度は朝日の記事です。
http://www.asahi.com/national/update/0710/SEB201107100002.html
やらせメールで佐賀県知事は被害者ヅラして怒っておりましたが、実際はもみ消しに奔っていたのではないか。
一部の人だけでも潤う原発の再稼働が必要だと最初から堂々と本音を言えば良いものを、妙に取り繕うから矛盾点を突かれてしまうのです。
また玄海町に関しては、こんな情報もありました。
http://www.data-max.co.jp/2011/07/14_101832.html
6/30のブログで取り上げたJC(青年会議所)出身の岸本町長の身内のことが取り上げられております。これが事実なら、チンペイの元秘書(海江田さん)の要請ですぐ再稼働を了承してしまったのも頷けると言うものです。
さて、福島の牛からセシウムが検出されたとの報道がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110710-OYT1T00276.htm
こう言っては怒られるかもしれませんが、私はこの記事を見て
まだ福島の牛が出荷されていたんだ
とあらためて知ったのです。と言いますのはつい最近、ある店で?
福島の牛は当初暴落していたが、最近は値が付かない
と聞いていたからです。値が付かないなら出荷するはずがないと思っていたのですが、実際は値が付いていたのでしょうか。
記事にもありましたが、悪いのは肥育農家ではなく東電、そして老朽原発の稼働を黙認していたお上でありましょう。
このフクシマの責任をとっていない立場で、どうやって玄海原発再稼働に関して
国が責任をとれるというのか
経産省などお上の頭の中身は、友里の想定外であります。
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店訪問
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- 2011年07月10日(日)|
今朝の新聞(読売)では、福島第一原発の廃炉に向けた中長期的な工程表の素案が出ておりました。?
溶融した核燃料の回収にはなんと10年後から着手
肝心の原子炉の解体・撤去には数十年を要する
事故当初に友里ブログで何十年もかかると述べたことがまたまた当たってしまったようです。株やスポーツではまったく通じない予想や洞察力でありますが、こと原発事故に関してはビシビシ当たってしまう不思議。この能力がなぜ株取引で活用できないのか、なんとも不甲斐ない気持ちで一杯であります。
一発ヘタ打つと、何十年も周辺が立ち入り禁止になってしまう原発。直接だけではなく間接的な被爆も含めた被害額は天文学的であります。停止中の原発再稼働に関して
国が責任を持つ
と大見得切った経産省ですが、それならば今回の原発事故からみの事故収拾、そして補償に関しては国に責任をもってもらって
増税に頼るな
と私は言いたい。地震や津波に関しての復旧や復興を増税に頼るかどうかでさえ議論が分かれるこの問題ですが、ドライに言わせていただくと
増税に頼るというのは、国民が尻ぬぐいすることではないか
国が責任をとるというなら、その判断にたずさわってきた政治家や役人がまず私財を投げ打つべきと私は考えます。
今回の福島原発事故では国が責任をとらず国民に転嫁、しかも誰の責任も追及していない。そしていつ事故が起こるかわからない再稼働する原発に関してのみ
国が責任をとる
と言っても、なんの説得力もないと思うのですが皆さんのお考えはいかがでしょうか。
さて3店です。
プリズマ
広尾にあったペルゴラのシェフが南青山にオープンしたイタリアン。非常にわかりにくい立地でありますが、ホールの席間は余裕があり、オープンキッチンも大きい。10500円コース1本の営業であります。
料理構成は口直しのグラニテ入れてメインまで8皿ほどと多皿に近い。フレンチみたいなスフレ(イカ墨と新ジャガ)はまずまずで、若鮎のソテーや2種のパスタも悪くはなかった。1皿の量には物足りなかったですけど。メインの豚料理はサルシッチャ含め肝心の旨みがイマイチでありました。
皿出しが非常に早く、入店して1時間半くらいでメインまで終了。立地は良くないですが、同伴にも充分使える店であると考えます。
最終的な評価は秋の食材のときの再訪に委ねることにします。
天香回味
予定が1週間ずれてしまったため、この週は銀座中央通り店と銀座店の2店に行く事になってしまいました。
支店によって微妙に具の盛り(量)が違うのではないでしょうか。読者からの話では
六本木店は量が少なかった
とありましてHPなどを調べたら、銀座の2店とはコースの値付けが違っておりました。具の表記も違っておりましたから、茸類を堪能したければ、ちょっと高いですが銀座や赤坂の支店を選んだ方が良いでしょう。
掲示板では「カレー味でイマイチ」とのご感想もいただきましたが、多分出汁に入っている「クミン」の香りではないでしょうか。クミンはカレー料理だけではなく、広く(ケーキにまで)使用されているスパイスであることをご理解いただきたいと思います。
しかし週二回(しかも中2日)ではさすがに2回目の時はちょっと飽きました。でも完食しました。
祇園 K
マスコミに露出しない小さなお店。3?4年ぶりの再訪でありました。何しろ日本で一二を争う予約困難店なのでそう簡単には行けません。
昔よりかなり値上がりしておりましたが、この雰囲気だと半年先でも予約を入れたがる客が多いのでしょうか。
この店、友里出禁の「しみづ」と親しいとか。清水氏からのフィードバックのおかげでしょうか、しっかり正体がバレてしまっていたそうです。
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店訪問
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- 2011年07月09日(土)|
自民党が延長国会で再度内閣不信任案の提出を検討しているとの話しを聞きますが、本当に実行する気があるのでしょうか。
野党だけではなく与党・民主党の95%がもう
菅辞めろ
と願っていると漏れ聞いております。今回不信任案が提出されたら、可決されると考えるのが自然でありますね。
でもそうなるとあの菅さん、飛んで火に入る夏の虫とばかり
衆院解散→総選挙
に迷いなく突っ走るのではないか。ここまで粘っておきながら、不信任で潔く総辞職をとるほどまともな性格だとは思えません。
私は自民党・石破政調会長の戦闘モードが単にポーズだけだと思うのです。今、菅さんに
脱原発解散総選挙だ! 原発にイエスかノーか
と総選挙で訴えられたら、自民党は勝てないでしょう。民主党の議席減は最小限に留まるのではないか。自党に不利になるそんな自爆行為をするとは思えないのです。
逆に党利党略、そして己の保身を考えるなら、民主党議員は下手にあと2年任期を全うしてその後永遠に無職となるより、この福島原発が収束しない事故真っ盛りの時こそ
解散総選挙
をすることが、ひいては自身の議員生命の延命になると思うのです。こんなアフォなお題目で解散が出来るのは、変人の小泉さんと菅さんくらいしかいません。
被災地や国益をまったく考えずに己の生活や職を守るためには、菅さんを辞めさせるのではなく、
菅さんに解散してもらう
のが一番ではないでしょうか。
今回の民主党内ドタバタ、実は解散総選挙までのアリバイ造りではないかと思ってしまうのです。
権力を手にしたら永遠に離したくなくなるのが人間です。どんなに逃げても、あと2年で民主党は権力を手放さざるを得ない。私が民主党議員なら、座して死を待つより、菅さんを唆し悪者にしてでも解散というバクチを打つと思うのですがいかがでしょうか。
さて週間食日記です。
月曜日
夜:港区の3つ星和食
予想外に寸前で予約が入ってしまいました。久々の訪問です。
当初は1万円コース(すき焼きを頼むと1万5000円)でしたが、今の最高値コースは2万5000円となっておりました。
結論から言いますと、味が滅茶苦茶濃すぎる居酒屋料理の延長線。アメリカ人しか喜ばない思うほどの味付けで、それはCPが悪いものでありました。
最高値コースで、長時間揚げのヒレカツや〆に桜エビの天丼が出てきて、私は椅子から転げ落ちそうになりました。天丼、特に味が濃かったです。
これなら同じ創作和食でも、「かどわき」の方が遙かに美味しいのではないでしょうか。
火曜日
夜:六本木の和食
20年前くらいでしょうか、一世を風靡した元祖ワインを合わせる和食店。フォアグラ大根が特に有名です。六本木へ移転してからは初訪問。この夜は取引先の接待だったので、気楽に食べてしまって記憶があまりありません。居酒屋料理の範疇だと思いますが、コラムに取り上げるなら再訪が必要でしょう。
水曜日
夜:浅草のフレンチ
オカザワと訪問した店であります。今回はアラカルトで。オカザワに気を遣いすぎて、これまたあまり記憶に残っておりませんが、悪くはない料理でありました。
木曜日
夜:神田付近のビストロ?
結構盛況な気軽フレンチ。前菜は1000円以下、メインも2000円以下が主体で、ボリュームたっぷりの料理でありました。
ポテトが冷凍物(業務用)とか、がっかりなところもありましたが、カイノミ、鴨コンフィ、エスカルゴ、牛すね肉の赤ワイン煮など食べまくりました。「煮込み屋なりた」よりは良かったです。
金曜日
夜:神泉のフレンチ
今流行のカウンター主体、若いカップルや女性客狙いの気安いフレンチ。料理は5000円前後のコースが主体というのがこの手の店の特徴です。
前回はアラカルトだったのですが、今回はコースにしたこともあり、安く上がって食後感は悪くはなかった。
しかし自称オーナーのフレンドリーすぎる接客には驚きました。女性客へ料理を運ぶ時でしたが
さぁー行ってみよう
とか声かけちゃうんですね。そこから料理などの説明が始まります。賛否がわかれるサービスであるでしょう。
土曜日
夜:内食
昼はジムで、パーソナルのキネシストレーニング。夜は久々に内食でした。
日曜
昼:山梨の温泉宿(日帰り専門)
夜:新宿のタイ料理
サクランボ狩りへ行って昼は風呂に入りながらの旅館料理。夜は新宿駅アトレ内のタイ料理店に入りました。
内容をとやかくいうレベルではありませんでした。