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店訪問
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- 2012年01月29日(日)|
三菱電機の防衛省に対する「不正請求」が発覚したようです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120128-OYT1T00915.htm
防衛部門とは関係のない従業員の作業実績を防衛装備品の設計に従事したように付け替えていた疑いがある
とのことです。
あらかじめ製造に必要な作業量や作業時間を推測して人件費を算出して契約額を決定、実際には要した作業量が少ないなら減額して精算するというシステムをとっているとのこと。
見積もりより安くなりそうだとわかったら、なんとか減額を避けたいと考えるのは人情でしょうか。ですからこんな不正が行われてしまうのですが、友里はここで不思議に思ったのです。国の仕事なのにもしかして
競争入札をしていない?
のではないか。本来、設計時間や製造時間の見積もりは見積もりをする会社の責任範囲。しっかり請負で競争入札するなら、見積もりのリスクは応札側にあるはずで、発注側がさじ加減するものではありません。つまり今回のプロジェクト
請負契約ではない
ということですから、随意契約などではないか。競合社を集めての
競争入札をしていない
のではないかと考えるのであります。
今回は三菱電機がやり玉に挙がっておりますが、こんなことは他の受注会社でも日常茶飯事なことではないかと友里は推測します。
己の役員報酬の増大を考えるだけの社長や役員が指揮する大会社が、正直に減額のデータを提出するとは思えないからであります。
トカゲの尻尾のように三菱電機一社の問題に矮小化することではない、日本のシステムの大きな問題であると私は考えます。
さて本日も「最近訪問した店 短評編」の変形であります。
先日、店が引けた鮨屋の主人たちがちょくちょく顔を出しているというビストロへ行ってきました。店名は敢えて書きませんが、高額ステーキ店が入るビルの4階というと察しがつくかもしれません。
久兵衛の3代目若(若といっても香港系に譲渡されて、2代目3代目の親子はただの雇われのはず)や、「しみづ」や「寿司 幸」の主人もちょくちょく出入りしているとの情報に、鮨を食べ終えてお腹が一杯でありましたが、滅多に行かない二次会場所に選んだのであります。
飛び込みでも何とか入れましたが店内は満席。カウンターとテーブル席が2つくらいの小さな店でありました。
メニューをみるとビストロというよりワインバーの位置づけでしょうか。ワインリストには値付けの安いワインが沢山並んでおりました。
なんでもこの店のオーナーシェフは、銀座の有名ワインバーのシェフだったとか。サラダなど2皿とグラスワインを数杯飲んだところで、今田さん、杉山さん、清水さんが来ないようなので、次の店へ移動したのであります。
25時過ぎまで営業しているというこのワインバー、深夜でも寿司業界のスターたちに会いたいと思う方は話のタネに訪問されてはいかがでしょうか。彼らの店ではわからない立ち居振る舞いやちょっと変わった私服姿が見られるかもしれません。
3次会はいわゆるバー。モルトではなくカクテルが得意の店のようでありました。この手の店の経験がほとんどない友里、男性一人客の多さに驚いたのであります。鮨オタクやミシュランオタク以外に
ワインバーオタク
の存在を知った瞬間であります。
カクテル2杯、モルトを1杯とこの夜はへべれけで深夜に帰宅しました。
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トモ散歩, 宣伝
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- 2012年01月28日(土)|
老体にむち打って埋没気味(石原さんは違うかも)の3人が行動を起こすようです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120127-OYT1T00924.htm
勝谷誠彦氏は「身を捨てて」真の保守が立ち上がったと評価しておりますが、ヘソが曲がった友里は、都知事に逃げていた石原氏がこの政治混乱のドサクサにつけ込んで
総理大臣として人生を終えられる
と欲を出してきたと考えてしまうのです。
以前より平沼氏や亀井氏から誘われても首を縦に振らなかった石原慎太郎氏。声高に恫喝するかのような発言態度、実態は
気が弱い
ことの裏返しであります。必要以上に慎重で勝てると確信する勝負しかしない性格(ある意味当然ですけど)なだけに、今回本当に新党立ち上げに荷担するとしたら絶対勝てる(政界の核となれる)と判断したと思います。
まあその動機は不純であるかもしれませんが、保守と左巻きが呉越同舟となっている現在の各政党(特に民主党)をシャッフルするキッカケとなれば結果オーライであると考えます。
年寄りの冷や水
とならないことを祈るばかりであります。
さて前々から気になっていたのが六本木ブランドの地盤沈下であります。交差点を中心に、派手な看板を掲げた廉価な店が目立ちます。特に交差点から飯倉片町へ左サイド、一時の渋谷センター街と見紛う雰囲気であります。
友里の高校時代(40年前近くになるでしょうか)、渋谷はオシャレな街だったんですね。
「公園通り」なんて呼ばれていたパルコ(未だあるのか?)のある通り、確か店名が「時間割り」と記憶している喫茶店は、学校帰りのデートスポットとしてよく利用しておりました。今思い出すと限りなく洋食に近いかもしれませんが、小さなフレンチもその公園通りの近くにありました。パルコ脇(今はスペイン通り?)にはラブホをありましたっけ。
ところが何を勘違いしたのか更なる集客を狙った地元がターゲットにしたのが
ファストフードや廉価店へ入る若者
こう書いては怒られるかもしれませんが、あっという間に客引きばかりの汚い街(特にセンター街)になってしまった。友里も大人になってから渋谷へはほとんど近づかなくなってしまったのです。
最近は浄化というと怒られるかもしれませんが、通りの名前を変えるなどイメージアップに努めております。自業自得と言ってしまえばそれまでですが、渋谷は大変な遠回りをしたのではないでしょうか。
そして六本木。昨年交差点近くの浜松風お好み焼き店へ行く前にちょっと歩いてビックリ。外人の客引きばかりで、しかも外苑東通り(飯倉に向かって左サイド)の店はどぎつい店ばかりではありませんか。
学生時代は一種の憧れみたい場所だった六本木ですが、以前の渋谷センター街みたいな雰囲気になってしまっているのです。
先日この付近のフグ屋へ行く機会がありましたので、交差点からドンキホーテまで写メしながら再び歩いてみたのです。
交差点近くには「大阪の味」と書かれた大きな電気看板があるお好み焼き屋。
そして「すぱじろう」、「三田製麺所」、「FRiDAY‘S」というステーキハウス、トルコレストランが2軒にケバブ料理店。そして〆は「すしざんまい」であります。よくまあこの手の店が集まったなと感心してしまいました。
一世を風靡したロアビルも今ではただの雑居ビルみたいなもの。
なぜ星をとれたか疑問の「よしたけ」(3つ星)も銀座へ逃げ出した(実際はスポンサーとの問題?)ように高額店が激減しているだけに、これからも六本木のイメージは下がることはあっても上がることはないのではないでしょうか。
六本木の3つ星店と言いますと残るは今回昇格した「龍吟」でしょうか。この店の近くにもラブホがありますが、これ以上六本木の地盤沈下が進まないうちに移転を検討する必要があるかもしれません。
店評価ブログに新橋の鮎料理店「鮎正」と広尾(正確には南麻布)の焼き肉店「きらく亭」をアップしております。
ぜひお立ち寄りください。
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批判
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- 2012年01月27日(金)|
読者の方からの情報です。発売中の週刊現代のレギュラーコラムで、伊集院静さんがまたまたおかしな事(暴言)を書いているというのです。昨日やっと購入して読んでみました。
以前は、「鮨屋のカウンターに子供を座らせるな」と発言しておりましたが、今回は更に踏み込んだ勘違い発言。まず最初は
夕刻以降の鮨屋は、大人の男が懸命に働いた後に座るところだ。子供だけではなく、若い素人の女性も座ってはいけない(要約)
さすが京都の寿司屋で、他腹で舞妓や芸妓を連れ込んでドンチャン騒ぎをしているだけに、
若い玄人のバカ騒ぎは寿司屋で容認
とは恐れ入ります。己が懸命に働いているというなら、
なぜサントリーの社長はじめスポンサーに奢られまくるのか
と私は言いたい。「女、子供が働くか?」とも書いておりますが、
働いていると言っても、自腹でなく他腹主体のくせに、偉そうなことを書くな
と、私は声を大にして問題提起したい。
ひとかどのことを成して、長くきちんと生きてきて、はじめて座ることができる場所が世の中にはあるのだ
とか宣っておりますが、自分がそのような人間だと自慢したかったのでしょうか。他腹主体のくせに。
普通、頭が良い人が自分は頭が良いと言わないように(友里は言っておりますけど 笑)、まともで謙虚な人はそんなことをほのめかさないものです。
だから私は成金が嫌いなのである
とも言っておりますが、ご自分は「成金」ではないと言うのか。典型的な成金&成り上がり思考の持ち主ではありませんか。
ちょっと文章が売れただけで、自称財界人に媚びへつらって高額店に出入りしているだけではないか。自分の経歴を鑑み、そして今の立ち居振る舞いを冷静に見てみたら
そこらの成金と大差ない品のなさ
であることが自覚できない滑稽さに笑ってしまった友里であります。
貸し切りで満杯と断られた銀座の鮨屋を後日叱ったとも自慢。
銀座の鮨屋が客に店を貸し切らせてどうするんだ。バカか、おまえは
と発言したと堂々と書いている伊集院静さん。何様だと思っているのでしょうか。その後、この鮨屋のことを友人に聞かれて勝手に
あそこは閉店した
と答えたとか。何という傲岸不遜というか勘違い人間というか。ここまでこの男を木に登らせてしまった
サントリー社長はじめ取り巻き(出版社も)や彼を慕うという女性たちの罪は重い
と友里は考えます。
しかしこの勘違いの年配ライター、寿司屋にどれほどのコンプレックスがあるのでしょうか。
原稿料や印税でしっかり稼いでいるのに、他腹で舞妓・芸妓引き連れてドンチャン騒ぎ
この品ない行動はまさに成金趣味
と思うのは友里だけではないでしょう。
本日は、他腹のくせに「モテモテ」な伊集院静さんへの僻みブログであります。