昨日開示したメールへの返事の公開

友里ツイッター(https://twitter.com/TomosatoYuya)では、

 

京都人は持ち込み以外のワインを飲まない(要約)

 

とのツイートがありました。

友里の経験では京都人に限らず、名古屋人や大阪人にも見られる傾向だと思うのですが、いかがでありましょうか。

 

さて本日は、昨日公開したご指摘メールへの回答を開示させていただきます。

 

ご指摘に対して、お答えさせていただきます。

具体的に真の薄味の京料理だという店名を挙げていただかなければ、あなた様の指摘は何の説得力もありません。
挙げたら友里が押し寄せて悪口書くので教えないと言われるとそれまでですが。

また懐石ですが、厳密には「茶懐石」との区別も必用でしょう。精進系の料理とも異なると思います。

要は、私も含めて、現在の地元の方も、真の京料理とは何なのか、はっきり定義が出来ないのだと思います。というか、ないですね。
出来ましたら、あなた様が「これが京料理だ」と胸張って勧められるお店をご教授いただきたいと思います。

 

はやしですが、主人は群馬出身です。
現在の有名店や人気店の店主の多くは府外出身者だと思います。

今でも本物?の懐石を出している店があるかどうか友里にはわかりませんが、私の知る範囲ではほとんどが「創作」であると思っています。

また、薄味と塩の薄さ、は異なります。
はやしですが、塩は濃いですが、味は私の知る限り濃くはありません。

 

持ち込み命の人たちの話ですが、真の京都人と違って、比較的外食する機会が多いどちらかというと世間では富裕な層(医師や中小企業経営者、坊さんや神主)の人や、ワインに興味を持っている方たちのことです。

そこそこのワインコレクターと自負している友里ですので、ワインにどのくらい造詣が深いかわかるつもりです。
関西のワインコレクターのレベルはそんなに高いと思いませんが、それでも一般の方や真の京都地元民よりは上ではないでしょうか。
それなりに資金が必要でありますので。

そのようは人たちが、東京在住のワインコレクターから見ると

 

  持ち込みに命をかけている

 

としか見えないのであります。
レアワインや古酒をほとんど知らない普通の単なる一般ワイン好きの方たちを指しているのではありません。

今後もご意見、ご指導のほどお願いいたします。

友里征耶

 

生粋の京都人関係の方からいただいたメール

ちょっと調子に乗りすぎたのでしょうか。

友里の関西オチョクリ、もとい、関西ウオッチに対し、以下のご指摘をいただきましたので、本日がその開示をさせていただきます。

原文をそのまま掲載するとご本人の特徴が出てしまう可能性がありますので、友里がちょっと文体を修正しることにします。

 

 

京都市在住で、主人は京都で何代も前から続く家系です。
貴殿の「京都人は濃い味が好きではないか」と書かれていた記事にちょっと違和感を覚え感想を言わせいただきます。

先ず、京料理は最近確かに濃い味になってきていると思います。昔はもっと薄味でしたが新幹線が開通し、東京からの客が増えるに従い、東京人に受ける味付けにしてきたようです。
昔馴染みの料亭の主人が「味が濃い方が受け入れられるので仕方なく最近は濃くしている」と言っていました。

店も利益を考えずに運営は出来ないので、客の顔色を見て味付けを変えるようにせざるを得なかったのだと思います。
京都の家庭料理、おばんざいはご飯のおかずですから決して会席料理のような薄味ではありません。しかし関東の料理に比べればかなり薄味ではありますが・・・

会席料理など料理屋は決して最初からご飯を出しません。それゆえ濃い味だと色々な料理が食べられないので出汁をきかせた薄味になります。そんな事はご存じだとは思いますが・・・

「はやし」の事をかなり絶賛されていますが、子供のころから親に連れられてしょっちゅう会席料理を食べていた主人によるとあの料理は純粋な京料理ではないそうです。
30~40年以上前の京料理を知っている私もそう思います。

京料理(特に京懐石)としての料理を出す流れの組み立て方も違うように思います。そして懐石料理では天ぷらは出さなかったかなと。

また貴殿が言われるように「はやし」は決して薄味ではないと思います。その中の1~2品は薄味の料理がありますが全体を通すと薄味ではないと思います。

それともう一つ「関西人は持ち込みに命をかけている」と言うのは貴殿の思い込みだと思います。
どういった層を対象としているのかわかりませんが、持ち込みに命などかけていません。

この返事の第一報は既に発信済みですが、時間がないので明日以降に開示させていただきます。

 

造り手の「人格」を感じさせられる料理とはなんぞや?

本日は久々に山本益博さんに登場いただきます。

最近は友里の突っ込みが嫌だからか、発信は限定された人のみのFBがもっぱらで(友里は拒絶されています)、誰でも見ることができるオフィシャルサイトは手抜きそのもののマスヒロさん。
そのサイトで久々に確認出来た突っ込みネタです。

 

まずは3/28の「レフェルヴェソンス」のベタ褒めをご覧ください。

https://archive.today/CCZUA

 

 

西麻布「レフェルヴェソンス」の「さよりのクリュと地蛤、滝川ごぼうのピュレ、ごまだしのエミュルションとデコポンのヴィネグレット、紫蘇の小葉とクレソンアレノア」「願いと光」と題したコース料理の一皿、多種の食材を駆使しながら、さよりの魅力を精妙に、存分に引き出した料理の「品格」と生江シェフの「人格」を感じさせる傑作!

 

 

手抜き発信なので、全文を引用させていただいております。

色々なピュレなどを掛けまくれば良いというものではないと思うのですが、友里には料理の「品格」というのがどういうものかピンとこないだけではなく、

 

シェフの「人格」を感じる料理

 

というのも理解不能であります。

友里の定説に

 

性格の悪い(儲けに奔る)料理人の店にうまいものなし

 

というのがありまして、逆説的に考えると

 

単に美味しかった

 

ということだけなのか。

最近は「育てる」とかの言い訳のもと、

 

特定の料理人にへばり付いてヨイショの連発

 

ばかりのマスヒロさん。

 

このような歯の浮くようなヨイショを受け纏わり付かれても平然としていられる料理人の「人格」とはどんなものなのか、友里は興味が出てきたのであります。