週末、研究室の集まりで広島を訪問していたのですが、朝のTVで疑問の店(客寄せ主義)を紹介していました。
本日はそれらの店に対する友里的意見であります。
「がっちりマンデー!!」 2016年4月24日(日)放送内容
『ついつい写真に撮りたくなる…「儲かる!フォトジェニック店」』
http://kakaku.com/tv/channel=6/programID=215/episodeID=954755/
☆分子ガストロミーの居酒屋
死語は言い過ぎでしょうが、まだ
分子ガストロノミー(早い話が食材を奇想天外な処理でその食感含めまったく異なる食材にして調理する)
に拘っている店があったのか。
エルブジが閉店してかなりの年数が経ちました。
現在でも液体窒素を使ったり煙を出したり、泡状にしたりする料理を出しているのはノーバ、もとい、ノマやアメリカのごく一部の店だけではないか。
客単価が低い居酒屋レベルでは珍しいので現時点ではウケているのかもしれませんが、早晩埋没する可能性が高いと考えます。
☆大人の出入り禁止の洋菓子店
歯が不自然に白すぎるパティシエ小山氏の店。
この小山氏、ロールケーキで売れたようですが、この手のものにそれほどの違いがあるものなのか。
家庭料理と遜色ないあの「もめん」の料理を気に入っているようですから、友里は小山氏の舌(食経験)を信じられないのですが・・・
その小山氏が
大人が子供の話を聞くスイッチを押す店を作りたかった
との大義名分(話題造りのため後出しで理由を考えたのでは?)でオープンしたのがこのお店。
子供の頃の食経験は重要です。
急に表舞台に立った放送作家、芸能人、ITシャチョーの例を出すまでもなく
まともな舌は大人になってから急に育たない
友里に言わせると大事な子供の時に
この手のケーキ(敢えてスイーツとは言いません)が美味しいものだとすり込むと子供たちの舌の健全な成長を妨げる
のではないか。
先日ある有名店(予約困難でもある)の主人が
関西(京都など)から東京に出てきてうまくやっている店は希有。
それは、東京と関西では(客の)レベルが違いすぎるから
と言っていました。
エスコヤマ、関西ではなく東京ならブレイクしなかったかもしれません。
☆看板娘として6匹のニホンザルが接客をしてくれる居酒屋
冷蔵庫(保温器?)を開けてオシボリやビール瓶を持ってくるんですね、この店の看板娘(息子もいるらしい)。
よく訓練されていて確かに可愛いのですが、
保健所は猿の接客を容認しているのか
ちょっと疑問の友里であります。
その他、サバをメイン食材にしている居酒屋バーの紹介もありました。
友里が試してみたいと思ったのは、このサバのバーくらいでありましょうか。