2週間に及ぶ出張でありましたが、昨夕無事帰国しました。
予約したJAL便は18時間以上の遅延でありましたから、この原稿を書いている段階(17日7時頃)ではまだ空中のはず。急遽乗り換えたANAで当初の予定通りの日時の帰国となったのであります。
まだ現状のステイタスに到達していないJALのフライオンポイントなので、JFK→成田の1回分のポイントがパーになるのはチト痛かったのですが、今回のANA搭乗、滅多に乗ることが出来ないだけに良い経験となりました。
読者から、ANAも年々サービスが劣化していると聞いておりましたが、今回の路線を経験しての感想は
Wi-Fiがなかっただけで、後はANAに軍配
でありました。
帰国直後で頭が回っていないので、本日はこのANA体験記(JALとの比較)をお題とさせていただきます。
ただし、今回のANAの搭乗クラスと同じJALのNY便クラス(最新型)は未搭乗のため、JALの座席に関してはHPからの比較(それに加え旧型の座席)とします。
1、ビジュアル度、スタイル度はANAの方が上だ!
このクラスの搭乗員、JALしか知らなかったので友里は
ビジュアル無視してベテランばかりを配置している
と思い込んでいたのですが、それはANAには適用外でありました。
こう言っては怒られるかもしれませんが、暑苦しいサービスの責任者を除いて
このCA達なら、携帯番号を裏に書いた名刺を貰いたい(詳しくはコチラ)
最近のJALでは名刺を貰いたい衝動にかられるCAにお目にかかったことがないだけに、友里には衝撃であったのです。
2、座席の収納が多い
収納ボックスがいくつもあるんですね。ジャケットも個別シートに着いていますし、メガネ専門のボックスもありました。そしてヘッドフォン用のボックスも。
この座席は既に数年前から採用されていると聞きましたから、遙かにANAの方が進んでいるということでありましょう。
3、装備やアメニティが良い
使わないので興味がなかった化粧バッグでありますが、ANAのバッグは
可愛いRIMOWA製
なんですね。外側だけ使えそうなので貰ってきました。
またヘッドフォン(ソニー製でバッテリー内蔵タイプではない)もANAの方が高級。JALはプアなので友里は毎回マイヘッドフォンを持ち込んでいるのですが、今回はANAのものを使用しました。
また機内用の寝間着?の他に、ANAは最初からカーディガンが置いてあるのです。JALはいちいち言わなければ持ってきませんし、しかも洗濯し過ぎでボロボロの古着が多い。ここでもANAに軍配です。
3、食事が結構イケてたぞ
やれ龍吟だ、チカラだ、シモムラだ、店持ったことない出張女性料理人だと、彼らに支払う無駄なロイヤリティーが足を引っ張っているのかまったく美味しくないJALの名前貸し機内食。
しかしANAの機内食は有名料理人の名がありませんでしたが、JALよりかなりクオリティが高く、(仔牛のサルティンボッカは)結構食べられました。
ワインは、フランスものは同レベルか。他のワインはアメリカものが多かった。シャンパンはクリュッグ1種でありました。
オイル、塩、胡椒、バターも別々の皿に用意されておりました。(小さな瓶の提供ではない)
4、その他サービスについて
昔はJALにもあったウエルカムドリンク。現在は飛び立って安定するまで飲み物が出てきませんが、ANAは搭乗した直後に出してきました。
また飛び立つ前から、機内エンターティメント(TV画面)が使え、着陸まで使用できるのです。これも驚き。
機内Wi-Fiは近く導入されると聞きましたから、機内サービスでJALがANAを上回るものは皆無となるのではないでしょうか。
最後に結論。
ほとんどの項目においてANAの方が上。さすが破綻を経験してない航空会社と感心しました。
うーん、出来ることなら今のステイタス投げ捨ててANAに転向したくなったのですが、一兵卒からのスタートはこの歳では辛い。
来月以降はまた
すべてが劣るJALを愛用
するしかない、中途半端なユーザーの友里であります。