6/9付「さなメモ」を読んで その2

昨日は6/9付「さなメモ」の「関谷江里さんの宣伝」部分について述べました。本日は、彼が店へのスタンス変更の理由を述べている点について書いてみたいと思います。

1990年代後半、ボクは、店と結びついて店から特別待遇を受けるレストラン評論家たちを批判し、いろんなガイドブックやマスコミに対してもその視点を批判してきた。その挙げ句そういったものへのアンチテーゼとして「ジバラン」という自腹覆面レストランガイド(1996〜2005)を主宰したりしてきた。でも、いまは「いろんなガイドがあっていいんじゃない?」というスタンスだ。

理由を要約しますと

世の中に流れる情報量とメディア環境が激変したので(世の情報量が急増した)、レストラン評論家の記事が大きな影響力を持たなくなった。よって彼らの記事の欠点を批判し代替策を提示することが必要でなくなった。レストラン評論家の影響力は低下した。

という事らしい。有害な情報に騙されないリテラシー(難しい外国語をわざわざ使うな)を個人個人が持てばばいい、と言っております。
彼の言を借りれば、色々と良くない噂があり、店で大はしゃぎして迷惑がられている関谷江里さんを推薦し賞賛してしまう「さとなお」さん、リテラシーでもって読み飛ばし、無視するべきブロガーの第一目標ではないでしょうか。
そんな脇の甘いブロガーのブログが、カウンター3000万以上を誇っているのですから、一般読者に「リテラシー」を期待するのは時期尚早以外の何物でもないということが、おわかりいただけると思います。
料理評評論家の影響力がなくなってしまったというなら、今でも掌をスリスリして料理評論家やフードライターに媚び売っているシェフや店主は何なのか。
タダ飯を提供しているのではないか、高額なワインをタダで提供しているのではないか、請求額に手を加えているのではないか、特別料理を出しているのではないか、といった一般客や読者の疑問が渦巻き、彼らのサヤ抜き食事会のため「特別料理」を造って場所まで提供する「媚びへつらい」、影響力がないのにまだこんな事をしているとしたら、シェフや店主は単なる「アホ」でしかありません。
マスヒロさんにレストランのプロデュースを依頼した経営者もいました。この人はマスヒロさんの影響力を期待したはずですが、この経営者もアホなのか。
「さとなお」さんは、飲食業界はアホばかりだと言うのでしょうか。
影響力があり純粋な客を一時的でも呼び込んでくれると考えるから、シェフや板長は今も必死に媚びへつらっているのです。
私が思うに「さとなお」さんのスタンス変更は、自分の人生の後半を考えた狡猾なものであると。
電通とはいえ一サラリーマンが宣伝業界で長く食べていくには(他に潰しはきかないタイプでしょう)、どんな分野にでも「敵」を造ったらダメと悟ったのだと思います。
将来フリーになって儲けたいと思っているかもしれませんし。
抑えられなくなった上昇志向により、田原俊彦風に言わせていただくと人生の後半部分にさしかかり自分が「ビッグ」になりたくなったと言うことでしょう。
自分を高く売るには、まずまわりの人を高く評価しなければならないからです。
「さとなお」さんは国会議員、有名?バレエダンサー、有名?作家(ムツゴローさん)など純粋読者ウケする人との交流を度々ブログで公開しています。友里がいうところの「人脈自慢」なのですが、自分の原点である「ジバラン」関係者を取り上げることがあるでしょうか。せいぜい同じく脇が甘いと言われている伊藤章良さんくらいしか記憶にありません。
オールアバウトのガイドなど活躍している有名な人は他にいるはずですが、私には「ジバラン人脈」を封印しようとしているようにも見えるのです。
上昇志向の強い人ですから、自分の仕事や人生に役に立つ人しか目に入らなくなったのかもしれません。
「世の中に流れる情報量とメディア環境が激変したから」と詭弁を弄したスタンス変更理由、私はとうてい納得できません。
友里掲示板
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