3月10日発売予定の角川新書、もう一踏ん張り!

ますは読者からいただいた情報。
発売中の月刊ゲーテに、例の3人、秋元康さん、小山薫堂さん、見城徹さんが推薦する「出来合いレストラン」、もとい、「溺愛レストラン」の特集があるとのこと。
早速買ってみましたのでその表紙をご覧ください。

 

確か、昨年のこの企画では、このお三方

3賢人

として紹介されていたはず。友里に突っ込まれたからではないと思いますが、読者などからの批判が多くての

3人の

の表記変更と考えます。

内容的には相変わらず、自分が出資あるいは関与している店を推薦している人がいるんですね。出資や関与を開示せずに。
これって、スープストックの社長やケーシーオカザワもやっていたことですが、道徳的に問題があるだけではなく

ある種のステマではないか

と友里は考えるのです。出版社の代表がこれをやって良いのでしょうか。
掲載店含め詳しい検証は後日に譲ることにします。

 

さて、2/7前後の入稿を目指して日夜(正確には夜と早朝)原稿を書いている友里、なんとか入稿の目処がたってきました。
閉鎖された友里掲示板には既に公開しているのですが、友里にしか出来ない企画2つを章の核に全部で6章の構成。まえがきと結論でその6章を挟む予定です。

では友里にしか出来ない企画とは何か。
もちろん店の辛口評価や悪口といった、ありきたりなものではありません。(辛口評価も友里にしか出来ませんけど)

焦らすことが大きな宣伝効果となるので徐々に明らかにしなければならないのですが、不器用なのでそんな駆け引きができない友里。本日は簡単に開示(早い話が宣伝)させていただいきます。

まず1つ目(第3章の予定)は、飲食業界の悪弊と思われる行為を

法的に検証する

というもの。
訴訟や和解、調停、仮処分などで裁判所にお世話になった数20を軽く超えることを誇る友里、法的にも一般人よりかな~り詳しいと自負しております。

法的解釈は専門家に任せるのが無難でありますが、弁護士で外食好きはいるでしょうが、飲食店と対峙する立場の人は皆無ではないか。
また飲食店に対峙するライターやブロガーは世に何人かいるかもしれませんが、法的な経験はそれほどないのではないか。

ということで、両方にそれなりに詳しい友里が、普段は平然と行われている飲食業界の習慣について法的に問題提起するというものです。
手の内を全部明かすことは出来ませんが、例えば

・同伴者が正式な予約をしていてのその場の入店拒否は法的に問題がないのか
・その際居座ったらどういう法的な問題がでるのか
・HPでキャンセル料の徴収を謳っていても、果たして店主はキャンセル料をドタキャン客からもぎ取ることが出来るのか

などなど。
昨日弁護士との意見交換も終えておりますので、あとはそれを友里的に書くだけであります。

もう1つの目玉(第4章に予定)は、編集者がコンタクトした匿名料理人(東京の各ジャンルから任意に)への友里的質問。それに対する忌憚のない回答に対して友里もコメントするというものです。

同じく例を挙げますと

・辻調や服部などの調理師学校へ大金払って通う必要があると思いますか
・調理師学校の講師陣、どんな経歴の人が就任しているのですか。独立して店をやる腕はあるのでしょうか
・地方、とくに関西の店、高額店に限定してですが東京とのレベルの違い、どう思いますか

などなど。既にアンケートは回収済みであります。
各料理人には、共通質問とジャンル別質問の2種を用意しております。
ドタキャンや客層、偽装に関しての質問もあります。

このQ&Aで料理人として、経営者として、彼らの考え方や本音が一目でわかると思います。
友里も今までの考え方を修正しなければならないかもしれません。必読です。

この目玉2企画を仕上げるとほとんど原稿が完成となります。
自分で言うのもなんですが、友里のヒット本、シェフ板黒本やグルメの嘘の2冊よりインパクトがあるのではないでしょうか。

目指せミリオン、豪マンとフェラ~リ(あるいはランボル)のためラストスパートです。
ご期待ください。