一昨日出張で出かける際、羽田空港の小さな本屋に立ち寄りました。何となく棚を見たら、「グルメの嘘」が表向きのまま飾られていたのにビックリ。発売されて1ヶ月が経ち、次の新書が出てしまい露出が減ると思っていたのですが、こんな場所の本屋にも結構な数が置かれているということは、もしかしたらミリオン売れてフェラーリ購入という話も夢ではないかもしれません。(アンチの皆さん、冗談です)
昨夕、日刊ゲンダイ担当の方から連絡がありました。夕方だったので「おっ、また店からのクレームか」と身構えて電話に出たところ、八重洲ブックセンターで「グルメの嘘」がランキングされているという吉報でありました。ベスト8だったそうで、面白いことにその後の9位がミシュランだと言うのです。帰京したら確認に行ってみたいと思います。
さて、イタリアばかりでパリの事を書かずに訪問記は終わったのかと指摘された掲題、本日は出張中で詳しいデータ(写真など)がないので、イタリア最後のトラブルを書かせていただきます。
トリノ→アルバのタクシーでは揉めたので、トリノ空港(アルバからトリノ経由でそのままパリへ)へのタクシーは余裕を持とうと早めにアルバを出発。トリノ空港には何と出発時刻(16時頃)の3時間前についてしまいました。
往路パリ経由で着いたときには気がつかなかったのですがこの空港、結構小さくてあまり店がないんです。時間をつぶすためラウンジでメールチェックやパリのレストラン情報などを検索していたらいつの間にか出発1時間前を切っておりました。
そろそろ限界かとエアフランスのチェックインカウンターへ行って手続きを始めたところ、スタッフがスーツケースの重量を見て受け取りを拒否。重量が制限を超えていて運べないので、荷物を分けろと言うのです。
そう言えば、以前SF空港でも拒絶されて用意された段ボールにその場で慌てて分けたことがありました。その後はシビアな空港がなかったので気にしなかったのですが、新書のゲラ、ミシュランガイド3冊(京都・大阪、イタリア、フランス)、その他ブログネタの雑誌や1ユーロのワインとトルナヴェントのシェフから貰ったワインが重量アップに貢献してしまったのでしょう。
しかも、出発まで時間がないこの時に、その分ける段ボールがないと言われて大慌て。寂れた空港内に点在するショップに飛び込んでバッグを探しまくったのです。
置いてあるバッグは小さくて5キロ以上の荷物を分けるキャパがない。センスが悪くて高い無名スーツケースを買わなければならないかと観念しかかったとき、大型のナップザックのようなもの(それでも130ユーロした)を見つけたのであります。
急いでラウンジへ戻って荷物を分け、重量オーバーの追加支払いの手続きなどにも時間がかかり、しかもこの急いでいるときにセキュリティで引っかかってベルトや靴を脱ぐなどまた手間取り、ゲートにやっとたどり着いたのは出発時刻寸前でありました。
1ユーロやタダのワインのおかげで、ナップザックに重量オーバー追加料金と余分な出費が3万円以上、CP悪すぎです。
しかも仕方なく買った大型ナップザック、変な模様入りでしてパリのホテルでベルスタッフに渡す時ちょっと恥ずかしかったです。数日後、雑誌やミシュランをつめて先に自宅へ送ったクロネコ送料も半端ではなかった。今後は雑誌やミシュラン、そして安いワインは持ち運ばないと反省したのです。
昔から旅行慣れせず荷物が人より多めになるのに、友里デビュー以後は雑誌などの資料も多くなったことを自覚しなければなりません。