飲食店での客の「区別」について

友里会員制掲示板でちょっと話題になっていることで考えるところがありました。
既に掲示板ではズバッと書いてしまいましたが、このブログでも敢えて書いてみたいと思います。

昨日の短評で取り上げた新生ロオジエ。オープン記念として客に以下のような記念品を配ったのですが、

客全員に配られなかったことへの不満

を持たれる方がいらっしゃるようです。

 

友里は支払い客には全員配られたのかと思っていたのですが、掲示板への書き込みは

酒類を頼まないランチ客が貰えないのはいかがなものか

との問題定義でありました。

ディナー客に全員配られたのかどうかわかりませんが、クリストフル製のものですから銀は安いから貴金属ではないといってもそれなりのものではないか。
どのくらいの期間この記念品を配り続けるのかわかりませんが、

ランチ専門客含め客全員に配るのは無理というか意味がない

と友里は考えるのであります。

日本は資本主義でありますから、売り上げが多い客と少ない客が同じ待遇を受けるのは無理ではないか。
友里の本業でも、売り上げが多い客(仕入れ先も)と少ない客(仕入れ先も)では、当然ながら接待含め対応は

差別ではなく区別

をしております。
飲食店でもこれは当たり前のことでありますね。

例えばカウンター式の高額和食店(鮨屋も)へ行ったとしましょう。
まず初っぱなから

案内される席は上客と普通客では異なる

はずです。
奥なのか手前なのかは店によって違うかもしれませんが、それぞれの地位で席のポジションが異なります。
また店主との会話時間もかなり差が出るのではないでしょうか。

店によっては

オミヤ

の有無があるかもしれません。
友里も高額店へ行った時、そのような場面を見かけることがあります。
でもその光景を見た客は普通

不公平だな

とは思わないはずですし、例え思ったとしても口に出す人はいないではないか。
自分の力不足(上客になれないという意味)を自覚するからであります。

よく店に入ってきて、店主に馴れ馴れしく

はいこれ、どこそこのお土産

とか大きな顔して品物を渡す自称を含めての常連客がいますよね。
彼らは高いお酒を飲むだけではなく、お土産を渡す、いや

店主を食べ歩きや旅行などに接待

するなど努力をして、常連客となる(維持する)努力を日夜しているのであります。
友里も、「かわむら」で「しみづ」が上客席で食べさせて貰っている場面を目撃したことがありました。

こう言っては憤慨する人がいるかもしれませんが、酒も飲まない、ましてランチ専門だけの客と、友里会員制掲示板にいらっしゃるような

高いワインを飲んで2名で20万円近くの客(新生ロオジエで)

ではまったく別次元。この両者で差をつけない高額店があったとしたらそれは

アフォですぐ潰れる

エルメスが、スカーフしか買わない客をクロコ客と同じ待遇で

パーティーに招待するのか

差をつけず同じ待遇をしていたら上客は怒って店から離れてしまうかもしれません。

友里は世の下戸(麻生玲央、来栖けい、山本益博、門上武司含め敬称略)を敵に回してしまうかもしれませんが声を大にして言いたい。

下戸が大きな顔できるのはファストフードかスイーツだけ

更に過激に言わせていただくと

ランチ専門では何回行っても上客にはなれない

要は店で優遇されるか否かは、はっきり言って落とすお金の額次第。

ランチでも夜の料理を頼んでお酒をバンバン飲むなら別ですが、ランチセットとミネラル水だけの客まで厚遇する店はあり得ません。