週刊現代の“有名人14人「わが雨天の友」を語る”を読んで

頑固な扁桃痛のようで、点滴や抗生剤、頓服の座薬を3回入れても痛みが引きません。
巷(掲示板)では日曜の救急に行く前に、マツキヨの消炎鎮痛剤で一日様子を見た方が良かった、といった親切なアドヴァイスも受けましたが、水曜から医師処方の抗生剤、消炎剤、頓服などを飲み続けての発熱で、翌日も専門医で点滴を受け、抗生剤や消炎剤も変えて座薬を使ってまだ症状が緩和していない今の状態。
この親切なアドヴァイス通りにしていたら、体がどうなっていたかわかりません。

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1282183627/120

藪医と自称すれば、事前の状況を考慮に入れず敵意と憶測だけで適当な判断をして良いと考えているとしたら、この方の患者さんは大変でしょう。

さてベッドに横になりながら、久しぶりに週刊誌を読みました。いずれも

菅 VS 小沢

の構図を面白おかしく特集しておりましたが、以前お世話になっていた週刊現代の掲題の大特集(185ページより13ページ)を読んで、一部の記述にちょっと違和感を覚えたのです。
有名人14人に、川崎憲次郎氏や平尾誠二氏を含めほとんど露出のない人が多く紛れ込んでいることを問題視しているのではありません。
私が引っかかったのは、191ページの山田宏巳氏のところであります。

数年前に大麻所持で捕まった人間を出すな、といったセコイ意見を言うつもりはありません。執行猶予中だろうが執行猶予開けだろうが、娑婆にでていればマスコミのインタビューに応じてもそれは構わない。
しかし本特集の狙いである「わが雨天の友」が、2つの事件(交通事故と大麻)とまったく関係ない、修業時代から原宿に「パスタ・パスタ」のシェフのおさまるまでにお世話になった人を語っているのが私には納得できない。

確かにその時代には大変お世話になった人だと思いますが、本当に彼にとっての「雨天」は、その後の「交通事故」や「大麻」の後の地獄の時期ではなかったのか。
最初の「事故」後は、どこかの店でアルバイトのような仕事で食いつないでいたとも聞きました。そのような不遇の時代の彼に「リストランテ・ヒロ」を任せてくれた人がいたはずです。
「大麻」後も未だに「リストランテ・ヒロ」の総料理長を名乗れる幸運。普通なら店名変えて追放ですよね。

このチェーン店の真のオーナーが有名出版社の名物社長だということを隠したいのでヒロが話をしないとするなら、編集者はそれでも口説いて真の「雨天の友」(お世話になった人)を語らせるか、ピントがはずれているということで掲載を見合わせるべきであったと私は考えるのです。
世には純粋無垢な読者もいるでしょうが、この2つの事件後のヒロのことを私以上によくご存じの方は沢山いらっしゃるからです。

私はこのような「お涙頂戴物語」を公に話したがる人が好きではありません。最近露出が目立つ「和民グループ」の渡邉美樹氏も書いておりますが(186ページ)、その語りが真実であったとしても、本当の「雨天の友」は不採算店を立て直した当時の店長(同士)ではなく、どこの銀行も追加融資に応じてくれなかったのに、黙ってポンと2000万円の現金を貸してくれた取引先の「酒屋さん」ではないのか。
「雨天の友」の直訳通り

逆境の時に支持してくれる友人。また、厳しい忠言をしてくれる友人

と友人に限定するならヒロの出版社社長、渡邉氏の酒屋さんは友人でなく該当しないかもしれません。
でもだからといって忠実に友人に絞ってしまってその有り難さが読者にイマイチ伝わらないなら、この企画に意味はないと私は考えるのです。
現に自分と年齢差ある人を取り上げております他の有名人?もいますので、友に年齢は関係ないと私は考えます。

自分がいかに苦労したかとお涙頂戴の話をしたがる有名人、苦労知らずの世襲アホ社長と揶揄される友里は嫌いです。