自分は一切書いていないとなぜ開き直らない、ホリエモン

ようやくアマゾンに「堕落のグルメ」(角川SSC新書)のレビューがつきました。
今回の拙著は、出来ましたら紀伊國屋書店でお買い上げいただきたいとお願いしている立場から、アマゾンのURLを貼りつけることはしませんが3つのレビュー、星が5つ、3つ、1つと綺麗に評価が3等分しております。
何か意図的なものを感じてしまった友里でありました。

気になるランキングでありますが、この原稿を書いている時点で「堕落のグルメ」は

紀伊國屋書店 新書部門26位
アマゾン 新書部門29位 グルメ部門1位 外食部門1位

と校長、もとい好調。
無理に持っていった感がありますが、拙著でも(高い授業料払ってまで行く価値があるのかと)懐疑的に取り上げている調理師学校。己が関与しているNYの和食店の宣伝に徹する我田引水新書である辻調校長の近著

「和食の知られざる世界」をまったく問題にしない。(アマゾン新書部門は100位に入っていない。アマゾングルメランキングは8位)

という結果に納得。
こんなことをいうと辻調グループを敵に回す(関西出禁)かもしれませんが

つまらないNYの和食店を宣伝されるくらいなら、和食の世界なんて知らなくて結構

校長はあの菊乃井や壬生の料理を絶賛しているのですから

辻静雄のDNAもたいしたことない

と友里は考えます。

 

さて本題。小保方疑惑のおかげであまり目立っていないのが

ホリエモンのゴーストライター問題

http://archive.is/wFfui

「拝金」や「成金」と題するホリエモンが著者となっている小説は、実はゴーストライターの手によるものだとの告発。
でもこのような有名人の本って、ゴーストライターなくして出版出来るものなのか。

実際に自分で書いて本を1冊出版した人ならわかると思うのですが、1冊分の原稿を書くことでかなり消耗してしまうんですね。
プロの作家ならまだあり得るかもしれませんが

単なるド素人がまともな本をそう簡単に書けるものではない(J.C.オカザワのように、初版印税貰い逃げのようなつまらない本は別です)

世にはスポーツ選手やお笑いタレント、政治屋の本が氾濫しておりますが(しかもベストセラーになっているから友里は僻むんですけど)、ボール蹴っているだけ(ヘディングもしていますか)、バラエティ番組でダラダラ身内話をしゃべっているだけ、利権の関与に腐心しているだけ、のような人が

1冊分の文章(10万字前後)を急に書けるようになるわけがない

のはサルでもわかること。

ここからが友里的な言い回しになるのですが、スポーツ選手、お笑いタレント、政治屋たちが自分だけで本を書いてしまっては

数多く棲息しているフリーライターが失業してしまう

ではありませんか。彼らはゴースト稼業で生業を立てているんです。

ホリエモンも例外ではないでしょう。ベストセラーを連発している元外務官僚も本当に自分だけで書いているのかどうか。 

そこで友里は一度だけ会食した関係にあるホリエモンにアドヴァイスしたい。(先方は記憶にないでしょうけど)

ゴーストに書かせたことは恥ではないぞ!
誰も最初から(ホリエモンが書き下ろすことを)期待してないぞ!

すべてをゲロしてはやく楽になれば良いものと、友里は考えるのであります。