イントロは関西(大阪?)より漏れ聞いたアスパラに関するネタです。
先日の実名短評編で「ひらまつ」の柔らかすぎるアスパラに関して問題提起をさせていただきました。
http://tomosato.net/weblog/2015/04/05/
ド素人調理でもこんなクタクタなアスパラ(そのまま裏漉しできるくらいの柔らかさ)になんてならないぞとのシビア評価だったのですが、読者から、関西(大阪?)の有名?シェフは
本場おフランスのアスパラ調理は、クタクタになるまでアスパラに火を入れるもの
と宣っているとの情報。また「ひらまつ」のシェフは
本場フランスに忠実に調理している
と評価しているとも漏れ聞いてしまった。
う~ん、時期的にアスパラの旬にフランスを訪問した機会が少なかったのですが、あれは15年前くらいでしたか。
4月にボルドーで食べた極太の白アスパラ、しっかり食感があったはず。クタクタではなかった。
先週訪問した「ロオジエ」でも頑張ってアスパラを頼んだのですが、やはり
しっかり食感があり、クタクタではなかった
のであります。
う~ん、関西(大阪?)シェフのいう「おフランス」とはどこなのか。
ボルドーはおフランスに属しておらず、フランス生まれのオリヴィエ・シェニョン(ロオジエのシェフ)も本場フレンチでの修業を経験していないということなのか。
関西、もとい、大坂の「おフランス定義」がまったく理解できない友里、近々に仕事でおフランス、もとい、パリへも立ち寄る予定がありますので、しっかり本場のアスパラ調理を再確認してくる所存であります。
さて本日の本旨であります。
美味しいと思ったアスパラ、というより
すごく美味しく感じたソース?
に先日出会ったのであります。
まずはその写真をご覧ください。
アスパラはもちろんクタクタではなかったのですが、特筆すべきは
淡くもなく、大味でもないソース?
でありました。美味しかった。
見た目はタルタルソースのようですが、巷の牡蠣フライなどについてくるものとは次元が違う。
オランデーズの味ともちと違うのですが、とにかく美味しかったです。
お店はフレンチではなく渋谷区の紹介制イタリアン。似たような名の店が麻十にもあります。
マスコミ露出を好んでいないようなので実名を挙げるのは避けますが、このアスパラの他、トリッパやオッソブーコも大変美味しゅうございました。