終わるどころか始まっていない、クォーターパウンダー

もう何年も食べていなかったマックのハンバーガー。例の「サクラ騒動」以来気になっていたのですが、ついに昨日食べてしまいました。
祝日だというのに再開発地にあるマック、昼時の割に行列がありませんでした。未曾有の不景気の影響でしょうか。
ダブルは大きすぎると頼んだのが「クォーターパウンダーチーズ」。
マクドナルドはセット物(ハンバーガーではなく割高に見えるポテトや飲み物で稼ぐ戦略)を何とか客に押しつけようとするのか、スタッフが何回も「セットですね」と言ってくるのです。
普通、料理名だけを頼んだら単品の要求のはず。セットが欲しければ「クォーターパウンダーのセット」と言うぞ。
2回ほど「単品です」と強調して、やっと360円の「クォーターパウンダー単品」が買えた次第です。

日本のハンバーガーよ、もう遊びは終わりだ

とのキャッチに期待して食べた感想は、
「最初から始まっていないレベルじゃないか」
クォーターパウンダーと言いますから1/4ポンド、パティは110グラム前後ですか。
ネーミングでは大きく感じますが、アメリカ本土やハワイでバーガーを食べた事のある人には物足りなく感じる大きさと薄さでありました。他の日本のメーカーでも、もっと大きいパティを扱っていたところがあった記憶があります。
少なくとも「遊びは終わりだ」と言い切れるようなバーガーだとは思えません。
大きさだけではなく味も、本場のような「肉」らしい味を感じませんでした。肉肉しい食感もなし。今までの薄くて小さいパティをちょっと大きくしただけみたいなのです。
「サクラ疑惑」を受けるような手法で煽って客を釣りたかったマックの狙いがわかったような気がしました。
本場の本物バーガーには遊びでも相手にされない、単なるチェーン展開廉価バーガーであると考えます。
胃腸は丈夫なはずなのですが体調が悪かったのか、やけに胸焼けが食後に続いたのが不思議でありました。