真の刷り部数を教えてくれ!

後半盛り上がったオリンピックもついに閉幕。昨日はバレーボールの銅、ミドル級ボクシングやレスリングの金の吉報が届いてきました。
誰が言ったか忘れましたが

銀メダルは負けた結果だけど銅メダルは勝った結果(要約)

確かに銅より銀の方が格は上でありますが、後味的には勝って終わる銅メダルの方が爽快感はあるのかもしれません。

さて昨日のブログで、李明博大統領の竹島上陸問題を例えた名言(自画自賛)

何年も妻の部屋へ夜な夜な出入りしていた隣の旦那の行為を見て見ぬフリしていたご主人が、妻と隣の旦那がはじめて二人で「ハワイ」へ旅行すると知って焦ったようなもの

に対するご意見が、掲示板はじめメールでも皆無でありました。
日本広しといえど、このように的を射た「例え」を連発発言するグルメライター、いや、ジャーナリスト(自称含め)はいないと思っていただけに

なぜ大きな反響がなかった

のか、友里残念でなりません。
そのかわりと言っては何ですが、次のような意見を読者からいただきました。

ヅラハンターと名乗っているのに、なぜ李明博大統領の髪の毛について述べなかったのか
あれは「ヅラ」ではないけど「スカルプD的戦略」(髪の毛を逆立てて薄毛をごまかす)じゃないのか

本人を直に見ていないのでわからなかったのですが、写真などをチェックしてその不自然な「逆立て」をはじめて確認したことをここに報告させていただきます。
ドルガバのサイズ44ジーンズを着こなせる唯一のグルメライターと自負しておりましたが

隣国大統領の毛髪についても語れるグルメライター

との肩書きも今後は使わせていただきたいと考えます。

さて本日のお題に入ります。
数年前のこと、副業のオファーを持ってきた出版関係者から

本(敢えて具体的には書きませんがデビュー本です)は2万部以上売れましたね

と言われて友里、椅子から転げ落ちそうになったのであります。なぜ転げ落ちそうになったかと言いますと

出版社から通達されていた印税対象となる部数は1万にも満たなかった

からであります。
その出版関係者の部数推測根拠とは、経験則上

売れ数は業界に公表されている紀伊國屋書店の販売部数に一定数値を乗じる

ことによって算出できるというのです。
ここではその乗ずる数値の公表は控えさせていただきますが、正確ではないにしてもだいたいの目安とはなるとか。ましてや桁数は間違いないというのであります。
印税対象部数が1万に届かない(4桁)と思い込まされていた友里、桁が5桁と知って本当に驚いたのであります。

そうはいっても具体的な証拠があったわけではなく、はじめて出版させてもらった会社だったのでこの驚きと疑問はその後封印しておりました。
ところが先日、昔お世話になった出版社の編集担当と久々に会ったときの雑談でまたまた

刷り部数(実売も)は2万部以上のはずだ

と言われまして驚いたのであります。
続編も刷り数としては1万を優に超えている(これまた4桁と聞いていた)と漏れ聞きましたから友里、日頃は日本国民を「純粋無垢」と揶揄し続けておりましたが

当の本人がもっともオメデタイ

とわかったのであります。
契約書も取り交わさず、増刷に関しては何度聞いても

具体的な増刷数を聞き出すことが出来なかった(出版社が頑なに言わなかった)

本業と違って副業では非常にツメが甘かった友里でありました。
そこで純粋無垢な中途半端なライターとして、出版を目指している素人ライターへ最後に提言を。

滅多にないけど出版社によっては刷り部数のごまかしや印税遅配をするところがある

でも印税遅配や刷り部数をごまかしても

お天道様はしっかり見ている

のであります。
その後その会社はどうなったか、敢えて申し上げませんが大袈裟に言わせていただきますと

天網恢恢疎にして漏らさず

となったことを最後に付け加えて本日のブログを終わらせていただきます。