白トリュフをつかったフレンチ2皿

本日のブログは今回の旅行中の食べた自慢であります。
ここ数年、パリの3つ星でメニューに白トリュフを使用した料理を見るようになりました。白トリュフ、本来はイタリアがホームのはずで具を入れないタリオリーニ(タヤリン)やリゾットか、半熟玉子にシンプルにスライスを振りかけるもの。玉子料理は別にして、フレンチではどうなのかと敬遠していたのですが、昨年からちょっと頼むようになりまして今年は2店でチャレンジしました。その結論は

高いだけで頼むほどのものではない

ランブロワジーではしっかり「アルバ産」とありましたが、どちらの店の白トリュフも香りが緩い。ソースなどに絡まってしまうため更に存在感をなくしていると思います。
白トリュフを使用した皿はかなり付加価値をつけられるので(100ユーロを優に超えている)店にとっては打ち出の小槌でありますが、イタリアで食べる機会がある人には必要ないものではないでしょうか。

今回の旅行で食べた2皿の写真をアップします。
まずはランブロワジーのドーバーソールです。158ユーロでしたが、大きな壺のようなものに入っていた白トリュフ、香りは最初から緩かったです。

ランブロワジー ドーバーソール

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続いてブリストルの玉子料理です。これは厨房で白トリュフを玉子の周りに貼り付けて出てきました。振りかけたものではないようです。湿気を含んでしまいますから当然香りは立ちにくい調理法だと思います。
110ユーロですが食材は玉子のみ。白トリュフの価格を考慮に入れても良い商売していると思います。(アルバではキロ3000ユーロから4800ユーロでした)

ブリストル 玉子 1

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そして中身はどうかとナイフを入れた写真です。

ブリストル 玉子 2

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やはり本場ではないですから、日本ほどではないかもしれませんが白トリュフはフレッシュではありません。今後この時期にパリなどを訪れたとしても、白トリュフ料理を頼むことはないでしょう。