橋下市長の賞味期限は次期総選挙まで持つのか?

企業の第3四半期決算が次々と発表されてきましたが、大方の予想通り厳しい内容の連続です。たとえばシャープ。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120201-OYT1T01014.htm?from=main5

通期連結では過去最大の2900億円の赤字転落と大きな下方修正をしてきました。去年の大震災直後何回もこのブログで取り上げた東芝もようやく減収減益を発表してきました。

http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/library/er/er2011/q3/html/ter2011q3_02.htm

こう言っては自慢になってしまいますが、震災直後に減益は避けられないはずだと指摘した友里。確か第1四半期発表までは前年の予想通りの決算予想のままであったと記憶しております。
友里征耶の頭が当事者を上回っていたのか。それともわかっていても認めたくなかったのか。判断は読者にお任せします。

さて昨日、永田町関係者たち(意味深に偉そうに書いています)と会食の際、まずは政局とはまったく関係ないお店の話がでてきて驚きました。
最近流行の和食として、三田の

晴山

が話題だとか。友里がまったく知らなかった店なのですが、昨晩訪問した店の主人からもこの店の話を聞きましたので、かなり人気なのではないでしょうか。
食べログでも4.24(現時点)とかなりの高評価であります。HPを見てみると、7000円から上は1万5000円までのコース料理。料理長は

岐阜の八祥グループ

の店長をしていたようです。

ホァット イズ ハッショウ?

ちょっと調べてみましたら、この料理長が最初に入社した「たか田八祥」は食べログで4点超えと高評価。しかし直近まで店長だった「こがね八祥」は現時点で

3.42

とそこらの店と変わりない並レベルの評価となっております。食べていないのにこんな事を書くと怒られるかもしれませんが、岐阜から東京は三田へ出てきて、なぜ

4.24

の高評価がつくのでしょうか。東京の食べログレビュアーのレベルが低すぎるのではないかと思ってしまいます。
訪問された方(知人の方でも結構です)、ご感想などをお聞かせいただければ幸いです。

さてそんなレストラン談義のほかにわずかに出たのが政局、もとい、床屋談義であります。話題は勿論大阪維新の会と言いますか、今をときめく橋下市長。
最近は、政治塾だ、次期総選挙で何百人擁立だ、道頓堀をプールにする、など次々と話題をつくって存在感を増す行動に勤しんでおられます。

自信の現れとの意見をありますが、ヘソが曲がった友里は、次期総選挙まで今の人気を保てるか不安なための、賞味期限を延ばすやむない

必死のアドバルーン上げ

ではないかと思ってしまうのです。
世間では6月解散総選挙が既定路線のように言われだしましたが、実際はもっと先送りされるのではないか。
今すぐやるならまだわかりますが、これからは時間が経てば経つほど支持率が落ちるだけの民主党。ドジョウはやるぞやるぞ見せかけて、完敗する総選挙を出来るだけ先送りするのではないかとの話も出てきました。
橋下市長もそれに気づいて賞味期限延長のパフォーマンスを仕掛けてきているのではないかと思うのです。

人、特に日本人は熱しやすく冷めやすい。昨年末の週刊誌バッシングでかえって盛り上がった橋下人気でありますが、1年近くも持続するものなのかどうか。
とはいえ、橋下市長と手を握ることが出来たら、石原新党から出馬したいと思っている民主党現職議員は多いのではないでしょうか。いや自民現職もそう思っているかもしれません。

橋下氏は誰(どの政党)と連携するのか

これが現職議の一番の関心事でしょうか。石原新党なのか、みんなの党なのか。それとも小沢グループなのか。スポーツと同じく政局予想音痴の友里、橋下市長は 

選挙結果が出るまで、はっきり提携先を明らかにしない(自分を安売りしない)

のではないかと予想します。少なくとも引っ張るだけ引っ張る、つまり老人新党や刑事被告人現職議員、そしてみんなの党は

翻弄され続ける

のではないでしょうか。
ただし橋下市長の賞味期限が切れないことが前提であります。一寸先は闇。不発に終わった週刊誌の出自暴露でありましたが、もっと大きな爆弾がいつ炸裂するかわかりません。

好事魔多し

という言葉が昔からあります。破壊者的なイメージ(すべて公平に破壊してくれれば良いのですけど)が嫌いではない友里、橋下市長の今後が心配であります。