東京いい店○○る店

久々にアマゾンで拙著「ガチミシュラン」のランキングを見ていて面白い発見をしました。
今朝6時頃の段階で、レストランガイドのベスト10に掲記の単行本がランキング入りしていたのです。珍しく「ガチ」も8位に入っておりました。正確なタイトルは直接的なので本ブログでは伏せ字としております。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%84%E3%81%84%E5%BA%97%E3%82%84%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%BA%97-%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4093593418/ref=pd_ts_b_9?ie=UTF8&s=books
以前のブログにも書きましたが、この本はホイチョイプロダクションズが1994年に小学館から出したレストラン紹介の「名著」。
購買層を男性に絞り、レストランを女性の「ゲット目的」に絞り込んで店選定したガイドであります。
田中康夫氏の「いまどき真っ当な料理店」と並んで、友里が最も影響を受けた本でもあります。勿論、私もおおいに活用させていただきました。個性的ではありましたがミシュランとは一線を画する「一貫した評価基準」、評価本は「一貫性」が必要と認識させてもらった本でもあります。一部の人からは絶大な支持があったと思うのですが、いつのまにか廃盤。現在は中古本しか流通しておりません。
15年前の本ですから内容は現在では古い。さすがに最近はホイチョイの露出が減っているように感じますが、なぜ最新版を出さないのか。評価基準が明確でない合議制のレストランガイドより参考になり売れると思うのですが、出版社が企画しないのか不思議であります。少なくとも「東京番付」や「オカザワ本」よりはましなはずと考えます。
友里征耶としてではなく、私個人としてぜひ最新版で蘇ってもらいたいとあらためて思いました。現在の立場上、この本の趣旨に添って実行することには無理がありますが、発売されたらいの一番に買いたい本。友里がコンセプトをパクって出すわけにもいかず、コラボも難しいかもしれませんが、出版社、編集者、そしてホイチョイにはぜひ前向きに考えていただきたいものです。