本当に「腹案」があったの?

いつもは読み飛ばす勝谷誠彦氏のメルマガですが、昨日はそのキャッチに釣られて読んでしまいました。

普天間があっと驚く決着を見、小沢さんが政倫審で説明をしたら、大マスコミは暇になるねえ

現在マスコミで盛んに取り上げられている普天間移設問題。辺野古と徳之島の分散案で突き進むものと思っていたのですが、今週はじめに発売された「週刊ポスト」は、ウルトラCの「腹案」で決着するというのです。

?http://www.weeklypost.com/100521jp/index.html

すぐに週刊ポストを買って読んだところ、普天間は一応閉鎖して自衛隊が管理。宮崎県にある自衛隊の基地(ポストには具体名あり)に海兵隊の機能の大半を移転し、有事の時に海兵隊は普天間へ戻る、というものでありました。誌面には、計画書のようなものも実在するとかで写真が出ております。

本当かよ、これが事実なら今までの大マスコミの報道はアホ丸出しではないか。
あだ名がサザエさんに出てくるアナゴさんという平野官房長官の徳之島説得工作はフェイクなのか。

一大スクープだと思うのですが、しかし大マスコミだけではなく、TVでもまったく取り上げていない不思議。例の「偽メール」ではありませんが、まったくの誤報なのでしょうか。
鳩山さんの右往左往発言は、マスコミを騙してこの決着をサプライズ演出する「深謀遠慮」だとポストは論じておりますが、私にはそんな駆け引き、知力が鳩山内閣にあるとは思えません。

飛ばし記事なのか、それとも大マスコミを出し抜いた大スクープなのか。次週の週刊ポストが楽しみですが、この結論はあと2週間ほどで出てしまいます。
鳩山総理大臣、本当は凄い人なのか、普段の応対を見る限り私にはとてもそう思えないのですが、週刊ポストを含めて今後に注目です。