本当に「みぞうゆう」な事態になってきた!

昨日のブログ、日産の幹部からでも文句のメールが来ると予想していたのですが、賛同する方のメールだけで反対意見は1通もありませんでした。ちょっと拍子抜けです。
読者の方から聞いたのですが、ゴーン社長は月700万円(年ではなく月ですよ!)のマンションに住んでいるとのこと。
住居費だけで年1億円近いではありませんか。この贅沢費で何人の契約社員の雇用を維持できるでしょうか。何億もの報酬で何百人も雇い続けられるということをマスコミはもっと指摘するべきだと考えます。
次々と下方修正を繰り返す大企業が後を絶ちません。自動車メーカーだけではなく、どこまで広がっていくのか。本当に未曾有の事態で予測不可能になってきました。
日本は呑気に「グルメごっこ」をしている状況ではないのかもしれません。私は本業に全力投球すればいいのですが(今までもやっています)、これしかやっていない呑気なヨイショライターや料理評論家への風当たりは今後強まると予想します。
先日「ルイ・ヴィトン」が計画していた銀座の「一棟借り出店」を撤回しました。
貸し元の「ヒューリック」と合意しているということは、キャンセル料の類を支払うことでしょうが、企業としては素早い判断に驚きました。
日本の大手サラリーマン経営者ですと、一時的な損失(キャンセル料など)が表沙汰になるのを嫌い、問題を先送り(このまま継続)しがちです。
「先々大きな損が出たとしても、そのときは退職金を貰ってやめていて、誰も責任を追及されない」と考えるからです。
今の小さな損を隠して将来の大損を招くのが大企業の宿命なのですが、「ルイ・ヴィトン」はイメージダウンを承知でよく全面撤回をしたと感心した次第です。
「ヒューリック」はこのままビル建設を続けるのでしょうか。「ルイ・ヴィトン」でさえ無理だと判断した銀座展開、完成しても入居するテナントが多いとは思えません。
不動産会社にも苦しい英断が必要だと考えます。
2日続けてグルメネタから離れてしまいました。
食べ歩き日記だけではなく、経済ネタを書けるグルメライターは日本広しと言え、J.C.オカザワと友里の2人くらいしかいませんのでどうかお許しください。