未曾有の不景気だからか、元々のコンセプトが間違っていたからか、フランス有名シェフの提携店の窮状が業界で噂されているようです。閉店の検討や新たなスポンサー探しの情報もいただきました。
またミッドタウンの閑散さですが、オープン2年持たなかったのはテナントには想定外だったのではないでしょうか。六本木ヒルズは会社がどんどん出て行ってしまったようで、ショップやレストランが取り残された状態になりました。再開発ビルや飲食店はこの1年が正念場だと考えます。
それでも都心で建設中のビルを目にします。銀座の新しいビルでも空きスペースが目立つのに、建築主は完成時にテナントが入ると思っているのでしょうか。その頃は景気が上向くと楽観的に考えているとしたら、大変なことになるかもしれません。
さて3店です。
たらふくまんま
久々の訪問です。接待相手が喫煙者だったので、時代の波に逆らう「喫煙可」のこの店を選びました。
3万円という高いコースが出来ていましたが、「蟹」がいくつか出てくるのが他のコースとの違いのようです。最近は蟹が得意でない私が後悔したのは言うまでもありません。
以前から高いながらも食材が良かったので再訪しておりましたが、CPが落ちたと感じた夜でした。
青空
久しぶりの訪問。この不景気でも相変わらず盛況でありました。当然2回転以上しております。
ツマミ、握り、支払額と安定しておりました。
小十
この店も2回転しています。高額店でもキャパを抑えていれば、不景気の影響が少ないと言うことでしょう。
家電や自動車もそうですが、欲をかいてキャパを絶頂期(好況時)に合わせるから景気後退で損失を拡大してしまうのです。