最近訪問した店 短評編 6

小泉元首相の麻生批判パフォーマンスも自民党の支持率回復の起爆剤にはならないようです。口先だけで中身がない、冷徹で自己中心的、実は一般庶民の事なんかまったく考えていない、といった本性がだんだん知れ渡ってきたからかもしれません。
まあ、自民党あってこその世襲政治屋・小泉家ですから、自民党と袂を分かつことはないでしょう。
今朝のTVでは野中元幹事長が、郵政民営化のどさくさの中の「郵貯によるオリックス株の買い支え」や「アメリカとの裏取引」を問題視しておりました。私には「小泉氏や竹中氏の郵政民営化は売国行為」といったニュアンスに受け取れました。
物事には必ず「表と裏」がある、というのは純粋(乙女チック)な「さとなお」さんのような方以外ならご存じの事だと思うのですが、「かんぽの宿」問題に端を発した郵政民営化の売国問題、捜査当局含めた徹底的な調査が今後行われるかどうか、「日本のチェンジ」が世界に問われる問題であると思います。
政権交代したら、簡単に一連の小泉・竹中構造改革の「真相」が究明されると思います。私は小泉・竹中の構造改革の「裏」を何としても明らかにしてもらいたい。
政権交代は前政権の闇、癒着、売国行為を暴き出す唯一の手段。
友里征耶は料理人に「緊張感」を求めてきましたが、政治屋も「緊張感」もって政(まつりごと)をしてもらいたいものです。
かんぽの宿のオリックスへの一括売却の白紙撤回、オリックスは企業イメージ含めてかなりの痛手、宮内さんの個人イメージは最悪となったようです。
今時、「あのオリックスの宮内さんと親しい」と自慢する人はいないでしょう。身内も肩身の狭い思いだと想像します。
「郵政民営化に一切タッチしていなかった」というオリックスのIRは「大嘘」との鳩山総務大臣発言。郵政民営化の流れの中での人事(神戸中心人事)は「犯罪行為」とまで突っ込んだ野中発言。
世界大不況で自動車はじめリース業が凍てついていると聞きます。「おごれる者は久しからず」と言う言葉を、「李下に冠を正さず」と「我田引水」に加えて宮内さんの辞書に加えていただきたいものです。
さて3店です。
鮨 安吉
博多へ連泊の出張で、去年末についでまた行ってしまいました。
初回ほどの満足感はありませんでしたが、豊富なツマミと握りの支払いが一人当たり1万台後半、まずまずでした。
い津み
博多に来たらやはり「フグ」と、高額有名店へ久々の訪問。
不景気の影響なのかホールは我々入れてわずか2組。2万6000円ほどのコースはそれほど傑出したものを感じませんでしたが、東京では1万円は高く支払わないと食べられない質であると考えます。
鮨 田可尾
やはりネットで評判な博多の鮨屋。安吉のようなスタイルと期待していたのですが、普通の寿司屋に近い。
刺身を中心にしたツマミ、握りと特徴なく面白味に欠けました。
支払いは一人2万円前後とかなりの高額路線。東京でこの請求額なら通用しない鮨屋だと考えます。
おまけ
華味鳥
博多の水炊きの店。昼に取引先との訪問です。
カウンター客はほとんど水炊きではなく普通の「定食」を食べておりました。
キャベツ主体の鳥の水炊き、コラーゲンたっぷりで話のタネには良いでしょう。HPをみて「お取り寄せ」を大々的にやっている有名店と知りました。